先月、病院を退院してからほぼ一か月ぶりの面会。
フロアの大広間はいつもと変わらぬ風景。
テレビが鳴って、テーブルを囲んで座っている人。
職員さんがお世話をしている人。
お友達同士で会話している人。さまざまです。
しかし、母の姿がありません。
部屋の戸が開いており、中を透かすとベッドが見えます。
職員さんが声を掛けてくれました。「お母さまは、お部屋でお休みになっていますよ」と。
寝ているのであれば、逢うのも躊躇しましたが、せっかく来たので
声を掛けずに姿だけ見ていこうと思い、部屋に入っていきました。
テーブルにお茶を乗せ、職員さんが入ってきました。「どうぞ、ごゆっくり」と。
母は、薄目を開け起きてしまいました。でもすぐに目を閉じてしまいます。
「かあちゃん、こんにちは。わかるかい?」声を掛けてもボーっとしています。
外は寒いので、冷え切った私の手で、母の手を握りました。「外は寒いんだよ、ここはあったかくていいない。」
特になんの反応もありません。
壁には施設での写真が貼られています。「母ちゃんの写真だよ、わかるかい?」
すると「ん ん」と頭を縦に振りました。まだ理解はできているようです。
去年からすると、だいぶ元気がなくなっています。
職員さんも「調子が良いときは、車いすに乗せますが、ほとんどベッドです」と。
体重も去年から8キロも減りました。
今のところ体調も良いようですが、いつ急変するか不安です。
このまま時が止まっていてくれれば、よいのですが・・・。
悔しいのですが、間違いなく着陸態勢に向かっております。
フロアの大広間はいつもと変わらぬ風景。
テレビが鳴って、テーブルを囲んで座っている人。
職員さんがお世話をしている人。
お友達同士で会話している人。さまざまです。
しかし、母の姿がありません。
部屋の戸が開いており、中を透かすとベッドが見えます。
職員さんが声を掛けてくれました。「お母さまは、お部屋でお休みになっていますよ」と。
寝ているのであれば、逢うのも躊躇しましたが、せっかく来たので
声を掛けずに姿だけ見ていこうと思い、部屋に入っていきました。
テーブルにお茶を乗せ、職員さんが入ってきました。「どうぞ、ごゆっくり」と。
母は、薄目を開け起きてしまいました。でもすぐに目を閉じてしまいます。
「かあちゃん、こんにちは。わかるかい?」声を掛けてもボーっとしています。
外は寒いので、冷え切った私の手で、母の手を握りました。「外は寒いんだよ、ここはあったかくていいない。」
特になんの反応もありません。
壁には施設での写真が貼られています。「母ちゃんの写真だよ、わかるかい?」
すると「ん ん」と頭を縦に振りました。まだ理解はできているようです。
去年からすると、だいぶ元気がなくなっています。
職員さんも「調子が良いときは、車いすに乗せますが、ほとんどベッドです」と。
体重も去年から8キロも減りました。
今のところ体調も良いようですが、いつ急変するか不安です。
このまま時が止まっていてくれれば、よいのですが・・・。
悔しいのですが、間違いなく着陸態勢に向かっております。