お花大好き

京おんなのつれづれ

フジバカマを見に水尾へ

2012年10月02日 | Weblog
今日は休みの亭主とフジバカマとアサギマダラの蝶を見に水尾へ行った。
新聞で見つけたもので、車では来ないように書いてあったのでJR太秦駅まで自転車で行って
JRで二駅目の保津峡で降りた。

そこから、水尾自治会の25人乗りのマイクロバスで10分ほどの水尾の里までいくのだが、
JRで降りたのはざっと40人ほどで、1台に乗り切れなかった。
私たちは後ろの方に並んだので、先発隊が往復するのを待つことになった。

保津川(保津川下りで有名、下流は嵐山で桂川と呼ばれる)の上で待ったが、日差しが強くて
暑かった。
一人250円のバス代を払って整理券をもらって陰に入るとヒンヤリして涼しかった。
今日は湿度が低くて陽の当たるところと当たらない所ではまるで季節が違うくらいの差があり
ハワイのようだった。

やっとマイクロバスが帰ってきて水尾の里に着いた。
水尾は清和天皇ゆかりの柚子の里で、11月から柚子が黄色くなる頃には柚子風呂と地鶏の
水炊きでにぎわうがそれ以外の季節は不便な山里でハイカーぐらいしか行かないところだ。

               
            柚子はこんな様子だった


   
     フジバカマは満開だった。ちなみに中央の人影は亭主が写ってるようで(笑)





                             


地味な花も近くに寄れば~~やっぱり地味。
日本人好みのつつましやかな、ひっそりとした花だわ。


                
               群生すると見事だが


    

良く見ると真ん中の下の方にアサギマダラが写っているのだが、近づくと飛び去ってしまい
デジカメで撮るのは難しい。
旅する蝶とか、国境の無い蝶などと言われているが、この蝶はこれからどの国へ旅するのかしら。

フジバカマの下の畑にはコスモスが咲いていた。
青空に良く映えてきれいだった。
           

フジバカマもコスモスも台風のせいで、8割がた倒れたり斜めになっていてとても残念だった。
本当ならスッキリと立っていたのに~~
でもこの企画も明日までなので、まだよかったかもしれない。

帰りはバスの発車時間までにたくさん人が集まったので、1時間も早く出してくれてよかった
のだが、JRが着く2分前に保津峡駅に着き無人駅なので自販機で切符を買うのに間に合わなく
なった。
私たちともう一組の夫婦が買えず、列車の出発の合図の笛が鳴り誰かが取り合えず乗って中で
言えばいいと言ってくれたので急いで乗った。

車掌さんに言ったら、降りる駅で保津峡から乗ったと言ってもらえればいいですと言ってくれた。
山陰線でずっと先の福知山辺りから乗ってきたと思われないかしら?と不安になったが
二駅目の太秦駅で降りて駅員さんに言ったらあっさり「ハイ一人180円です」で終わってしまった。
JRって鷹揚なんだわ。前にも京都駅から花園駅まで乗ったときも切符をトイレに落としたらしく
無くしましたと言ったらあっさり認めてくれたし~~~
京都駅からなんて、日本中どこからでも乗れるのによく許してもらえたわと今でもうれしくて記憶に
残っている。   

駅の自転車置き場で苦労して自転車を出して、150円を払うのにお金を先に入れて券を入れて
モタモタしていたら、係りのおじさんに先に券ですと言われ、慣れないドジな夫婦と思われた
らしく、駐輪場を出るまで付いてきてくれてカードを入れてゲートが開く所まで見送ってくれた。
ありがとうの連続で、慣れないことが段々できなくなってきているようで、老人の仲間入りを
認めざるを得ない気分になった。

自転車で又元来た道を帰り、家には1時40分に着いた。
たった40分前には過疎の静かな村に居てフジバカマの群生やアサギマダラを見ていたなんて
不思議な気がしたわ。

急いで亭主にはおうどん、私はオムライスを作りそれぞれ好きな遅い目のランチを食べた。
あとはお昼ね~~~ 
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