今日から2021年となった。
2020年はいつもにも増して音楽をたくさん聴いた年だったけど、今年も昨年に引き続き、ビートルズ、ブラックミュージック、最新の音楽という3本の軸を中心に聴いていこうと思ってる。
なんといっても昨年の夏から始めたアップルミュージックが、僕のミュージックライフに大きな影響を与えた。
幼い頃から音楽を聴いているけれど、人生最大のリスナー革命といっていい。
おかげで、テイラーの「エバーモア」もポールの「マッカートニー3」も発表したその日に聴くことが出来たし、FMで聴いた、これいいなと思う楽曲もすぐに聴き直すこともDLすることも出来る。
最初は、あまりにも便利すぎるし、コスパ良すぎるしで、これでは音楽は死ぬのでは?と思った。
しかし半年ほど使ってみて、これは音楽好きを益々音楽にのめり込ませてしまう、麻薬のようなツールだと思うようになった。
音楽系ユーチューバーのみのミュージックなんて、まさにサブスク時代の音楽ジャーナリストで、古今東西の名盤を、時間の許す限り何枚でも聴ける強みを活かしている。
というわけで、毎年年末の根気のいる地味な自宅清掃作業に不可欠なBGM。
それまではYouTubeでフルアルバムを探してたけど、今回はサブスクからいくらでも選べるのだ。
テイラー・スイフト「エバーモア」

夏に新作「フォークロア」を出したはかりなのに半年もしないうちにまたまたニューアルバムが発表された。
ライブツアーが出来ず家に篭ってる時間が長いこともあり、その分創作活動に力を入れたのだろう。
内容は前作と同じく大人しい曲ばかりで、前作よりもアコースティック色が強い。
メロディは美しく、テイラーのボソッとした歌い方にもあっている。
ただちょっと思うのは、僕は前作が発表されてすぐにDLして何度も繰り返し聴いたあとだったから良かったけど、この2枚を連続して聴いたら、どれも同じ曲に聴こえてしまうんじゃないのかな、ということ。
つまり、これだけの楽曲数に対して、内容が地味すぎるように思う。
もう少しバラエティ豊かな方が良かったのに。
ジェイムス・ブラウン「ライブ・アット・ジ・アポロ Vol.3」

ジェイムス・ブラウンのアポロシアターでのライブ盤はどれも傑作とされるけど、僕はこの「Vol.3」が最も脂の乗ってる時期のような気がする。
以前YouTubeでソウルトレインの動画をよく見てたけど、まさにその熱気がこのライブ盤に詰まっている。
もちろん音質はこっちの方が断然いいので、映像はなくとも濃いファンクが存分に楽しめるのだ。
とくに名バラードの「トライミー」が終わった7曲目から最後までずっとファンクな曲が連続するのは圧巻である。
カーラ・トーマス『ジーウィズ』

ビートルズ以前から活躍しているR &B歌手で、これは1961年発表のファーストアルバムになる。
なんといっても一曲目の表題曲である。
僕がこの曲を初めて聴いたのはまだ18か19だったけど、その頃から好きな曲で、ようやくちゃんとアルバムとして聴くことが出来た。
しっとりとしたバラードで、カーラの味わい深いボーカルのうま味が最大限に発揮されている。
アルバム全体としてはかなりポップで、60年代初頭の黒人ガールズグループに通じるものがある。
スティピー・ワンダー「インナービジョンズ」

スティービー・ワンダーがまさにゾーンに入ってる時期で、名作をバンバンと出しまくってたと言われる頃だ。
才能があふれ出して止められない状況というのは、僕のような凡人には想像もつかないけれど、70年代の彼はまさにそういう状態だったのだろう。
どれもメロディアスで聴きやすく、すでにADRにも通じるところがある。
2020年はいつもにも増して音楽をたくさん聴いた年だったけど、今年も昨年に引き続き、ビートルズ、ブラックミュージック、最新の音楽という3本の軸を中心に聴いていこうと思ってる。
なんといっても昨年の夏から始めたアップルミュージックが、僕のミュージックライフに大きな影響を与えた。
幼い頃から音楽を聴いているけれど、人生最大のリスナー革命といっていい。
おかげで、テイラーの「エバーモア」もポールの「マッカートニー3」も発表したその日に聴くことが出来たし、FMで聴いた、これいいなと思う楽曲もすぐに聴き直すこともDLすることも出来る。
最初は、あまりにも便利すぎるし、コスパ良すぎるしで、これでは音楽は死ぬのでは?と思った。
しかし半年ほど使ってみて、これは音楽好きを益々音楽にのめり込ませてしまう、麻薬のようなツールだと思うようになった。
音楽系ユーチューバーのみのミュージックなんて、まさにサブスク時代の音楽ジャーナリストで、古今東西の名盤を、時間の許す限り何枚でも聴ける強みを活かしている。
というわけで、毎年年末の根気のいる地味な自宅清掃作業に不可欠なBGM。
それまではYouTubeでフルアルバムを探してたけど、今回はサブスクからいくらでも選べるのだ。
テイラー・スイフト「エバーモア」

夏に新作「フォークロア」を出したはかりなのに半年もしないうちにまたまたニューアルバムが発表された。
ライブツアーが出来ず家に篭ってる時間が長いこともあり、その分創作活動に力を入れたのだろう。
内容は前作と同じく大人しい曲ばかりで、前作よりもアコースティック色が強い。
メロディは美しく、テイラーのボソッとした歌い方にもあっている。
ただちょっと思うのは、僕は前作が発表されてすぐにDLして何度も繰り返し聴いたあとだったから良かったけど、この2枚を連続して聴いたら、どれも同じ曲に聴こえてしまうんじゃないのかな、ということ。
つまり、これだけの楽曲数に対して、内容が地味すぎるように思う。
もう少しバラエティ豊かな方が良かったのに。
ジェイムス・ブラウン「ライブ・アット・ジ・アポロ Vol.3」

ジェイムス・ブラウンのアポロシアターでのライブ盤はどれも傑作とされるけど、僕はこの「Vol.3」が最も脂の乗ってる時期のような気がする。
以前YouTubeでソウルトレインの動画をよく見てたけど、まさにその熱気がこのライブ盤に詰まっている。
もちろん音質はこっちの方が断然いいので、映像はなくとも濃いファンクが存分に楽しめるのだ。
とくに名バラードの「トライミー」が終わった7曲目から最後までずっとファンクな曲が連続するのは圧巻である。
カーラ・トーマス『ジーウィズ』

ビートルズ以前から活躍しているR &B歌手で、これは1961年発表のファーストアルバムになる。
なんといっても一曲目の表題曲である。
僕がこの曲を初めて聴いたのはまだ18か19だったけど、その頃から好きな曲で、ようやくちゃんとアルバムとして聴くことが出来た。
しっとりとしたバラードで、カーラの味わい深いボーカルのうま味が最大限に発揮されている。
アルバム全体としてはかなりポップで、60年代初頭の黒人ガールズグループに通じるものがある。
スティピー・ワンダー「インナービジョンズ」

スティービー・ワンダーがまさにゾーンに入ってる時期で、名作をバンバンと出しまくってたと言われる頃だ。
才能があふれ出して止められない状況というのは、僕のような凡人には想像もつかないけれど、70年代の彼はまさにそういう状態だったのだろう。
どれもメロディアスで聴きやすく、すでにADRにも通じるところがある。