飲食居抜きソムリエ  山田 茂  飲食を辞める始めるときのブログ                 

飲食店を希望を持って始めたり順調に多店舗化したり、内装設備に費用がかなり掛かります。その投資を回収できます。

6.サブリース事業 25

2019-05-08 10:11:49 | サブリース事業

サブリースしたいとき
     早めの相談が より 効果的です
        

   お問合せ等は、
   メッセージメッセージを送る
   クリック       

                        トップページへ
             バックナンバー

 

 

      純喫茶を始めた男  new                                                                                
      の「なるほど」の勝算                                                                                 
              連載 12 

      喫茶店経営を思い至った経緯

      家具の仕入れと販売を順調に
      続けてきた村田さんは、どう
      して喫茶店経営に踏み出そう
      と考えたのだろうか。
      村田さんはさまざまなイベン
      トに出店し、そこで家具や食
      器を売っていた。ネットショ
      ップと違い、リアルな場で商
      売をすると、お客からさまざ
      まな情報が仕入れられる。ま
      た、「こんな家具を探してい
      るんだけど、取り扱っていま
      すか?」といった商談もでき
      る。
      (次回に続く)

 

 

                                                                      
               連載 11 

     仕入れ先の開拓は?

      仕入れ先の情報はどのように
      して得ているのだろうか。「
      あの喫茶店が閉店するらしい
      」という情報は純喫茶の愛好
      家たちの間で共有されるので
      、村田さんの耳に自然と入っ
      てくる。そして、村田さんは
      直接お店を尋ねて家具を引き
      取らせてくれないかと依頼す
      る。また、店をたたもうかと
      考えているオーナーの多くは
      高齢者で、ネットに詳しくな
      いケースがある。そのオーナ
      ーが閉店の意向を周囲に伝え
      ると、常連客やオーナーの息
      子・娘が、「村田商会という
      ところが、家具を引き取って
      くれるらしいよ」と教えてく
      れることもあるという。「(
      家具の処分に困った喫茶店の
      オーナーから)最後の駆け込
      み寺的な存在として認知され
      ています」(村田さん)。
      (次回に続く)

 

   

                                                       
               連載 10 

      仕入れのコストが安い

      この点について、村田さんは
      「家具を仕入れるにあたり、
      いくらかお支払いすることも
      ありますが、無料で引き取る
      こともあります。通常、喫茶
      店の家具は引き取り手がほと
      んどいないので、処分するの
      に数万円~10万円くらい費用
      がかかります。お店のオーナ
      ーからしても、処分代を節約
      できるメリットがあるだけで
      なく、自分が愛着を持ってい
      る家具を大事に使ってもらえ
      るという安心感もあります」
      と説明する。つまり、仕入れ
      のコストがそれほどかからな
      いのだ。
      (次回に続く)

 

 

 

                                    
                連載 9 

      安く売っている

      小さなお店を始めようと考え
      ているお客が、まとまった数
      の椅子やテーブルを注文購入
      するケースもある。マスク専
      門店、喫茶店、書店などさま
      ざまなお店で家具が活躍して
      いる。それにしても記者が気
      になったのは、テーブルや椅
      子が思ったより安かったこと
      だ。例えば、2人のお客が向
      かい合って座るようなテーブ
      ルが5000円や6500円で売ら
      れている。椅子も4000円や
      6000円だったりする。もち
      ろん、1万円以上のものもあ
      るのだが、椅子やテーブル
      を1個5000円前後で販売し
      て利益が出るのだろうか。
       (次回に続く)

 




                   
               連載 8 

      リアル情報を掲載

      村田商会のWebサイトでは、
      取り扱っているテーブルや椅
      子の写真を更新順に並べてい
      るだけでなく、どんな喫茶店
      で使われていた家具なのかと
      いう情報も掲載している。こ
      ういった姿勢が「あのお店の
      テーブルを買いたい」という
      お客からの注文につながって
      いる。中古の家具というのは
      実際に使い心地を確かめてか
      ら購入したいと考えるお客が
      多いが、自分が通っていたお
      店の椅子やテーブルならば、
      ネットショップで安心して購
      入できるという側面もある。
       (次回に続く)

 

