芸能人として生きて行くと決めた時に、悪口は言わない、と決めたそうでしたが、
生き方がスマートですよね。
さらっと、そんな風に言える人は、すべてにグダグダ言わないでしょうから、
周りの人も、自然とグダグダ話をしなくなるでしょうし。
それで、思ったことがあるんですが、
ある同じ方面の博士二人、A氏とB氏。
どちらも留学して、それなりの学問を収めて、帰国。
A氏は大学教授になり、B氏は有名企業に入りました。
A氏は、定年まで勤めたけれど、B氏は、途中で体を壊して退職して、それっきり無職。
B氏は、無職といっても、著書があるから、印税なども入るし、その他、講演などで生計を立てているのかな。
A氏とB氏の学問における知識の深さは、ひょっとすると、B氏が上みたいなのですが、どうも、世間で認められないのです。
そのせいか、B氏はA氏のことを、ブログで時々話題にしては批判めいたことを書きます。
まあ、B氏は、他の人のことも、こき下ろすのが専門で、褒めたりはしません。
A氏の方は、明るすぎるくらいに明るい性格のようで、多少、オッチョコチョイとも見えるのですが、でも、他人の悪口は言わないのです。
それについては、あるとき、ちょっと批判めいたことを言ったら、罰が当たったかと思うようなことが起きたので、それっきり、他人の悪口は言わない、と決めたそうです。
そのおかげなのか、A氏は、楽しく楽しく仕事をしています。
B氏は、A氏にヒントとなることを言って、A氏が本を書くきっかけを作ったにも関わらず、A氏の著書では、B氏のBも出て来なかったりして、それがまた、憤慨のタネになっているのです。
いつも、マイナスばかりを拾って生きると、うまくは行かないものなのかもしれないと、私は、この二人を見て、思うのです。
さらっと、明るく、他人には深入りせずに生きられたら、生き方上手と言えるのかもしれないですね。