遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

擬宝珠の花

2019-07-04 16:25:30 | 日記
令和元年7月4日(木)

擬宝珠の花 : ぎぼし、花ぎぼし


擬宝珠は、ユリ科の多年草。
葉は先端が尖った楕円形で、長さは10~20cm
6~7月頃に葉の間から茎を伸ばし、薄紫色の
筒状、鐘形の花を総状につける。


自生するものに、「水擬宝珠」「岩擬宝珠」観賞用
としては「おおば擬宝珠」「すじ擬宝珠」等と種類
は多い。




根本から叢生する葉柄の先に葉脈のはっきりした、
長い卵形で柄杓に似た葉をつける。
6~7月頃に葉の間から花の蕾が現れるが、この
蕾の形が橋の欄干につける擬宝珠に似ている事から
此の名が付いた。

巻き葉の薄い黄色の若い芽は、サラダ、漬物、油炒め
味噌和え等の食用となる。
但し、若葉が毒草の「バイケイソウ」に似て居り、
誤って摘み取り食の事故となるので注意が必要である。


今日の1句

擬宝珠の花小暗き径の仄明かり     ヤギ爺