飲食居抜きソムリエ  山田 茂  飲食を辞める始めるときのブログ                 

飲食店を希望を持って始めたり順調に多店舗化したり、内装設備に費用がかなり掛かります。その投資を回収できます。

6.サブリース事業 26

2019-07-12 09:31:21 | サブリース事業

サブリースしたいとき     
早めの相談が より 効果的です
        

   お問合せ等は、    
  メッセージメッセージを送る    
  クリック       

           トップページへ             
            バックナンバー


  令和に生き残れる   new                
   居酒屋の4条件 連載  6

  総合から専門店へ

  総合居酒屋として平成の時代
  に事業拡大を成功させた同社
  ですが、直近の7年間の決算
  資料を確認してみると、13
  年3月期に740億円あった同
  社の国内外食事業売り上げは
  19年3月期では477億円と約
  64%にまで縮小しています。
  総合居酒屋業態の不調は和民
  に関わらず、その他チェーン
  も同様です。こうした総合居
  酒屋の苦戦が苦戦する要因の
  一つとして「専門居酒屋」の
  台頭が挙げられます。平成の
  中頃から終わりにかけては、
  焼き鳥専門店の「鳥貴族」、
  鳥料理専門店の「塚田農場」
  、ギョーザ専門店の「ダンダ
  ダン酒場」といったブランド
  が大きく成長し上場を果たし
  ています。これは昭和時代の
  「総合居酒屋」から、平成時
  代に「専門居酒屋」へトレン
  ドが大きく変わったことを表
  しています。
  (次回に続く)

 

          連載  5 
 
  居酒屋業界の歴史を見る

  居酒屋業界は70年代に入る
  と毎年2桁成長をする産業と
  して大きく飛躍します。そし
  てその勢いはバブル経済の波
  に乗り、さらに成長を続けて
  いきます。まさに昭和後期は
  居酒屋の成長期でした。この
  時期の大きな特徴は「総合居
  酒屋」です。総合居酒屋とは、
  その名の通り、お刺身、焼き
  鳥、おつまみ、ごはんなどさ
  まざまなメニューが楽しめる
  形態の居酒屋の総称です。こ
  うした総合居酒屋の全盛期を
  けん引した会社が(昭和後期
  である)84年に誕生したワ
  タミです。「つぼ八」のフラ
  ンチャイズ店舗として展開し
  ていた同社は、92年に居酒屋
  「和民」を出店し、そこから
  大きく事業を拡大し98年8月
  に東京証券取引所市場第二部
  に株式上場。2000年3月には
  東京証券取引所市場第一部に
  株式上場を果たします。
  (次回に続く)


          連載  4

  テイクアウト急増

  こちらは外食産業や居酒屋業
  界とはうって変わり、30  年
  前は2兆2187億円であった売
  り上げが17 年には7 兆7040
  億円と実に347%も伸びてい
  るのです。つまり昔は家で作
  って食べる以外の選択肢とし
  て「外に食べに行く=外食」
  が大きなウェイトを占めてい
  ましたが、近年では「外で買
  って家で食べる=中食」とい
  うニーズが大きく高まってき
  ていることも、外食産業全体
  や居酒屋業界の不調に影響を
  及ぼしているといえます。
  (次回に続く)

 





          連載  3

  ビール・日本酒は大幅減

  次に、「日本人の酒離れ」に
  ついて見てみましょう。経済
  産業省の経済解析室が公表し
  ている鉱工業指数で、酒類の
  出荷推移を確認できます。国
  産ビールの出荷量(課税移出
  量)を見てみると、07~ 17
  年の10年間で約25% 減少し
  ています。日本酒に至っては
  10年間で約29% も減少して
  います。では、日本人の「食
  」全体に対する支出が減って
  いるかというとそうではあり
  ません。中食(購入して持ち
  帰るあるいは配達などによっ
  て、家庭内で食べる食事)の
  売り上げはどうでしょうか。
  中食業界の売り上げをみる上
  で一つの指標となる「料理品
  小売業」の過去30年間におけ
  る売り上げの推移を見ていき
  ます。
  (次回に続く)





