令和2年9月27日(日)
稲 : 稲 穂
イネ科の一年生植物 熱帯アジア原産、草丈60cm程
季語としては、穂を出して黄金色に輝く秋の稲をいう。
日本での稲作は古く、縄文時代の後期に始まったと言
われ、長い時間の経過の中で、日本人の精神文化の形
成に大きな影響を与え続けてきた。
日本の気候風土に適しているため、古くから栽培された
日本の主要作物である。
花の後に結ぶ穀の成果が米であり、日本は勿論アジア
や世界の熱帯、亜熱帯地域で栽培され、主食となる。
水稲と陸稲の栽培があり、早稲、中稲、晩稲に別れ、
澱粉の性質により、「粳米」(うるちまい) 糯米」
「もちまい」に分けられる。
春に籾を撒き、夏に田植え・除草を行い、秋に出穂し
て実り、収穫される。
季語で「稲」という場合、青田稲ではなく、葉や穂が
黄色くなって稲刈りが出来る様に実ったものをいう。
北海道や東北地方、関東地方等では稲刈りが始まって
いるが、この地方(愛知、岐阜等)では10月上旬頃
からで、そろそろ稲穂も黄金色に実り稲刈りの準備が
始まる。
昨年の今頃、所用で岐阜(美濃)へ出かけた折りに
もう、稲刈りに出くわしたが、、、、
今年は、未だこれからとの事。(知人からの電話)
新米の楽しめる季節もう直ぐである、、、、、、
今日の1句
やはらかき光り溢るる稲穂かな ヤギ爺