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京都宇治

2024年05月09日 | 日常
5月2日は京都の宇治へ行ってきた。
たぶん、宇治へ行ったのは初めてだと思う。

よくゴールデンウィークに京都なんか行くと、大変な人出で観光なんか出来ないでしょ?という人がいる。
僕は今まで何度もゴールデンウィークや桜の時期や紅葉の時期に京都へ行ってきたが、人が多すぎて観光出来ないなんてことは1回もない。
しっかり春、初夏、あるいは秋の京都を満喫してきた。
こういうのは事前の段取り次第なのだ。
行き当たりばったりではなく、きちんと計画をたて、公共交通機関の時間や路線図、クルマなら近くて安い料金のパーキング、人気の飲食店はどこか、そこは予約出来るのか、といったことをリサーチしておくだけでぜんぜん違うのである。

今回、昼前に到着、宇治駅の近くの最大料金600円のコインパーキングに駐車し、昼食まで少し時間があったので、駅周辺を散策する。
宇治といえば平等院なのだが、そこへ行くまでの参道にはたくさんの飲食店や土産物店があり、けっこう楽しめる。
とくに宇治茶の店が多く、お茶のいい匂いが漂っているのがいい。
11時30分になると予約してあったお店「地鶏屋心」へ行く。
開店が11時30分なのに、すでに行列が出来ていて、さすが人気店だなと、予約しといて正解だった。
ランチメニューではおそらく一番人気の「KOKOROランチ」を注文する。
シャキシャキの大根サラダと焼き鳥、つくね、トリ天ぷら、豆腐、小鉢2品、吸い物、ご飯がついて、1400円とリーズナブルな値段。
人気店であることが納得のコスパと味である。

店を出て宇治川のほうへ向う。
紫式部の像があり、ここが源氏物語に登場する場所であることが売りになっているのがわかる。
紫式部といえば今年の大河ドラマで取り上げられていることもあり、まさに旬の歴史人物だ。
参道のあちこちにも紫式部ゆかりの地であることを強調している絵なんかがある。

平等院に到着する。
前日と違い晴天なので新緑がとても美しい。
そんな新緑に囲まれた平等院鳳凰堂も素晴らしい眺めだ。
じっくり時間をかけて見学する。
ここも大河ドラマに登場する藤原道長に関係する建物ということで、来客も例年よりかなり多いようだ。
敷地内には鳳翔館という資料館があり、見応えたっぷりの展示品が並ぶ。
仏教について詳しいわけではないが、貴重な品々は見るものを癒す。

平等院を出ると、宇治川を渡って大河ドラマ館へ行く。
「光る君へ」は平安時代の貴族の文化がよくわかるとても興味深いドラマで、大河としては珍しく武士が出てこないし、乱も変もないけど、毎週楽しんでみている。
いつもの大河ドラマ館らしく、登場人物の着物や人物紹介、ドラマで使われた小道具などが展示される。
主演(吉高百里子)の等身大のパネルと一緒に写真が撮れるのもいつも道理だ。
僕はそういう写真は撮らないけど。

宇治といえば平等院があるくらいですぐに見終わってしまうようなイメージをお持ちの人も多いようだけど、僕としてはかなり楽しめた。
また近いうちに訪れたいところだ。

京都宇治2024-05-02