          連載  2

  居酒屋業界の売上高
  と日本人の酒離れ

  まず、居酒屋業界の過去30年
  間の売り上げ推移を見ていき
  ます。公益財団法人「食の安
  全・安心財団」が発表してい
  る「外食産業市場規模推移」
  によると、居酒屋・ビヤホー
  ル等の売上高は1980年代の
  バブル景気に乗って大きく成
  長し、92年度のピーク時に
  は約1兆4629億円でした。し
  かし2017年度には約1兆94
  億円とピーク時の69%程度に
  まで落ち込んでしまっていま
  す。ここ数年はやや回復傾向
  にあるものの、居酒屋業界は
  依然として厳しい環境となっ
  ています。
  (次回に続く)

 

  令和に生き残れる   
  居酒屋の4条件 新連載  1

  飲食店コンサルティングを手
  掛けるスリーウェルマネジメ
  ント代表の三ツ井創太郎です
  。今回は業界全体が縮小して
  厳しい経営環境にある「居酒
  屋業界」に関して、「令和時
  代に生き残る居酒屋の4つの
  条件」というテーマでお話を
  させていただきます。まず、
  居酒屋業界の過去30年間の売
  り上げ推移を見ていきます。
   三ツ井創太郎 ITmedia
     (今回新連載です)

 

 

    取扱量が5年で激増  new                        
   大黒屋で酒の売買が活発に                                                                
         最終回   7

  中古市場は可能性あり

  ブランドのバッグや時計と違
  い、酒の価格は比較的安定し
  ているのが特徴だ。例えば、
  有名ブランドのバッグは為替
  の影響によって価格の変動幅
  が大きくなる。また、チケッ
  トは市場に多く出回るほど買
  い値と売り値が安くなる傾向
  がある。現在、大黒屋では国
  産ウイスキーの取扱量が多い
  が、焼酎や日本酒といった酒
  が海外でさらに高く評価され
  るようになると、“中古市場”
  はますます拡大していくかも
  しれない。
  (今回最終回です)

 

                                                          
          連載   6

       地道なマーケティング
   施策も効果あり

      大黒屋で酒の取扱量が急激に
        増えた理由は他にもある。同
        社は、数年前から宅配買い取
        りに力を入れている。酒の買
        い取りに対応した店舗は都内
        だけでなく全国各地にあるが
        、「重い酒をわざわざ持ち込
        むのは面倒くさい」と考える
        お客がいる。買い取りをして
        いることを宣伝するのはもち
        ろん、商品を検索しやすいよ
        うにWebサイトを改良したり
        、買い取り価格の目安を表示
        したりするなど、専門部署と
        協力して地道なマーケティン
        グを行ってきた成果が出てい
        るという。
        (次回最終回)

 

 

                                          
          連載   5

   買取後の買主は

   「贈答品として酒をもらった
   が飲まずに棚に入れっぱなし
   にしていた」「酒のコレクシ
   ョンを処分せざるを得なくな
   った」といった事情を抱えた
   お客が「もしかしたら高く売
   れるかも?」と考え、大黒屋
   に買い取り査定を依頼してい
   るとみられる。大黒屋が買い
   取ったお酒を購入しているの
   は誰なのか? 担当者による
   と、一般客だけでなく、訪日
   外国人観光客やオークション
   代行業者が、大黒屋のECサイ
   トなどで購入することが多い
   という。
   (次回に続く)





                                  
          連載   4

       日本のウイスキーが人気

      買い取る酒はウイスキー、ブ
        ランデー、ワイン、シャンパ
        ン、日本酒、焼酎、中国酒、
        ジン、ラム酒など幅広い。そ
        の中でも圧倒的に取り扱い量
        が多いのが、国産ウイスキー
        だ。背景には日本のウイスキ
        ーが海外で高く評価されるよ
        うになったことがある。
        例えば、サントリーの「響17
        年」は人気が高まり供給が追
        い付かないことから、18年9
        月以降、販売を休止している
        。その他の響シリーズも、一
        般客の購入が難しい状況が続
        いている。
        (次回に続く)




  
                     
          連載   3

    買取方法

   酒の買い取りはどのようにし
   て行われるのか。大黒屋の場
   合、店舗に直接持ち込む方法
   や宅配買い取りなどがある。
   宅配買い取りの流れはこうだ
   。まず、お客が電話やメール
   で酒を売りたいと申し込む。
   すると、宅配キット(伝票や
   段ボール箱)が自宅に届く。
   お客は酒の瓶を緩衝材で包み
   、箱に詰めて配送業者に渡す
   。後日、査定結果メールが届
   くので、問題ない旨を伝える
   とお金が振り込まれる。ちな
   みに、開封品や瓶にヒビがあ
   るものなどは買い取りの対象
   外となる。
   (次回に続く)

