goo blog サービス終了のお知らせ 

84才男の明日を生きる挑戦記

84才直後、片手に余る持病の中の除癌は目下経過監視中。
4年後は米寿で五輪。酉年を期に臆せず気張らずの余生で在りたい。

埼北のルミナス畑

2006年05月12日 | Weblog

 

 ルピナスに切り採られたる北大地

 作日の朝日新聞埼玉版に《深谷に約1300㎡のルピナス畑》なる記事が出た。
 折しも<草花盆栽同好会>の行事日だったのでコースにとり入れ観賞してきた。
 今までは「ルミナスは北海道の花」程度の認識だった。それもこれほど広い規模の景観は始めてだったので感嘆一入だった。
 8年前に北海道から持ち帰った種が起源との記事だった。
 花粋人の作者 中野さん 有難う 


2色の躑躅

2006年05月11日 | Weblog

 

 老いてなを同茎異色の躑躅かな

 次女が生れた夏に小鉢で貰った躑躅が、花後庭隅に移して10年後から2色の花をつけ始めて、40年ほどになる。
 殊更の手入れもしていないのに今年も1m余の痩身に紅と白の花をつけた。
 男女共平均寿命が延びつつ、数年の平均寿命差がある女性は、別の夢をみながら益々元気で老後を謳歌している。
 小雨に煙る庭先で”死ぬまで共よ!”と今朝も盛りである。


柳絮の東北

2006年05月10日 | Weblog

東北は柳絮の頃や今朝の雨
 

 今朝は昨日に続く雨であるが、桜前線を北海道に送った東北地方は、柳の綿の散る頃らしい。

 かって、地方工場で定年を迎えた後仙台に住み着いてしまった友人のメールに柳の写真が添付されていた。

 家族共々、地域の住民となり、持ち前のセンスを生かして地域活動に多忙な嬉しいニュースである。 


日本列島の桜

2006年05月09日 | Weblog

 

 京は山札幌は市の桜かな

 京は深山の余桜、札幌は市の初桜、関東平野は八重桜の終わりの昨日今日である。  
 長い列島、同地域での山野を同じ時に、桜を例に捉えると、日本の四季の素晴らしさを再認識させられる。
 作日所要を済ませて1ヶ月ぶりに、旭川から帰宅した妻は、心身の切り替え中である


ポピーが揺れる

2006年05月08日 | Weblog

 

 無き風に命を賭けるポピーかな

 長い茎に紅・紫・白の美しい大輪を咲かせるポピーにも生きる裏技があるようだ。
 花が終る頃には、先端に千個を超える微粒種を蓄え、身を風に任せながら、一つ残さず撒き散らすと聞く。

 アンパンのゴマが加工されたポピーの種だとは驚きである。


GWの終る日

2006年05月07日 | Weblog

 

 連休に区切りつけゐる蕗の雨

 朝方から、長かったGWの終わりを告げ、疲れを癒やすが降っている。
 に恵まれた外気を満喫した方々は、久し振りに家族の絆を結びなおしたことだろう。
 少し前まで、山野や庭で手掘りや味覚を楽しませてくれた「蕗の薹」が薄緑の葉に変身して、雨を跳ね返している。
 この雨が、蕗の葉も人々に明日への活力つけるだろう 


鈴蘭と留守居番

2006年05月06日 | Weblog

 

 鈴蘭の庭に知らせや北立つ日

 30代頃の北海道への出張は夜行列車に限られていた。夕食を済ませから乗車、明け方青函連絡船を降り、電車で目的地まで、、
 その頃の土産の1鉢の鈴蘭が、今年も玄関脇に繁茂している。
 長男家の引越し手伝いの為私より20日余帰りを延ばしていた妻から3日後の搭乗時間のがあった。
 20日余、敢えて挑戦した掃除・洗濯・自炊生活が間もなく終わりそうである。家事の苦労と長寿の秘訣を学んだ思いである。


子供の日

2006年05月05日 | Weblog

 

 子供の日使う当て無き椅子一つ

 今年を最後に使う当てが無くなった、食卓用の子供椅子を片付けた。妻も未だ旅先だから、食卓回りはガランとしている。
 草木は緑を基調に色を深めている。観察すると、”みどり”の仲間は千差万別である。同じ”みどり”でも、日時、光陰などで千変萬化する。変化しつつ夫々の運命に立ち向かう。
 少子高齢化が進む。子らに
、個性ある未来を...


ゑびね草

2006年05月04日 | Weblog

 

 日の丸に襟正したるゑびね草

 今年のGWは昨日(水)の憲法記念日、今日(木)の国民の日、明日(金)の子供の日をアンコにした大型連休となった。 
 「国民の日」は来年からは「緑の日」と聞えよくするそうだ
 ”ゑびね草”は「化倫草」「海老根」と難しい。野山や庭の木陰に葉は襞のある楕円形で、紫褐色の花が慎ましい。
 国旗の下に敬虔な趣がある。今日も五月晴れである。


山中の春欄

2006年05月03日 | Weblog

 

 武蔵野に春欄かこむ童歌

 近頃の老人達は集いの雰囲気に合った唄や楽器を楽しむ。
 山野に好みの花を囲む時は 童謡 が良い。
 武蔵野の家の前後に山林を持つ友人が、2.3年前から育て始めた自慢の春蘭を公開すると言うので皆でしかけた。
 落葉日間から洩れ日に恥らう 春欄 の柵の回りでは童謡が続いた。 その近くの、籾殻の敷かれた独活(うど)畑では採りたての根を焼酎で洗いながら、自家製の味噌で喰う時は演歌の出番だ。
    良き仲間達よ。