       
               連載 7                                                                                              

      開店時から好調

      ネットショップの村田商会に
      は、オープン当初から反響が
      あった。村田さんはSNSで純
      喫茶についての情報発信をし
      たり、同じ愛好家の友人らと
      一緒にお店を訪ねたりしてい
      た。そのため、村田商会の存
      在は自然と口コミで広がって
      いった。村田さんのビジネス
      は最近注目されている「小商
      い」に該当するものといえる
      が、ビジネスを始める前に、
      コミュニティーの中で認知さ
      れていたことが成功の秘訣だ
      ったのかもしれない。
      (次回に続く)

 

 

                                                                                
              連載  6

      ネットショップ開店

      店主の言葉を聞いてからの行
      動は早かった。知り合いが利
      用しているシェアスペースの
      一角を格安で「倉庫」として
      借り受け、トラックを運転し
      て家具を引き取りにいった。
      ネットショップをオープンす
      る際も、特別に勉強したりノ
      ウハウを学んだりしたわけで
      はなく、一般的なネットショ
      ップ運営サービスを利用して
      村田商会を開店した。15年1
      2月のことである。
      (次回に続く)

 

                                                                    
               連載  5

      退職後に開業

       14年8月、村田さんはそれま
       で勤めていた会社を辞めるこ
       とになった。退職後に何をし
       ようかなと思案していた際、
       これまでぼんやりと「商売に
       なるかなあ」と考えていた喫
       茶店の家具の販売を手掛けよ
       うという気持ちが強まってい
       ったという。ある日、近所の
       喫茶店が閉店すると知った村
       田さんは、思い切って店主に
       「閉店したらこの家具はどう
       するんですか?」と聞いてみ
       た。すると、店主は「ほしい
       ならあげるよ」と言ってくれ
       た。
       (次回に続く)



                                                    
               連載  4

       ジャンルの隙間の発見

       25歳のとき、閉店することに
       なった喫茶店を訪れた際、マ
       スターから「この家具は全部
       捨てちゃうんだ」という話を
       聞いた。それはもったいない
       ということで、家具を譲り受
       け、自宅に持ち帰った。その
       ころから、村田さんはあるこ
       とに気付き始めていた。「輸
       入アンティークや日本の和家
       具といったものは、中古品と
       してジャンルが確立していま
       す。しかし、開業してから数
       十年が経過した喫茶店の家具
       というのは、アンティークほ
       ど古くなく、普段使いの家具
       としても定着していませんで
       した。いわゆる新古品とも違
       いますし、“ジャンルの隙間”
       のような存在だなあと思って
       いました」
        (次回に続く)

 

                                  
               連載  3.

       古い喫茶店に足げく通う

       村田さんはネットショップの
       運営をする前、会社員として
       洋服や雑貨の中古販売を手掛
       けていた。地方へ転勤するこ
       ともあったが、中古品販売の
       ノウハウは現在のビジネスに
       直接生きているわけではない
       という。東京生まれ、東京育
       ちの村田さんは学生時代から
       古い喫茶店に足しげく通って
       いた。大学を卒業して社会人
       になってからは行動範囲を広
       げ、地方の喫茶店も訪問する
       ようになった。
       (次回に続く)

       

 

                  
               連載  2

       喫茶店の家具販売とは

       安さを武器にしたコーヒーチ
       ェーンが次々とオープンして
       いる。また、コーヒー1杯の
       単価はスタバより少々高いが
       、居心地の良さを売りにした
       ルノアールといったチェーン
       も好調だ。そのため“ 昭和の
       純喫茶” が次々と姿を消して
       いる。こんな状況で、男性は
       どんな勝算があって喫茶店の
       経営に乗り出したのだろうか
       。村田商会を運営するのは村
       田龍一さんだ。名刺を見ると
       「喫茶家具・食器等の買い取
       り・販売 喫茶店営業」と書
       いてある。「自分1人が食え
       るくらいは稼げる」(村田さ
       ん)ようになったので、夢の
       喫茶店経営に乗り出したとい
       う。いったい、どんな経緯で
       喫茶店の家具を販売するよう
       になったのだろうか。
       (次回に続く)

 

 