 

           
          連載   2

  「お酒が売れる」という
   認知が広がった

   大黒屋が酒の売買を開始する
   ようになったのは、経営トッ
   プの発案だという。いろいろ
   な商材の買い取りを模索する
   中で、酒に目を付けた。やが
   て、競合他社も酒の買い取り
   をするようになると、「酒が
   売れる」という認知がお客に
   広がった。その結果、酒の売
   買量が増えたという。
   (次回に続く)

 

 

   取扱量が5年で激増  
   大黒屋で酒の売買が活発に
         新連載   1

       「森伊蔵18年 熟成原酒」(40
       万円)、「十四代 龍泉 720ml
        」(25万円)、「イチローズ
       モルト カードシリーズ ジョー
       カーカラー」(22万円)、「山
        崎18年 シングルモルト」(5
       万5000円)――これらは、いず
       れも酒の買い取り価格だ(2019
       年6月13日時点)。ブランド品
       やチケットの買い取り・販売を
       手掛ける大黒屋(東京都千代田
       区)では、2012年頃から酒の
       売買を開始している。取扱量は
       右肩上がりで増え続け、「(サ
       ービス開始当初から)数十倍に
       増えているのは間違いない」(
       担当者)という。なぜ、ここま
       で酒の売買が活発になったのだ
       ろうか。
                     昆成徳 ITmedia
       (今回新連載です)

       


   アマゾンが自前物流  new                                                         
   構築の衝撃  最終回  11

   小売りの巨人どうかかわるか

   対照的にアマゾン向けシェア
   を伸ばしているのがデリバリ
   ープロバイダだったが、アマ
   ゾンはそのデリバリープロバ
   イダの依存度すら引き下げよ
   うとしている。配送会社にと
   っては、重要顧客であるアマ
   ゾンからの発注を維持しつつ
   、新たな顧客を開拓していけ
   るかが生き残りのカギを握る
   。今期から荷受け量の回復を
   目指すヤマトなど大手も含め
   、小売りの巨人といかに向き
   合うかは、自らの行方を左右
   する死活問題となっている。
   (今回最終回です)

 

           連載  10

   自前化は進んでいる

   アマゾンは昨年、本社でドラ
   イバーが配送ビジネスを立ち
   上げる支援プログラムを始め
   ている。日本でも「物流の自
   前化」が今後さらに進んでい
   く可能性が高い。アマゾンジ
   ャパンが取り扱う年間の荷物
   は5 億個と言われ、宅配会社
   別のシェアは2017年4月時点
   でヤマトが断トツの71%だっ
   た。それが、2018年4月時点
   で49%に下がり、足元はさら
   に低下しているとみられる(
   再配達管理アプリを運営する
   ウケトル調べ)。
   (次回最終回です)

 

          

                                                   
            連載  9

           自社物流の道を
    歩み始めるアマゾン

           ファイズとの契約打ち切りは、
          「アマゾンがいよいよ、ヤマ
           トでもデリバリープロバイダ
           でもない、“自社物流”の道を
           歩み始めた」と物流業界では
           受け止められている。あるデ
           リバリープロバイダの幹部は
          「(アマゾンの本社がある)
           アメリカ・シアトルの人たち
           は、基本的にすべて自前で配
           送を管理したいのだろう」と
           警戒感を示す。
           (次回に続く)

 

            連載  8

    再配達は含まれないメリット

    アマゾンがドライバーに支払
    う報酬条件は、1注文2時間程
    度で税込み4000円。ドライバ
    ーにとっては、1日5注文10時
    間程度で月22日働けば、月44
    万円稼げる計算になる。アマ
    ゾンフレックスは手持ちのア
    プリでスケジュールに合った
    時間を選択し、配達ステーシ
    ョンで荷物をピックアップ。
    アプリでルートを確認しなが
    ら配達できるという手軽さが
    セールスポイントだ。他社と
    比べて報酬は高くないが、届
    け先が不在時の場合、ドライ
    バーが再配達する必要がない
    メリットがあるという。
    (次回に続く)

 

