令和3年11月20日(土)
紅葉散る :散紅葉
野山を彩った紅葉は晩秋から初冬にかけて散り始める。
冬が深まると樹上の紅葉がすっかり散り、地面を覆い隠す程
になるが、やがてそれも朽ちて土に還る。
秋の「紅葉かつ散る」は、紅葉しつつも散る状態を指す。
冬の「紅葉散る」「散る紅葉」は、盛りを過ぎた紅葉の葉が
冷たい風雨に曝されて散る情景が詠まれる。
風に舞う紅葉、渓流を流れていく紅葉、静かに庭に散り敷か
れた紅葉などは、日本古来から在るその美しさは一色に留ま
らない。
白鳥庭園の紅葉も見頃を迎えている。
ヤマモミジ、イロハモミジ等、役1500本が、中部地方の
地形をモチーフとした「池泉廻遊式庭園」の白鳥庭園を散策
すると、池の畔をはじめに、とりどりの紅葉が色づいている。
真っ赤に色づいた紅葉が池に写る水鏡、敷き詰められた石畳
や山道をゆっくり、音を踏みしめ散策する、、、、、
「日本に生まれて本当に良かった!」 を実感する、、、、
間も無く庭園内の雪吊も完成し、ライトアップが始まる。
ライトアップの間は、夜8時まで開園している。
(普段、ライトアップが無い時は、夕刻5時に閉館となる、)
ライトアップ予定日
11月20日、21日、23日、26日 ~ 28日
12月3日 ~5 日、10日 ~ 12日 迄
今日の1句
散紅葉落日のとき燃え尽きる ヤギ爺