       純喫茶を始めた男  
       の「なるほど」の勝算
              新連載  1

       JR西荻窪駅(東京都杉並区)
       から徒歩数分の場所にレトロ
       な雰囲気が漂う喫茶店がある
       。店の前には値札のついた椅
       子やテーブルが置いてある。
       いずれも使い込まれたものば
       かりで、数十年営業してきた
       喫茶店に置いてありそうだ。    
       ここは、2019年1月にオープ
       ンしたばかりの「村田商会」
       だ。正確に説明するならば、
       老舗の喫茶店を1人の男性が
       引き継いで、自分のお店とし
       て運営しているのだ。お店で
       はコーヒーなどを提供してい
       る。また、閉店せざるを得な
       い喫茶店の椅子やテーブルを
       引き取り、補修したうえで自
       前のネットショップなどで販
       売している。
                   昆成徳 ITmedia
                    (今回新連載です)

 

 

       インドから「不動産の new                                                                                  
       アマゾン」上陸 最終回 14

       新しい発想で賃貸事業

       インドのOYO本体はソフトバ
       ンク・ビジョン・ファンドな
       どから10億ドルを調達してお
       り、物件取得費やある程度の
       空室は初期投資として割り切
       る体力を備えている。勢いが
       急に衰えることはなさそうだ。
       「われわれは(出店者を集め
       るECモールではなく)アマゾ
       ンのように自ら仕入れを行う。
       リスクはあるが、価格やサー
       ビス内容を自由にコントロー
       ルできるため、顧客に大きな
       ベネフィットを提供できる」
      (勝瀬CEO)。「不動産業界の
       アマゾン」は、これまでにな
       い発想で賃貸事業に照準を定
       めている。
        (今回最終回です)

 

               連載  13

       インパクトは大きい

       賃貸と一緒に展開することに
       はリスクがある」(勝瀬CE
       O)。さらに90日を超えると
       、法律上「一時使用目的の建
       物賃貸借」と認定されないリ
       スクがある。そのためOYO L
       IFEでは、90日を超えて住む
       場合、改めて書面で定期借家
       契約を結ぶようにした。この
       点で、自慢の「契約電子化」
       が完全に実現したわけではな
       い。それでも、サービス開始
       前から数百部屋を借り上げる
       など、拡大を続けるOYO LIF
       E のインパクトは計り知れな
       い。
       (次回最終回です)

 



               連載  12
  

       民泊に旬出進出はしない

                    今後はマンションを1棟丸ご
                    と借り上げる予定だというが
                    、ヤフーが抱える膨大な会員
                    に訴求したり、法人利用を獲
                    得したりするなどさまざまな
                    チャネルで物件を提供してい
                    くことが欠かせない。利用日
                    数を原則30~90日としたの
                    には理由がある。まず最低利
                    用日数の30日は、1カ月未満
                    の利用が旅館業法に抵触しか
                    ねないため。「民泊に進出す
                    る気はない。
                     (次回に続く)

 

       

                連載  11

       住み替え文化の啓もう

       OYO LIFEが主要な利用形態
       と位置づけるのは、30日から
       90日までの利用。短期間での
       住み替えを促すOYO LIFEに
       とって、入退去に伴う空室は
       通常の賃貸住宅よりも頻繁に
       発生する。勝瀬CEOは「OYO
         LIFEには客付けの力があり、
       (空室による機会損失は)十分
       に賄える」と自信を見せる。
       カギは短期間での住み替えを
       文化として根付かせられるか
       だろう。都心で月10万円以上
       の家賃を払いつつ、住居を転
       々とすることを望む層は多く
       はない。
       (次回に続く)

 

 

               連載  10

       在庫リスク

       画期的に見える事業だが、成
       否がわかるのはこれからだ。
       入居者に対するサービス提供
       は規模の経済が働き、人数が
       多ければ多いほどコストは減
       り、利便性は増える。他方で
       、物件を大量に抱えることは
       「在庫リスク」にもさらされ
       ることになる。物件所有者に
       は賃料保証を行っており、空
       室が続いても家賃は毎月納め
       る必要があるからだ。
       (次回に続く)

        

 

                連載 9 

         顧客満足の最大化が一番

                     家電やWi-Fi、電力など備え
                     付けのサービスを、ヤフーや
                     その親会社であるソフトバン 
                     クが一括して提供することも
                     考え得る。これらのアイデア
                     について勝瀬CEOは「顧客満
                     足の最大化が一番。必要とあ
                     らばその都度検討したい」と、
                     今後の展開に含みを持たせた。
                     (次回に続く)

 