            連載  7

    昨年11月から始まった
    アマゾンフレックス

    時を同じくしてアマゾンが始
    めたのが、「アマゾンフレッ
    クス」という新サービスだ。
    アマゾンが個人事業主のドラ
    イバーと直接業務委託して配
    送する。2018年11月から東
    京都と神奈川県でサービスを
    展開し、現在は愛知県での募
    集を始めている。
    アメリカでは2015年から始
    まり、日本を含め現在6カ国
    で展開している。アマゾンフ
    レックスは軽バンなどの軽貨
    物車を保有している個人事業
    主を束ねるプラットフォーム
    であり、不特定多数の人を募
    るクラウドソーシングという
    点では、配車アプリの「ウー
    バー」などと仕組みは近い。
    日本では始まっていないが、
    アメリカでは徒歩で配達する
    こともできる。
    (次回に続く)

 

            連載  6

    1年契約  

    アマゾンのデリバリープロバ
    イダの1つである丸和運輸機
    関の和佐見勝社長は、「配送
    の品質が悪ければ、(荷主か
    ら)契約を打ち切られること
    は当然ある」と話す。「アマ
    ゾンとの契約期間は基本1年
    間。ファイズは軽貨物車を用
    いた宅配業務に進出してから
    まだ日が浅く、アマゾンは顧
    客からのクレームが多いこと
    に業を煮やしたのではないか
    」と指摘する運送会社の幹部
    もいる。アマゾンとファイズ
    とのデリバリー契約が終了し
    た時期は2018年末と見られ
    ている。
    (次回に続く)

 



            連載  5

    創業以来初めて営業減益

    両社の関係が変化したことを
    示したのが、ファイズの業績
    下方修正だ。2019年3月期の
    実績は赤字こそ避けられたが
    、創業以来初めて営業減益と
    なった。要因の1つが、宅配
    を行うデリバリーサービスに
    おける大型案件の終了だった
    。ファイズは「顧客との契約
    内容については答えられない
    」とするが、物流関係者は「
    アマゾンからデリバリープロ
    バイダの契約を打ち切られた
    からだろう」とみる。
    (次回に続く)

     

            連載  4

    川口の新物流拠点

    アマゾンジャパンは今年9月
    から埼玉県川口市で新たな物
    流拠点を立ち上げる予定で、
    ファイズはそこの3PL業務も
    請け負うとされる。「数百人
    から1000人を送り込む規模
    になる」(榎屋社長)。株式
    市場からは典型的な「アマゾ
    ン関連銘柄」と位置付けられ
    ており、自らアマゾン離れを
    掲げる積極的な理由はない。
    (次回に続く)

            連載  3

    売り上げの7割がアマゾン

    ファイズは昨年までアマゾン
    のデリバリープロバイダのう
    ちの1つだった。人材派遣会
    社・ヴィ企画の3PL(物流の
    一括請負)部門が独立する形
    で2013年に設立され、アマ
    ゾンを主要顧客とした3PL業
    務を中心に成長を遂げ、派遣
    やデリバリーサービスまで事
    業領域を広げてきた。アマゾ
    ンジャパン向けの売り上げは
    2018年3月期に7割弱で、20
    19年3月期も約6割を占める。
    (次回に続く)

 

 

            連載  2

    アマゾン依存からの
    脱却を迫られる

    5月30日、東証1部に上場す
    る中堅物流企業のファイズが
    決算説明会を開いた。「(ア
    マゾン向けの)一本足打法で
    いいのか。顧客の分散化を進
    めていかなければいけない」
    。ファイズの榎屋幸生社長は
    こう語り、「アマゾン依存」
    から脱却する必要性について
    言及した。
    (次回に続く)

 

   

     アマゾンが自前物流  
              構築の衝撃  新連載  1     

     アマゾンの小売り事業を支え
     る大事なパートナーは「デリ
     バリープロバイダ」と呼ばれ
     る地域限定の配送業者だ。宅
     配最大手のヤマトホールディ
     ングスが悲鳴をあげるきっか
     けとなった急増するアマゾン
     経由の荷物配送は、このデリ
     バリープロバイダが担ってい
     る。だが今年に入り、全国で
     9社しかない、そのデリバリ
     ープロバイダのうちの1社が
     ひっそりと名前を消した。
        二階堂遼馬 東経記者
     (新連載です)

 

     

