潮路句会７月例会

令和元年７月１８日（木）

潮路句会７月例会

風を褒め風に座りぬ夏座敷　　　　　玲　子


日　時　：　令和元年７月１３日（土）１３時　～
場　所　：　大手コミュニテイ・センター
兼　題　：　１）睡蓮、２）素麺、３）当季雑詠

梅雨空の続くこの日、午前中は子供連の太鼓の練習
があり、会場に入ると小気味良い太鼓のリズムが
会場に溢れている。
暫く聞き入っていると、指導される若いお父さんと
目が合い、慌てて片付け始める、、、
少々申し訳ない気もするが、俳句の準備も在り、
片付けの手伝いをする。

本日の句会は、体調不良で２名の方が欠席された。
夏の炎天下も辛いが、梅雨の鬱陶しさも体に障る。
回復を祈りつつ、句会を始める。


潮路抄

しろがねの水躍らせて河骨黄　　　　　玲　子


梶の葉に恋の成就を認める　　　　　　勝


母の顔照らす竈の渋団扇　　　　　　　美穂子


古葦簀老舗の茶屋の盾となす　　　　　魚　青


家元の軽妙に舞ふ夏衣　　　　　　　　輝　子


鷺草の風にさらされ翔ぶ如く　　　　　政　子


冷素麺氷の音も弾みをり　　　　　　　美智子


昼下がりやつと目覚むる羊草　　　　　ヤギ爺



次回の句会
日　時　：　８月１０日（土）１３時　～
兼　題　：　１）秋めく、２）閻魔、３）当季雑詠