衣類 の購入 まとめ買い

父が施設に入って、間もなく１ヶ月。
洗濯物はお風呂に入った後にまとめて持ちかえり
洗濯すみの物と入れ替えしています。

そして、施設の方から○○が足りません。
　○○をご用意ください。
と言われていました。

どんなものがいいのかわからなかったので、
ちょうどこの日、家内が休みでしたので、
ドライブかたがた
まとめ買いをしてきました。

これでしばらくは不足はないでしょう。

介護の世話をしたことがないのと
他人の買い物などしたことがないので
自分では手も足も出ませんでしたので
妻に手伝ってもらい助かりました。

お恥ずかしい

今日は父の衣類を取り替えに行って来ました。
洗濯したキレイなパジャマ・下着と
着替え済みのとを交換です。

職員さんが来て
「この靴下はおたくさんのですか？」と一足持ってきた。
衣装箱に２足しか入っておらず、
「はい、そうです、うちのです」と。
職員さん
「名前が書いてませんので、書いておきますね」
「あっ、すみません　お願いします」
　
しばらく来ないので、事務室の方へ行ってみました。

サインペンで書いているのかと思ったら、
職員さんがお二人で、針と糸で名前を縫っていてくれました。
またまた「あっ、すみません」とお礼を言いました。

こんなことまで、しててくれるんだ、と
恥ずかしくなりました。
本来は、こちらがしなくてはいけないのに。
恥ずかしい思いで帰ってきました。

今日は母の診察

今日は母のせん妄の薬がなくなり、病院で検査。
久々に外の空気を吸えたのか、気分は上々。

家内が休みだったので、まずは病院まで介護タクシーで移動。
私は、早めに仕事を終え、病院で合流しました。

先生からの説明は家内が。
私は、処方箋をいただき、門前薬局で薬をいただき
施設まで届ける、と言う二人三脚での一日でした。

２ヶ月間のお薬をいただき、しばらくは落ち着くでしょう。

待ちに待ってました

待ちに待った、介護保険証が今日届いた。
想定していた通り要介護度は５でした。

さぁ　忙しくなるぞ。
来週は、老健施設へ　介護保険証を届け、
特養へ出す意見書をケアマネに書いてもらわな
くてはいけない。
特養への申込書の作成など、沢山だ。

ダブル介護のもう一人、母親だが、
今はサ高住に世話になっていますが、
だいぶ施設に不便をかけているので、
こちらも老健施設へ入れるように連絡をした。

また一つヤマを越えた気がします。

そういえば、以前に親戚から「人生最大の試練だな」
と言われ、ムッとしたことを思い出しました。

だれしもが、やってみないと解らない介護。
それが私に廻って来たのだが、今は不幸と思わず、
貴重な経験と考え行動できるようになりました。
自分でも「大人になったなぁ」と思います。

収穫

昨年、植えたと思われる“さやえんどう”に実がパンパンになり
収穫時期を迎えていました。
私は、全く家庭菜園はやらないので、なにが栽培してあるのか
解りませんでした。

折角、父親が栽培した野菜なので、食することとしました。
いままで、こんな放射能まみれの土で栽培した作物など
食べる気になりませんでした。
（実際は放射性物質はありません、ただ父が栽培したものを食べたくなかっただけです。）

今、施設では週に２回お風呂に入るようになっています。
今日は入浴の日でしたので、収穫したばかりの“さやえんどう”を
施設に持っていき、父に見せました。
「あんたが作ったさやえんどうができたぞ。見えるか？」
しかし反応はなし。
今度は新鮮な香りがするさやえんどうを鼻に押し付け匂いをかがせる。
口はパクパクするも、なんだか分からない。
今度は、手に握らせ感触をつかせてみた。

触感か匂いかはわからないが、何かは感じたようだ。

今になって、父との関係は少しだが縮まった気がする。
「新鮮な食べ物ありがとね」「美味しかったよ」

もう、脳梗塞の影響で死滅した細胞は戻らないようだ。

大工仕事をして、人一倍大きな手のひらでしたが、
４か月も物を握ってないので、手は白くなり、
指も細く、女性の手のようになっていました。

もうこれが限界かなぁ、これ以上の回復はないでしょう。
「また来るからね」部屋を後にしました。