                連載 8 

       貸主の立場を生かすサービス

       そして、仲介でなく「貸し主
       」としての立場は、賃貸事業
       を超えたポテンシャルを秘め
       ている。なぜなら、入居者の
       属性に関するデータを保有す
       ることで、それに基づいたさ
       まざまなサービス提供が可能
       になるためだ。企業とタイア
       ップをして、年代や趣向、生
       活スタイルに当てはまる入居
       者へのアンケートや製品サン
       プル、また家具家電のモニタ
       ー利用といったサービスが挙
       げられる。ファミリーや高齢
       者といった、一定の属性の入
       居者が集まれば、子育てや高
       齢者介護などのサービスを付
       加価値として提供する余地も
       生まれる。
       (次回に続く)

 

        

                  連載 7 

 

         ランニングコストで回収 

       「(敷金・礼金・仲介手数料
       ・引っ越し代金などがある場
        合と比べて)18 ヵ月までは
        OYO LIFEで住んだ方が安く
        なる水準」(勝瀬CEO)が
        家賃設定の目安だといい、
        イニシャルコストをなくした
        分、ランニングコストで回収
         する設計となっている。とは
       いえ、単なる賃貸住宅のサブ
       リースにとどまれば、既存の
       業者との競争に巻きこまれて
       しまう。今後のビジネス展開
       についてはOYO LIFE、そし
       て出資者であるヤフーもとも
       に「検討中」とするものの、
       賃貸事業はあくまで入口にす
       ぎないと推測される。
       (次回に続く)

 

               連載 6 

      賃貸はあくまで
      入口にすぎない?

      OYO LIFEにとってもう一つ
      の売りである「敷金・礼金・
      仲介手数料無料」は、収益源
      を契約後に求めることで実現
      した。家具家電が設置済みで
      Wi-Fiも完備とはいえ、OYO
        LIFEが展開する物件の家賃水
      準は周辺相場よりもやや強気
      だ。品川区内のあるマンショ
      ンでは、およそ10  万円弱で
      賃貸に出されている物件を、
      12万円強で貸している。
      (次回に続く)

 

 

               連載 5 

 

      貸主の隙間をつく

      2017年10月よりテレビ電話
      などを介した「IT重説」が解
      禁され、説明を聞くためだけ
      に来店する必要はなくなった
      。それでも契約成立時には書
      面を交付しなければならず、
      手続きの完全なペーパーレス
      には障壁が残っていた。だが
      、これはあくまで「仲介」の
      場合だ。物件の貸し主が直接
      借り主とやりとりする場合に
      は、宅建業法の射程外となり
      重説の必要はない。自ら貸し
      主となるサブリースはこれに
      当たる。すでにアパートのサ
      ブリースを展開するレオパレ
      ス21が「貸し主」としての立
      場を生かして、2015年11月
      より直営店で契約の電子化を
      進めているが、OYO LIFEも
      この空隙を突いた。
      (次回に続く)

 

 

 

 

               連載 4 

      サブリースで電子化

      OYO LIFEの特徴は、物件の
      貸し主と借り主とをつなぐ「
      仲介」ではなく、自ら物件を
      借り、それを転貸する「サブ
      リース」を採っている点だ。
      実は、これが契約の電子化を
      達成するためのカギとなる。
      これまで電子化が進まなかっ
      た理由は、不動産業界がITに
      及び腰というよりも、むしろ
      賃貸借契約が法律でがんじが
      らめに規制されているためだ
      った。宅地建物取引業法(宅
      建業法)は物件概要や契約条
      件などが記載されている「重
      要事項説明書(重説)」につ
      いて、専門の資格を有した宅
      地建物取引士が対面で説明し
      なければならないと規定して
      おり、これが電子化を阻む要
      因となっていた。
      (次回に続く)

 

 

 

               連載 3 

      ライフスタイルに
      合わせた住居の提案

      家賃と共益費、そして退去時
      の清掃費以外は原則として費
      用がかからない。つまり敷金
      や礼金、仲介手数料は無料だ
      。狙うのは、自分のライフス
      タイルに合わせて住居を転々
      とすることに魅力を感じる若
      い世代。退去にかかる金銭的
      、時間的コストを最小限に抑
      えることで、春は桜の見える
      ところ、夏は海に近いところ
      といったように、気軽に住み
      替える需要を掘り起こす。
      「既存の不動産業者とは友好
      的にやっていきたい」(勝瀬
      CEO)と話すが、型破りなO
      YO LIFEのビジネスモデルに
      対しては「不動産業界にもい
      よいよ『黒船』が襲来した」
      との声もある。契約電子化と
      明朗会計という賃貸住宅にあ
      りそうでなかったサービスは
      、どのようにして誕生したの
      か。
      (次回に続く)

