平成30年7月2日(月)
半夏生 : 半夏、半夏雨
今日(7月2日)は半夏生です。
夏至から数えて11日目がその日に当たり、
この日は様々な禁忌があり物忌みをする風習
があり、この日に降る雨は「半夏雨」といい
降れば大雨が続く等とされている。
川崎展宏さんの「四季の詞」の中に半夏生の
記述が在りましたので紹介します。
半夏生
暦の上で夏至から数えて十一日目が「半夏生」
です。
半夏生とは、半夏という草が生ずる日、との
意味で、半夏はサトイモ科の毒草カラスビシャク
のことです。 梅雨も終りに近く、いよいよ鬱陶
しい頃で、農家では遅くともこの日までに田植え
は、終えなければならない。とされていました。
半夏生に降る雨は毒気があるから、前の晩から
井戸に蓋をする様にとか、この日降る雨は大雨に
なって災害をもたらすとか。 男女が交わっては
ならないとか。 とにかく、一日を家に籠って
つつしみ深く過ごす日、とされて来たのでした。
今日の1句(俳人の名句)
半夏生厠きれいな小半日 中山 純子
半夏生は、身をつつしむ日、汚れを嫌う日です
から、農民でない作者も、厠をきれいに掃除し
て、そのまま半日ばかりを過ごす。 というの
ですね。 古い屋敷の檀那さんを送り出して
からの、主婦のひっそりした姿が目に浮かぶ様
です。 難しい季語がよく生かされた句です。
(川崎展宏著 : 四季の詞より)
半夏生 : 半夏、半夏雨
今日(7月2日)は半夏生です。
夏至から数えて11日目がその日に当たり、
この日は様々な禁忌があり物忌みをする風習
があり、この日に降る雨は「半夏雨」といい
降れば大雨が続く等とされている。
川崎展宏さんの「四季の詞」の中に半夏生の
記述が在りましたので紹介します。
半夏生
暦の上で夏至から数えて十一日目が「半夏生」
です。
半夏生とは、半夏という草が生ずる日、との
意味で、半夏はサトイモ科の毒草カラスビシャク
のことです。 梅雨も終りに近く、いよいよ鬱陶
しい頃で、農家では遅くともこの日までに田植え
は、終えなければならない。とされていました。
半夏生に降る雨は毒気があるから、前の晩から
井戸に蓋をする様にとか、この日降る雨は大雨に
なって災害をもたらすとか。 男女が交わっては
ならないとか。 とにかく、一日を家に籠って
つつしみ深く過ごす日、とされて来たのでした。
今日の1句(俳人の名句)
半夏生厠きれいな小半日 中山 純子
半夏生は、身をつつしむ日、汚れを嫌う日です
から、農民でない作者も、厠をきれいに掃除し
て、そのまま半日ばかりを過ごす。 というの
ですね。 古い屋敷の檀那さんを送り出して
からの、主婦のひっそりした姿が目に浮かぶ様
です。 難しい季語がよく生かされた句です。
(川崎展宏著 : 四季の詞より)