     サイゼリアが低価格で new                                                   
     儲かるワケ  最終回  10

     安く儲かるシステム構築

     普通のレタスが1 玉でサラダ
     にして数人分しかとれないと
     ころを、サイゼリヤは品種改
     良により5 人分以上とれるよ
     うな高効率のレタスを開発し
     た。各店舗で使うホワイトソ
     ースも、牛乳が安価なオース
     トラリアに専用の工場を建設
     して製造している。こうした
     、食材の自社生産でコストを
     抑え、店舗のキッチンを通常
     の半分にまで狭くしたことで
     、店舗当たりの売上高を上げ
     る。こうした取り組みが、安
     くても儲かる秘密と言えそう
     だ。
     (今回最終回です)

 

 

            連載   9

     品種改良まで行う
     「製造直販」も強み

     もう1 つ、サイゼリヤが儲か
     る理由として忘れてはならな
     いのが、食材を自社生産して
     いること。しかも、ただの自
     社生産ではなく、栽培・収穫
     から加工、調理まで一貫して
     行う製造直販。例えばレタス
     などは、種の段階から開発し
     ている。
     (次回最終回です)

 

 

            連載   8

     料理をしないからできた

     こうしたことも、サイゼリヤ
     の「キッチン半分戦略」がも
     たらした効果といえる。とこ
     ろで、なぜキッチンを半分に
     できたのか。それは、基本的
     に「調理をしない」から。サ
     イゼリヤのキッチンに調理器
     具はほとんどなく、ガスレン
     ジもないという。セントラル
     キッチンでほぼ完璧に仕上げ
     られた料理が店舗に運ばれて
     くるので、キッチンを小さく
     できたのだ。
     (次回に続く)

 

            連載   7 

     出店立地の変更

     それを裏付けるように、近年、
     サイゼリヤの新規出店はアク
     セスのいい駅前やテナントビ
     ルやショッピングセンター、
     商業施設などにほぼ限られ、
     逆に郊外型の不採算店はどん
     どん閉店している。今、サイ
     ゼリヤではイタリア直輸入の
     グラスワイン1杯100円が人
     気だ。それは単に値段が安い
     という理由だけではないだろ
     う。店舗が駅前にあるので車
     で来店する必要がなく、安心
     してお酒が飲める、しかも、
     料理はリーズナブルなイタリ
     アンだ。
     (次回に続く)

 

             連載   6 

     出店立地が拡大される

     なるほど、店舗全体の面積は
     変えずにキッチンの面積を小
     さくすれば、その分、客席を
     増やして売り上げを増やすこ
     とができる。一方、キッチン
     の面積を小さくした分、店舗
     全体の面積も小さくすればテ
     ナント料や土地購入費、建設
     費なども低く抑えられる。実
     際、サイゼリヤはキッチンを
     小さくすることによって、都
     心の狭小地をはじめ、これま
     では出店できていなかった地
     域にも進出できるようになっ
     た。
     (次回に続く)

 

            連載   5 

     秘密はコストゾーンの縮小

     安くても儲かるサイゼリヤの
     秘密はどこにあるのか。それ
     は店舗の「コストゾーン」の
     縮小にある。コストゾーンと
     は、具体的にはキッチンだ。
     サイゼリヤは店舗面積に占め
     る割合を従来比の半分にした
     のだ。サイゼリヤでは、全国
     に小型店舗が数多くあったが
     、どの店舗もキッチンの占め
     る面積が意外と大きかったと
     いう。そこで、2015年から
     キッチン面積を半分にした店
     舗の導入を開始。すでに「キ
     ッチン縮小型」店舗は100を
     超えたという。
     (次回に続く)



     

             連載   4 

      海外384店舗が好調

      外部要因であって、サイゼリ
     ヤが本来的に持つ「稼ぐ力」
     に陰りはなく、2019年8月期
     には、2018年8月期を10%上
     回る予想だ。再び増収増益路
     線に復帰する。あわせて、20
     18年8月時点でサイゼリヤは
     国内1085、海外384、合計1
     469の店舗網を持つが、とく
     に海外事業は利益率も高く好
     調。増益復帰の大きなエンジ
     ンになると考えられている。
     (次回に続く)

     

 