 

 

               連載 2 

      ホテルは競争が激しいが、賃
      貸住宅ではホテルのように合
      理的な商品やシステムが成熟
      していない」と語る。「OYO
      はリビングスペースを提供す
      る会社。賃貸住宅とホテルと
      の間に明確な違いは見出して
      いない」(同)。

      ライフスタイルに合わせて
      住居を変える

      OYO LIFEの賃貸事業では、
      面倒な手続きをすべてすっ
      飛ばした。Webサイト上で
      入居したい住宅を選んで必
      要事項を入力するだけ。保
      証人は不要、保険や光熱費
      の契約もOYO LIFEが行い、
      部屋には家具家電が完備さ
      れ、身一つで引っ越しが可
      能だ。サイト上には都心部
      を中心にワンルームマンシ
      ョンなどが数多く表示され
      、3月中に 1000 部屋の取
      得を掲げる。
      (次回に続く)

 

 

      インドから「不動産の 
      アマゾン」上陸 新連載 1 

                賃貸市場12兆円に挑戦

                敷金・礼金・仲介手数料は無
                料、契約手続きはすべてスマ
                ホで完結。不動産屋に出向く
                ことはおろか、紙での書類の
                やり取りも一切なし。賃貸住
                宅にもいよいよIT旋風が吹き
                始めた。仕掛けたのはインド
                発のホテル運営会社OYO(
                オヨ)だ。OYOはインドのほ
                か、インドネシアや中国、イ
                ギリスなど世界8カ国で事業
                を展開する。日本ではヤフー
                と共同で「OYO TECHNOLO
                GY&HOSPITALITY JAPAN
               (商標:OYO LIFE)」を設立
                した(OYO66.1%、ヤフー3
                3.9%出資)。日本ではホテル
                ではなく、賃貸住宅事業に進
                出する。その理由についてO
                YO LIFEの勝瀬博則CEOは、
               「日本の賃貸住宅市場は約12
                兆円と、ホテル市場の10倍。
                    一井 純 東経記者
     (今回新連載です)

 

 

      スーパーで働きつつ                   
      寿司屋を開いた男の達観
            最終回  31

      どんどん紹介して

      そう言うと、近藤さんは笑い
      ながら「人に紹介したくない
      と思われているお店が、その
      まま潰れてしまうことって実
      はよくあるんですよ。いいと
      思った店はみんなに紹介して
      ください。それがいちばんで
      す」と語った。
      たしかに潰れてしまっては元
      も子もない。皆さんももし自
      分だけの美味しいお店を知っ
      ていたら、そっと教えてほし
      い。
      (今回最終回です)

 

 

     
              連載  30

                 紹介したくない

                 味噌には塩分が入っているの
                 で味噌漬けにすると浸透圧で
                 水分が抜ける。そして水分が
                 抜けたところに味噌の旨味が
                 入っていく。味噌の旨味が入
                 ったアマダイを炙ることで、
                 さらに旨味も出て風味も出る。
                 頬張ると、味噌と魚の香りが
                 口中いっぱいに広がった。噛
                 めば身からグッと味が出る。
                 なんとも美味い。こういう隠
                 れ家的なお店は、逆に人に紹
                 介したくなくなる。自分だけ
                 の店にして、とっておきの接
                 客のときなどに使いたい。
                 (次回最終回です)

 

      
              連載  29

      オリジナルメニュー

      コースの最後は、アマダイの
      味噌漬けのあぶりのおすしだ
      った。店内で豪快にバーナー
      の炎であぶる。香ばしい臭い
      が店内に広がる。このおすし
      は近藤さんのオリジナルメニ
      ューだという。「カラスミを
      味噌漬けにするときの味噌が
      余ったんです。それでどうし
      ようかなと思って。昆布締め
      と同じ発想でいけるんじゃな
      いかな?と思いつきました」
      昆布締めは、食材に昆布を巻
      くことで水分が昆布に吸収さ
      れて身が締まる、それと同時
      に昆布の旨味が食材に移り美
      味しくなるという原理だ。
      (次回に続く)

 

