いままで そしてこれから

人の為と書いて・・・

一年を振り返って

2015-12-31 15:46:21 | 日記
今年の一月に開設しました本ブログ。
きっかけは、言うに及ばず
父親の突然の病気でした。
いままで、のほほんと生活を送っていた私。
今までの生活が一変し
誰かに伝えたくて、誰かにアドバイスを受けたくて
一人では耐えきれないくらい切なくなってしまいました。

同じく介護されている方たちのブログを拝見し
私も皆様と繫がってみたいと思うようになりました。

もっともっとご苦労されている方の記事を
拝見しますと、自分が情けなくなったこともありました。
また、アドバイスをいただいたこともあり
大変力強くなりました。

自分の感情のみを書き込んだ末、お気を悪くしてしまったことも。
文章のみで考えを伝えることのむずかしさ、知識不足のため
不快な感覚を与えてしまったことの数々、心からおわびもうしあげます。

なんとか、今年一年両親は持ちそうで、安心していますが、
また新たな一年を迎え、余談の許さない状態は変わらないので
私の気持ちの支えとして、アドバイスをいただければ幸いです。

こうして、皆様とブログを通じ心を交わせたのは大変うれしい一年でした。

とはいっても、また不快な記事を書き込んでしまうことがあろうかと思いますが、
その節はよろしくご理解をいただければ幸いです。

よいお年をお迎えください。

電話なんて するんじゃなかった

2015-12-21 21:42:44 | 日記
私には、妹が一人います。
父親が脳梗塞で倒れ、さらに認知が進んだ母親を見に来た妹。
しかも、お見舞いを渡されそうになり、激怒したことがあった。
他人様でもあれば、お見舞いを持ってくるのもあるだろうが、
自分の実の両親のこと。取るものも取らず、来てほしかった。

あれから11か月が過ぎ、一回も顔を出すことはなかった。
「あんちゃん頼む」が最後でした。

両親の近況でも報告しようかと、電話をとった。
いま母親はこうなっている、父親はこうなっている、と
今の状況を話し、万が一のことを話をした。
「新年に同級会の誘いがあり、そのついでに寄ってみようと思ってた」との事。
さも心配そうに言うのだが、
実家ではこれほど、自分の自由を割かれ、金銭的にも大変なことは承知のはず、
一回も来ようとはしなかった妹。
それが、「同級会のついでに寄ってみようと思った。」はぁあ?
ついでにしか来れないのかよ、勝手に家を出て行ってて。
実家のあんちゃんは、施設の様子を見て、特養の申し込みをし、洗濯物を持ってきて、利用料を払っているんだよ、と言いたかった。

遠くにいる家族は いい気なもんだ、とつくづく感じた。休みは自由に使えるし、お金だって自由だもんな。
ブロ友の方もおられますが、時々実家を訪問されている方もおられます。
遠くから交通費をかけ、見舞いに向かわれるのには、頭がさがります。
それに引き替え、妹ときたら、これだもんね。「実家は、ついで」ですって。

もう、電話はよそう。
あと味の悪い電話でした。電話なんて するんじゃなかった。

刻々と進行

2015-12-16 20:32:18 | 日記
母親が病院を退院してまもなく一週間です。
昨日のこともあり、施設を訪問してみました。

介護の主任の方と相談員の方がおいでになられて
いろいろと話をしてきました。

今回の食欲が起きないのは
胆のうから来ているものではありません、とのこと。
認知が進むと食べる意欲がなくなることがあるらしい。

今年に入り、サ高住に入所・老健に入所・病院を2院入院と繰り返し
になり、認知が進むことがあるらしい。

まだ1/3ほどの食事量はあるので、さほど心配はないよう。
認知がもっと進むと食が全くなると、大変なことになるらしい。

水分を摂らせ1か月、水分なしで一週間の寿命。
もしくは胃ろうだ。

「父親で胃ろうを経験しているので、もう母親はいいです」
「まだ、こういうことは言うのは早いのでしょうが、母はいつごろまで・・」

「まだ食は少なくても、食べることができるので、何ともいえません」

「・・・よろしくおねがいします」
「少し、母親に逢ってきます」




二階に上がり、部屋の戸を開けると母親は起きていました。
「あら~」はなく元気がありません。
寝ているベッドの傍に行き、「ポンポン痛くないか?」
入れ歯はなく見るからに老婆だ。
母の手を撫でてしばらくいた。小さい頃の思い出がよぎった。
普通の人でも手の甲の皮はつまめるが、母親は一センチは伸びます。
母の目に涙が垂れて来たので、ティッシュで拭き取ります。
その後、別に会話することもなく10分くらい手をさすったりしました。

「ばぁちゃん、また来るからな」
寂しそうにしたので、「ごめんごめん、ちょっとトイレに行ってくるから」
と言って静かに部屋を後にしました。


二階から降り一階のフロアでは、何やら賑やかです。
手のすいている職員の方々は、テレビを見てダンスの練習。
どうやら、忘年会の余興らしい。
入所している方々に披露でもするのだろう。

それにしても、静かな二階の様子と、一階のフロアでの若者のエネルギー
のギャップは対照的でした。




利用料の支払いを兼ね

2015-12-14 20:37:57 | 日記
毎月毎月やってくる利用料の支払い。
施設にお世話になっているのだから、しようがない。

父親の年金を下して支払いに回すのですが、
長い自営業生活だったので、年金だけでは足らず
私たちの収入分を足して支払っている。
考えたくもないが、今年の初めから累積すると
相当支払ったものだろう。
まぁ、誰かが支払わないといけないので、仕方がないことでもある。

いつもの衣類交換で部屋まで入っていった。
目を開け、ボーっとしている。
「どうした? 体調はいいか? 」
「体調、よくなってくれよな、そうしてくれないと特養にはいれないんだよ。」

4人部屋に入っており、4人とも状態はほぼ同じ。
四人とも足を曲げている。たぶん足の拘縮をおこしたのだろう。
いびきをかいている人もいる。大きく口を 開けている人も。

異様な空間である。
半年も通っていると半ば慣れて来た場所でもある。

夕方、母親が入所している施設から電話が来た。
こうして突然電話が来るといいことはない。
「食事をあまり摂らないんです、すこし様子を見ておきます」とのこと。
「病院に入院していた時、何か言われませんでしたか?」

特に食欲については何もいわれなかったので、そのように返事をしておいたのですが
いやな予感がします。
病院を退院して一週間も経ちません。
たのむから、落ち着いていてほしい。

無事退院しました

2015-12-10 22:57:30 | 日記
予定通り今日は、胆嚢炎で入院していた母親が病院を退院した。
私は立会いができなかったため、施設の相談員の方が
手続きをしてくれた。

日中の仕事を終え、夕方に施設を訪れ
母にあって来た。
落ち着いていた様子で、ベッドに横たわっていた。
私を見るといつもの「あら~」
でも、いつもの元気はない。

これでしばらくは楽が出来るか。
そして今日は、父親の衣類の交換の日。
ちょうど父は入浴中で、部屋には居らなかった。

そろそろ各々の施設からの支払日が来る。
特に今月は母親の支払いが2ヶ月分になる。
口座振替のスケジュールが原因のようだ。