            連載   3 

     売上高は5期連続成長

     こんなに安くて儲かるのだろ
     うかと思ってしまうが、『
     会社四季報』に掲載されてい
     るサイゼリヤの売上高は、2
     014年から2018年までは5期
     連続で順調に伸び続けている。
       営業利益も2014年8月期〜2
     017年8月期(サイゼリヤは8
     月決算)まで4期連続で増益。
     2018年8月期だけ、営業利益
     が対前期を下回ったが、それ
     は円安による食材仕入れコス
     トの上昇や国産野菜価格の高
     騰、人手不足による人件費の
     高騰などが原因。
     (次回に続く)

 

             連載   2

     本当に安い

     低価格路線のガストでも、い
     ちばん安いハンバーグステー
     キは449円(税抜)。サイゼ
     リヤの、「税込み399円」が
     いかに安いかがわかる。しか
     も、2014年に消費税が5%か
     ら8%に引き上げられたとき、
     ほかのレストランチェーンが
     増税分を価格に転嫁し、値上
     げする中にあってもサイゼリ
     ヤはメニュー価格の大半を据
     え置いた。
     (次回に続く)

 

 

     サイゼリアが低価格で 
     儲かるワケ 新連載   1 

     ミラノ風ドリア299円(税込
     み・以下同)、ハンバーグス
     テーキ399円、コーンクリー
     ムスープ149円、グラスワイ
     ン100円……。これらはすべ
     て2018年12月時点でのサイ
     ゼリヤのメニュー価格だ。改
     めてその安さに驚く人も多い
     だろう。例えば、ハンバーグ
     ステーキ。同じファミレスチ
     ェーンのデニーズには何種類
     ものハンバーグステーキがラ
     インアップされているが、い
     ちばん安い和風ハンバーグが
     699円(税抜)。
     下玉利尚明 タンクフル代表
     (今回新連載です)

 

 

                                                                       
            最終回  6

 

     U字型はボリューム感際立つ

     では、具材のボリューム感を
     出すにはどうしたらいいのか
     ? 試行錯誤を重ねる中で、
     同じ量の具材を使用した際、
     三角形のサンドイッチとU字
     型に包んだものでは、後者の
     ほうが具材が立体的に見えて
     ボリューム感が際立つことが
     分かった。さらに、新開発の
     耳まで柔らかい専用食パンを
     丸ごと1枚使えば、ボリュー
     ム感が出せるだけでなく、「
     パンをおいしく食べたい」と
     いうニーズにも対応できそう
     だ。一見すると単純なアイデ
     アのように見える新型サンド
     イッチを開発した背景には、
     このような紆余曲折があった
     のだ。
     (今回最終回です)

 

 

                                                        
             連載  5

    調理パン全体に対するニーズは

     グルメサンドの開発にあたっ
     ては、調理パン全体に対して
     顧客がどんなニーズを抱いて
     いるかを調査したデータも参
     考にした。調査によると「調
     理パンの種類を増やしてほし
     い」「具材のボリューム感が
     ほしい」「パン生地をおいし
     くしてほしい」といった声が
     挙がった。現在、ファミマの
     調理パンはやや低迷している
     状況なので、従来の延長線上
     にある発想で新商品を開発し
     ても、支持されにくいことが
     想定された。
     (次回最終回です)

      

                                              
             連載  4

     ボリューム感が必要

     一方、同じ調理パンのカテゴ
     リーで、20~30代男性に強
     く支持されていたのがハンバ
     ーガーだった。バンズをふっ
     くらさせて背を高くしたり、
     具材を増やしたりしてボリュ
     ーム感を出した結果、売り上
     げが前年比2割増となった。
     また、いくら健康志向が高ま
     っているとはいえ、コンビニ
     にとって「がっつり」「大盛
     」をアピールした商品は根強
     く支持されているのが現状だ。
       こういった傾向を踏まえ、タ
     ーゲット層に購入してもらう
     ためには、ボリューム感を出
     すことが必要だと担当者は考
     えるようになっていった。
     (次回に続く)

 

 

      

