いままで そしてこれから

人の為と書いて・・・

快調

2016-02-09 21:14:59 | 日記
定期的な衣類の交換の日。
インフルエンザまん延防止のため、面会は当分できません。
いつものように、事務の方にお願いし、待合所で待機です。

汚れた衣類を袋に詰め持ってきてくれた。
その中に、手紙が一枚。

担当の介護職員が書いてくれたものでした。
体調も快方に向かい、車いすで部屋から出て通路を移動しているようだ。
外の景色を見ているときもあれば、職員の方の声掛けに反応し笑顔を見せる時も。

この手紙を見てうれしく思いました。 ガンバレ。


続いて、母親。
マイ爪切りの用意を言われたので、購入し届けに行った。
母親の姿を見るまで、不安な瞬間だ。

大広間の引き戸を開け、中に入ります。
あら~、の声はなかったもののこちらを見て驚いた様子。
でもはっきり覚えており、よく来たなぁ、って感じでした。

夕飯の時刻に行ったのでしたが、すでに完食。
おなかの具合もよかったのか、機嫌が上々。

「先生、眠いからもう寝る」と催促。 介護職員を先生と言っています。
食後三十分は椅子に座らせて置くらしい。すこしの我慢です。

隣に座っている利用者の顔を見ては「よだれ・よだれ」だって。
自分だって、前掛けに食べ残しを付けているくせに。 ほほえましかった。

唇に付いている食事の残り物を、テッシュで取ってやります。
職員の方と話をしていても、ジッとして聞いています。

「来月は母の誕生日なんですが、ショートケーキを買って来てもいいのですか?」
「ぜひ、お願いします。私たちが用意するより喜びますよ。」と。
張り合いが出ました。 忘れないようにしよう。

「この調子・この調子」と独り言を言い、車に乗り込み帰ってきました。


久しぶりの面会

2016-02-08 10:08:16 | 日記
別れ際の辛さから、母親の面会が遠ざかっていました。
天気もいいことから、たまには母親の顔でも見てこようと出かけて来ました。
事務所の面会帳に記帳します。
前回きたのは丁度一ヶ月前。
だいぶご無沙汰をしていたことになります。

恐る恐る部屋に近づくと、大広間には沢山の利用者さんが
テーブルを囲んで居ます。
その中に母親の姿が。

こちらを見てわかったのか、いつもの「あら~」です。
第一印象は、前と違いスマートになりしかも血色も良さそうでした。
職員さん来られて話をしたのですが、
この頃は調子も良く、食事も全部食べるんですよ、とのこと。
唇もベニを塗った様にピンク色をしています。

衣類などの不足を聞いて、今度来る時に準備をすることにしました。
こんな母親でしたら、ちょくちょく来ても辛くはありません。

別れ際は、いつもの様にわきの方から静かに帰ってきました。
「また来るからな」、は禁句だからです。

気が抜けません

2016-02-03 20:36:13 | 日記
ここ数週間寒い日が続いています。
そして、暖冬のせいか、雪も降らなく
よい冬でした。
が、今年に入ると二週連続のドカ雪に見舞われました。

施設は、そんなこともなく、毎日 ぬくぬくです。

この間、衣類の交換に行ったときに職員の方に
我が家の周辺の降雪の模様の写真を持っていき
父親に渡すように職員に渡した。

もう、我が家の周辺の面影は忘れてしまったかもしれませんが
今の出来事、として見てもらいました。

目を開け見ていたものの、特に反応はなかったようです。


今日、施設から電話が来ました。

どきっ。

「お父様の熱が高いんです、とりあえず点滴をしています」
とのこと。

「お願いします、明日には下がるといいのですが・・・。」


最近、落ち着いて、何もなかったのですが、気が抜けません。
そろそろ、特養に入れるはずなので、体調を保っていてほしいです。