午前中、ご近所さんの告別式に行って来ました。
昨日は風もなくて、暖かかったけど、今日は寒風吹きすさぶ寒い日。
それでも、これが最期のお別れだと思い、早起きして。
亡くなる人が多くて、火葬場が混んでいるのか、式の始まりが普通よりは1時間早いんです。
会場に着いてみれば、葬儀は5件。
一つの会場でこれだけあるのは初めてです。
市内には、葬儀場がたくさんあるから、あちこちである程度の数をこなしていると考えたら、
亡くなる人が多いということ。
まあ、それはそれとして、最後にとってもびっくりしたことが!
ほら、出棺の前に、ご遺体の回りにお花をおいて、別れを惜しむでしょう?
その時に、嫌でも、ご遺体を対面しますよね。
実は私、何となく、ご遺体のお顔は見たくなかったんです。
だから、亡くなった日に近所のみなさんは自宅に行ってお参りしたそうですが、
私は、留守にして、行かなかったのです。
でも、告別式に行ったからには、お顔を拝見してお別れをしなければなりません。
で、白の胡蝶蘭を渡されて、置きに行きました。
お顔を恐る恐る見た瞬間、
え? アナタ誰!?
全く知らない人がそこに寝ていたんです。
私、会場を間違ったのかと思いましたよ。
いやいや、そんなことはない、と一呼吸おいて、胡蝶蘭を手向け、心の中でさようならと告げて、茫然としながら席に戻ったのです。
そして、席にもどってから、一緒に行った知人に、私、会場間違ったのかと思ったわ、と言ったら、その知人も同じで、茫然としていました。
その知人は、ご遺体が自宅に戻ったときに、お参りに行っていて、その時のお顔を見ていたから、あんなんじゃなかったのよ! と。
普通に、可愛い顔のままだったと言うのです。
どこで、ああなったのかしらね・・・
私たちの間では、深い困惑が残りました。