                              
             連載  3 

      やや苦戦している世代の
      テコ入れ

     一方、「グルメサンド ナポリ
     タン」はたまごサラダの上に
     ナポリタンをのせ、食パンに
     サンドしたものだ。こちらは
     サンドイッチの数が1つだが、
     “炭水化物だらけ”の商品とい
     える。グルメサンドに使用し
     ている専用の食パンは、耳ま
     で柔らかくU字に折りたたん
     でも割れにくいのが特徴とな
     っている。開発の背景を担当
     者は「ボリューム感を出して
      、20~30代の顧客に購入し
     てもらうため」と説明した。
     ファミマで調理パンを購入し
     ている客層を分析したところ、
     20~30代男性の購入割合が
     他の年代とくらべて低いこと
     が判明した。
     (次回に続く)

 

                  
             連載  2

     なぜ開発したのか

     実際に食べてみたところ、従
     来のサンドイッチと比べて口
     を大きく開けないと食べられ
     ないばかりか、具材がこぼれ
     やすいリスクがある。また、
     人によっては「単に具を食パ
     ンで挟んでいるだけでは?」
     という感想を抱きそうである
     。どうして、このような商品
     を開発したのだろうか。
     「グルメサンド チキン南蛮」
     は、シャキシャキとした食感
     のキャベツと、タルタルソー
     ス・南蛮ダレで味付けしたか
     ら揚げを食パンでサンドした
     ものだ。サンドイッチは2つ
     入っており、見た目のボリュ
     ーム感が大きいのが特徴だ。
     (次回に続く)

 

 

 

     食パンの耳を取らず
     具をU字に挟んだだけの
     商品を開発した
     ファミリーマートの理由
            新連載  

 

     ファミリーマートは5月7日、
     食パンを1枚丸ごと使ってU
     字型に具材を挟んだ新タイプ
     のサンドイッチ「グルメサン
     ド チキン南蛮」(348円、
     税込、以下同)と「グルメサ
     ンド ナポリタン」(220円)
     を発売した。具材に立体感が
     あるのが特徴で、販売数は「
     想定通り」(担当者)で推移
      しているという。

 

photo から揚げを大胆にサンドした「グルメサンド チキン南蛮」

                     昆成徳 ITmedia
                 (今回新連載です)

 

 

 

      純喫茶を始めた男  new             
      の「なるほど」の勝算               
             最終回  15    

      チェーンに負けないビジネス
      モデルを確立できるか

      現在でも営業を続けられる純
      喫茶には「常連客がたくさん
      いる」「持ち家で営業してい
      るので家賃の負担が少ない」
      「オーナーが高齢になり、副
      収入として年金がある」「料
      理や内装といった点でお客に
      強く支持されている」といっ
      た特徴がある。スターバック
      スやドトールといったコーヒ
      ーチェーンに淘汰されないよ
      うなビジネスモデルを村田さ
      んは確立できるだろうか。
      (今回最終回です)

 

 

      
              連載  14                                                                                                              

      二足の草鞋

      いくら常連さんを引き継いだ
      としても、喫茶店だけの収入
      ならばビジネスとしてはやや
      厳しいかもしれない。しかし、
      ネットショップと店舗で販売
      する食器の売り上げが加われ
      ば、ビジネスとして成り立つ
      かもしれない。そんな勝算が
      あったという。また、村田さ
      んの感触では純喫茶巡りを趣
      味にする20~30代の若者や
      女性が増えているという。チ
      ェーンだらけの世の中だから
      こそ、お店ごとの個性が余計
      に支持されるのだろう。こう
      いった状況も純喫茶経営に乗
      り出した背景にある。
      (次回最終回です)

 

 

                                                                                                  
              連載 13                                                                                                          

      常設の売り場が欲しかった

      喫茶店から仕入れた食器は1       
      個当たりの単価が安く、梱包       
      の手間もかかるのでネットシ       
      ョップでの取り扱いには向か      
      ないのだが、イベントでなら       
      販売できる。仕入れた食器を       
      不定期に開催されるイベント       
      の場だけでなく、常設の売り       
      場でも販売したいと考えるよ       
      うになった。そんな時、村田       
      さんは老舗の喫茶店が閉店す       
      るという情報を聞きつける。       
      駅から徒歩数分と立地もすば       
      らしく、店舗のつくりも気に       
      入った。閉店を惜しむ常連さ       
      んもいる。「こんな空間を残       
      していきたいなあ」という気       
      持ちが強まっていった。       
      (次回に続く)

   
             トップページへ                         
             バックナンバー 

 

        

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 4.売上UP作業計画 39 | トップ | 3.野菜コーディネーター 58 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サブリース事業」カテゴリの最新記事