      
              連載  28

      いいと思った店は
      みんなに紹介してほしい

      開店から  3カ月ほどで閉店て
      しまう飲食店は少なくない。
      「この1年はとても面白い1年
      でした。でもここからが本当
      の勝負だと思います。とにか
      くここで最低 5年はお店をや
      ろうと思ってます。5 年頑張
      って、移転の費用も稼げない
      なら、それまでかなとも思い
      ます。軌道に乗ったらここを
      拡張するかもしれないし、新
      しいお店に移転するかもしれ
      ません。頑張って費用を貯め
      られるだけの実力をつけたい
      ですね」近藤さんは笑顔で言
      った。
      (次回に続く)

 

 
              連載  27

      勤務先のスーパーが閉店

      そして2018年7月、働いて
      いたスーパーが閉店になって
      しまった。「じゃあもうすし
      屋一本でやっていこうと思い
      ました。オープンを18時に変
      更しました。仕込みにも時間
      をかけられるようになって、
      より精度が高くなりました」
      口コミで客も増え、すし屋一
      本でも営業していくことがで
      きるようになった。そしてあ
      っと言う間に、開店して1年
      が経った。
      (次回に続く)

 



      
              連載  26

      まずは食べてもらう

      サービス価格でまずは皆さん
      に僕のすしを食べてもらって
      、自分の腕を見てもらいまし
      た。すし屋をオープンして、
      友達が食べに来てくれるか?
      というとそんなことは全然な
      いんですよ。腕の保証がない
      と、友達だって来てもらえま
      せん。そうやって、食べてい
      ただいて自分の腕を知っても
      らいました」
      (次回に続く)

     
              連載  25

      集客に努力

      仕事をしたネタやシャリを持
      ってお店に向かい、19時にお
      店をオープンしていた。そん
      な忙しい日々を送っていたが、
      同時にお客さんを呼び込む努
      力もしていた。「知り合いの
      バーで開催したすしイベント
      に参加しました。
      (次回に続く)

 

      
              連載  24

      仕込みは実家でする

      松寿しは狭いため店内で仕込
      み作業ができない。14~15
      時に仕事を終えて、実家のす
      し屋へネタを持っていき、そ
      こで急いで仕込みをする。お
      米も炊く。「ここ(松寿し)
      で仕込みをしたほうが効率が
      いいのはわかっているんです
      けどね。こればっかりは仕方
      がないです」
      (次回に続く)

 

     
              連載  23

      スーパーで働きながら

      「夢は大きかったですが、い
      きなりすし屋の収入だけで運
      営していくのは厳しいですか
      ら、お昼はスーパーで働きま
      した。当初はお昼の稼ぎで家
      賃を払っていました」“  丁寧
      に仕事をしたすし”  を提供す
      るということは、つまり作業
      時間が長くかかるということ
      だ。スーパーで働きながら、
      すし屋をするのはとても大変
      だった。「 朝8時に起きて市
      場に行きます。買った魚はい
      ったんバイト先のスーパーの
      冷蔵庫にしまって、それから
      はスーパーの仕事をします」
      (次回に続く)

 

      
              連載  22

      いろいろな技法を採用したい

      文献をたどり古い技術を再生
      させることもある。また、た
      またま食べに行った、ミシュ
      ラン二つ星のレストランのメ
      ニューを再現する。頭の固い
      人には邪道と呼ばれる技法だ
      って、美味しければドンドン
      取り入れていきたい。世界各
      国の食材加工の技術(たとえ
      ば鶏をヨーグルトに漬け込ん
      だタンドリーチキン)もいつ
      かすしに応用できると思って
      いる。
      (次回に続く)

 

      スーパーで働きつつ  
                 寿司屋を開いた男の達観
              連載  21

      すしオタク

      「『おすしの店』にしたかっ
      たので、あてもの(おつまみ
      )は極力置かないことにしま
      した。心から『すしを食べた
      い』と思ったとき、うちを選
      んでほしいですね。今はすし
      バーを名乗ってますが、すし
      好きが集まるすしサロンにし
      たいと思ってます。空間を楽
      しんでもらいたいですね」
        近藤さんは自分のことを“す
      しオタク”だな、と自覚して
      いる。 美味しいモノには貪
      欲だ。
      (次回に続く)

 

 

            トップページへ
             バックナンバー

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 3.野菜コーディネーター 55 | トップ | 4.売上UP作業計画 38 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サブリース事業」カテゴリの最新記事