El Camino de UK

旅とサッカーを中心に、備忘録として思いを綴っていきます。

奇跡の決勝戦

2007-08-23 | Sports
今日の甲子園の決勝戦、本当にすごい試合でしたね。
去年の早実vs駒苫は激闘と呼ぶに相応しく、今年の佐賀北vs広陵は奇跡と呼ぶに相応しい一戦だった。

ほとんど無名に近い九州の県立校がまさか決勝に上り詰め、優勝旗の栄冠を勝ち取るなんて誰が予想しただろう。
二回戦の宇治山田商戦の延長15回再試合、ベスト8の帝京戦の延長13回の激闘、そして決勝の奇跡の大逆転劇と今年の佐賀北の試合は観衆の心を熱くさせ歴史に残る名勝負ばかりだった。

佐賀北高の優勝は全国の公立高校の球児に勇気と希望を与えたんじゃないかな。
私学のような豊富な資金が無くても、地元の選手だけを集めたチームでも全国制覇出来るってことをね。

地元の大垣日大は、準ヶ決勝でセンバツ決勝の再現となった常葉菊川に惜しくも敗退。
でも低迷続きだった岐阜県勢の夏ベスト8は実に27年ぶりの快挙。
今年はいつもより長い夢を見させてもらって楽しかった。
名門・東邦高校を勇退して大垣に来てくれた阪口監督に感謝!

春には特待生問題でゴタゴタが続いた高校野球界だけど、今夏のように変わらない選手達のひたむきなプレーと感動的な試合が多く見られれば、高校野球の人気は永遠に衰えることはないと思う。

それにしても、甲子園は閉幕したのに今年の夏はまだ暑い…。