Music Mania

No Music No Life

第6回フォリナーセッション

2014年09月06日 | ギター
ここ数年、夏の終わりが近づくころ、大阪の千林に行っている。
千林駅周辺の街並みはまるで迷路のようだ。
クルマで走るには狭すぎる道、それが変に曲がり、そのままT字になったり、あるいはクルマで侵入出来ないような路地になったりする。
これは、大阪にしては珍しく戦災被害がなく、戦前の街並みがそのまま残っているからだといわれる。
そんな路地の一角にあるのが、セッション会場となるスタジオ21だ。

今回で第6回となるフォリナーセッションだが、今年も参加してきた。
当初僕はエレアコのみで参加するつもりだった。
本来エレキで弾く曲も、エフェクターで音色を変えて弾くつもりで、極力ギターソロの少ない曲をチョイスしたのだが、結局はエレキも持っていくことになる。
なぜなら、僕のエレアコは買ってから一度も大音量で弾いたことがなく、いろいろと不安要素があったからで、実際ステージではきちんと調整しないとハウリングが酷かった。

では第6回フォリナーセッション、演奏曲は以下の通り。

(リハーサル)
01 Dirty White Boy  
02 The Damage Is Done  

(本番)
01 Dirty White Boy  
02 Long, Long Way From Home
03 I'll Get Even With You

04 Say You Will
05 I Have Waited So Long
06 The Damage Is Done  
07 Blue Morning, Blue Day
08 Until The End Of Time
09 Starrider
10 Jukebox Hero
11 Woman In Black
12 Tow Different World
13 Can't Slow Down
14 Heart Turns To Stone
15 Head Games
16 Urgent
17 Night Life
18 Feels Like The First Time

(追加)
19 Hot Blooded
20 Ha-Ge(Head games)
21 Dirty White Boy

僕が参加したのは赤文字の8曲で、このうち19曲目「Hot Blooded」は予定にはなく、急遽演奏することになったもの。

今回は珍しく、スタート前に少しだけリハーサルをした。
おかげで、音のバランスがよく、聴くほうも演奏するほうも快適だった。
また、おそらくフォリナーセッション史上初めてとなる曲が3つ(05、06、12)、あまり演奏されない曲が4つ(03、08、13、14)ありながら、逆に有名なヒット曲が演奏されないなど、マニアックな内容だったと思う。
代表曲ばかりでなく、いろいろな曲が演奏できて、聴くことが出来るのは、大変面白い。
昨年よりも参加人数が少なかったが、後半はいつも通りの大盛り上がりで、とても楽しいセッションだった。









Long, Long Way From Home


Feels Like First Time


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6 コメント

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お宝を掘り出す (忍者)
2014-09-06 17:32:51
今年も遠い所、お越しいただき、ありがとうございました。

アコギでの貴重な曲、普通ならエレキのクリーンで代用するんですが、やはりアコギならでわの音は違いますね。音もきれいに出ててさすがでした。私なら、ほとんどミュート音です(笑)

普段、あまり耳にしない曲ができるのが、セッションの醍醐味で、今回もマニアックな曲があり、みなさん満足していただけたでしょうか。もちろん、ヒット曲もいいんですが、こういう隠れた曲を掘り起こし、再認識するのもいいですよね。ただ、成立させるのが大変ですけど(笑)

また、来年もお願いしますね!
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曲の良さ (にゅーめん)
2014-09-06 19:48:07
忍者さん、こんばんは!
毎度のことながら、セッションの幹事お疲れ様でした。
常連メンバーが中心でありながら、毎年新規の人も来ますので、新鮮な気持ちで演奏出来ます。

今回はいつもよりちょっと違うことをやりたいと思ったので、アコギを持って行きましたが、選曲の幅を広げることが出来たかな、と思っております。
とくに「I Have Waited So Long 」をやり終わったあと、客席から「この曲ってこんなにいい曲だったんだ」とのお声をいただき、やった甲斐がありました。
初期のフォリナーはアコギ曲も多いので、また隠れた名曲をやりたいものです。

今回も参加されたみなさん、満足されたと思います。
ただ、マイナー曲の成立は今回、直前まで困難でしたよね。
まだ、初期4枚からの曲は成立しやすいのですが、それ以降の曲、とくにキーボード中心の曲はプレイヤーが限られてきますので難しいですね。
そういうところにこそ、名曲も埋れてるのですが。

また来年も是非参加したいと思います。
よろしくお願いします。
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make up your mind tonight (喜楽院)
2014-09-07 03:02:44
>また、おそらくフォリナーセッション史上
>初めてとなる曲が5つ(04、05、06、09、12)、

と、ありますが、

2009年8月、新宿・歌舞伎町で行われた
第二回フォリナーセッションで、
「セイ・ユー・ウィル」と
「スターライダー」は演奏されております。

(余計な物言い、すみません。^^;)
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秋がきます (カイン)
2014-09-07 03:54:23
お疲れ様です!
私もフォリナーセッションと聞くと夏が終わって秋が来るんだなぁ…って感じます。

隠れた曲を演奏すると聴き手側もこの曲が聞けるとは!っとなって盛り上がったりしますよね。

フォリナーの曲はにゅーめんさんが言うようにメロが素敵でした。
ロックな曲もとてもいいです♪
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第二回 (にゅーめん)
2014-09-07 07:59:40
喜楽院さん、おはようございます!
おお~、そうだったのですか。
それは失礼しました。
本文のほうは訂正させていただきました。

今回の「スターライダー」では、イントロのフルート部分にウインドシンセサイザーという、笛型シンセが登場しました。
僕は初めて見た楽器なのですが、おそらくギターシンセの笛版みたいなもので、サックスやトランペットなど金管楽器の音も出せるようです。
この曲はサビの「スターライダー、ライダー、ライダー」のハーモニーが素敵ですよね。
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フォリナー普及委員会 (にゅーめん)
2014-09-07 08:07:20
カインさん、おはようございます!
今年もいってまいりました、フォリナーセッション。
毎年行ってると、おなじみの顔ぶれになってくるのですが、あまりにアットホームになりすぎると、新規の人が入りにくくなるのではないかと危惧しております。

おかげで、イントロでミスがあったら一旦中断してもう一度やり直しとか、そういう緩さがいいとろこなのですが。
それと後半はお酒がまわってきて、どんどんハイになってくるのもこのセッションの特徴ですね。
他のセッションだと、日曜日の昼間とかが多くて、あまりお酒を飲む人もいないようですし。

フォリナーの楽曲は、演奏テクのあるメンバーでありながら、演奏よりもボーカル中心のメロディアスな歌ものロックという路線です。
コーラスも重要で、この辺はイーグルスやキッスなど、売れるアメリカンロックの基本ですね。
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