トライランダーの蔵出し写真館 第2号

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SUN Q パス 日田バスの旅2

2011-05-06 21:34:00 | バス
途中下車した中鎌手は、郵便局や小学校もあり、ちょっとした集落であった。
先ほど見たバス「エアロミディ」が、数分遅れて折り返してきた。
この車両は1991年製造で、20年を経た古参車である。余談であるが、私が写真を撮り始めた頃の91年、青春18きっぷで久大本線を旅した折、途中下車した日田駅前で撮影したのが生後間もないころの(?)この車であった。
 写真を撮り始めて数年は、ちょこっとかじる程度にバスを撮影していたが、その後長いブランクを経て、2~3年ほど前から再びバスに対する関心が芽生えてきたのである。
その間、2003年に沖縄を旅した際に目撃したあのモノコック車の大群など、今になっては何故写真を撮らなかったのか悔やまれるシーンも多々あったものである。
 しかしながら何を言っても後の祭りである。デジカメ全盛の今日、以前よりも撮影のハードルは低くなった。今は、今しかないのである。

 余談が長くなってしまったが、中鎌手12:33発日田バスセンター行きは、終始乗客は私だけであった。
行きの杖立行とは一部ルートが異なり、大山町内でも川沿い(行きは急勾配の高台を上がる)を向かう。
律儀に「次は○○です」「○○通過しまーす」の運転士の肉声が響く。途中で「お客さん、仕事ですか?趣味ですか?」と尋ねられたので、趣味で来ている旨を話し、色々と世間話が弾んだ。
聞くところによると、この運転士氏、かなりのバス好きなようで、近々高速バスに乗務するという。その頃気付いたのだが、この運転士氏、西鉄の制服とネクタイ姿だったのである。先ほど乗車した杖立行赤バスは、紺色のスーツに無地のネクタイであり、年輩の方であった。
それを疑問に思ったので、尋ねてみると雇用形態(嘱託)の違いであるということであった。杖立行は年輩の方であったので、退職者の再雇用であるのかもしれない。

 日田市街に入ると、行きの杖立行とは若干異なるルートを通り、終点日田バスセンターに着いた。

 その後森町行の発車時間まで時間があったので、日田バス(株)のご好意で車庫内撮影をさせて頂いた。


最近は西鉄グループ他社からの移籍が活発になっており、車両の動きが激しくなっている。
特に貸切車は、日田バスオリジナル塗装の車両は見当たらなかった。
右は日田バス生え抜きの数少ない貸切車。



森町行発車直前には、日田市福祉バス五条殿行が発車していった。車体には「スクールバス」の表記がある。

日田バスセンター13時59分発森町行は、またしても赤バスであった。
日田から玖珠(豊後森)まで、久大本線に並走して走ることから、日田バスの一般路線の中では最幹線に近い路線だと思われる。と、言っても区間便を除けば、1日5往復しかない。