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Music Mania

No Music No Life

リゾート気分で461オーシャン・ブール・バード

2016年06月18日 | 音楽


夏が近い。
というより、もう夏なのかもしれない。まだ本番じゃないだけで。
この時期になると聴きたくなるアルバムの一つが、今日紹介するエリック・クラプトンの「461オーシャン・ブール・バード」だ。
僕にとって、なんとなくリゾート地で聴きたい、あるいは(それが自宅であっても)リゾートな感覚に浸りたいときに聴きたいアルバムなのだ。

ギターの神様といわれるクラプトンが、もっとも弾いてないアルバムともいわれる。
クリーム時代の弾きまくり状態が100とすれば、このアルバムはせいぜい10から20くらいしか弾いてない。
だが、それがいい。
肩の力を抜いたリラックス感がまた、リゾートに似合うんだと思う。

アルバムジャケットもいい。
海の近くと思われる白い建物とヤシの木。
一人で立ってるクラプトン。
なんかリゾートだなって感じがする。
で、空が青くないのもいい。
晴れてるのか曇ってるのかよくわからない真っ白な空が、かえって枯れた味わいをもたらしている。

70年代のクラプトンを代表するアルバムといえば、コレともう少しあとの「スローハンド」だと思うけど、この時期のクラプトンが嫌いという人も多い。
その気持ちはよくわかる。
僕自身、この時期のクラプトンをいいと思うようになったのって40過ぎてからだし。
昔は若いギター小僧から総スカンを食らったという。
そりゃそうだろう、だって同時期のジミー・ペイジやジェフ・ベックはバリバリ弾きまくってるから。
それに比べてクラプトンは、レイドバックかなんか知らんけど超ぬるいし、手抜きみたいだ。
ある程度大人になってからのほうが、そしてちょっと疲れてたりなんかしたほうがいいのかもしれない。

個人的には全曲いいと思うけど、なんとなく1曲づつこれはどうだとか、そういうのを書こうという気にならない。
ただ、ぼーっと聴く、とくにどこかのリゾート地をイメージして(一番いいのは本当にリゾート地に行って)聴いてるとノンビリ出来る。

1. Motherless Children
2. Give Me Strength
3. Willie And The Hand Jive
4. Get Ready
5. I Shot The Sheriff
6. I Can't Hold Out
7. Please Be With Me
8. Let It Grow
9. Steady Rollin' Man
10. Mainline Florida



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