トライランダーの蔵出し写真館 第2号

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飯塚市コミュニティバス

2011-06-14 23:17:00 | バス
飯塚市は、福岡県の4つの地域区分のひとつ、筑豊の中心都市である。
人口は周辺市町との合併により、およそ13万人を有する県下では福岡、北九州、久留米に次ぐ第4位の都市となった。

飯塚市域においては、御多聞に漏れず西鉄バス路線網が網の目のように市内全域に伸び、それを補完する形で国鉄からJR九州バスの路線網も展開されていた。

しかしながら今世紀に入り、過疎化や、JRの電化による久留米や北九州への中距離バスの不振、更には規制緩和等の要因から、相次ぐ路線廃止が行われ、公共交通空白域が生ずることになる。

そんな中で、合併前の頴田、庄内、穂波、筑穂の各町においては、ふれあいタクシーや福祉バス等の公共交通機関が存在していたが、新たに旧飯塚市域も取り込み、コミュニティバスが運行されることとなったのである。

飯塚市コミュニティバスの特徴として、複数の事業者が路線ごとに受託しているという点が挙げられる。
運賃は100円均一で、回数券は各社共通のようである。

それでは路線ごとに紹介する。


穂波地区北廻り線。飯塚、宮若で貸切バスを展開する「誠心物流」が運行。誠心は乗合バス免許を取得しているようで、「乗合」表記である。三菱ローザ・前期型ショート車を使用。県内で見られる前期型ショート路線車は、西鉄バス大牟田(方向幕無し)に1台存在するぐらいで、なかなか貴重である。




穂波地区南廻り線。筑前大分駅前で撮影したが大分駅前は数路線が集まるターミナル的存在となっている。
こちらも誠心物流が運行、日野レーンボーを使用。同社にはレインボーの貸切車も存在し、こちらはプラグドアとなっている。

北廻り、南廻り線ともに1日3往復。


穂波地区ふれあいタクシー。朝に1本のみの運行であるがバス停は本格的なもの。
飯塚駅前には穂波地区北廻り線も乗り入れるが、こちらはバス停の位置が異なり、西鉄バスの昭和通一丁目バス停の隣にある。時間の都合で撮影できず。



おまけ・誠心物流のレインボー貸切車。

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