施設にて

先日、無事母は退院することができました。
入院していた時着ていた衣類、タオルケットを袋に入れ持ち帰ります。

そして洗濯した下着・衣類・タオルケットを持ち
今日　施設に届けました。
部屋に行くと母はベッドを少し起こし、ボーっとどこかを見ていました。

私の姿を見てもいつもの仕草はありませんでした。
特に体調が悪そうでなかったので、そのままにして、ふたこと・みこと
話をして帰ってきました。

まぁ　病み上がりだから　いっか。


　　　　　　　退院の時の事
退院の日時を病院から知らされていたので、
指定された日の１０時に行ってみても、いっこうに施設の方の姿は見えません。

３０分ほど待って、施設に電話してみました。
そしたら「１０時に出ましたので間もなく着くと思います」

こっちは１０時に退院と言うから１０時につくように向かったのに
１０時に出るんですもの。

営業の世界では、１０時に行きますと約束したら、１０時に着くように行き、
１０時に会社を出ることはあり得ませんね。

この業界ではどうも違うようです、言われればナースステーションの看護師さんも
その時刻には、特に退院の準備をする様子もありませんでした。

なんかスッキリしない一日でした。

定期訪問７

入院したころは、ぐったりしていかにも病人のようでしたが、
ここ２回ほどの訪問で、すっかり体調もよくなったようで
目を開けあちこちきょろきょろしている。

顔を見ると、梅干しばーちゃんみたいにしわが目立ちます。
２日後には退院を迎えます。
時間をとり施設の方と病院に行きます。

すぐ、みんなのところへ行けるからね、と。
すると、コクッ、と返事した。

先生と相談

先日、入院している先生から今後について説明したいと連絡がありました。
打ち合わせの日に、私と施設の担当者・担当医・看護師さんで
今後について詳しく説明をうけました。

看護師さんから点滴を外します、と言われたこともあり、
退院の準備と思っていました。

今回の入院の原因だった肺炎もだいぶ改善され、もう退院しても良いとのこと。
その他の悪いデータも見当たらず、しばらくは施設にいられるらしい。

ただ、施設に入所した時から１０キロ以上やせたらしい。
先生いわく、食べた食事の栄養の吸収が衰えているらしい、とのこと。

年齢的なこともあり、また自分で動くことも制限されているので仕方がないことと思いました。

とりあえずは、しばらくは施設に戻り、過ごせるらしいので安心しました。

定期訪問５

私の仕事は３連休でした。
と言っても、地区の秋祭りの行事で自分の時間はほとんどありませんでした。

病人にとっては休みはありません。
今日は一日おきに衣類に行ってきました。
洗濯済みのパジャマ、肌着、タオルを持っていきます。
そして汚れた衣類を持ってくるものです。
ところが持ち帰るはずのビニール袋がありません。
二日間衣類の交換をしなかったことになります。大丈夫かなぁ。

私とすれば洗濯はする必要がないので、楽ができますが
心配になりました。

看護師さんが検査していました。
血圧も１３０台、熱も３７℃で特に変化はなかった。
明日から点滴はしません、と言われ容体はだいぶ改善されたことになります。
早く施設に戻れるといいです。
病院だと、寝たっきりなのだが、施設だと車いすに乗りテレビを見ることもできます。
入所されている方と会話もできます。
精神的にもいい筈です。

定期訪問４

なるべく一日置きに、母親の衣類の交換に行くように心がけています。
いくら休日でも、入院患者には関係ありません。

病室に入ると、看護師さんが観察をしていました。
熱は３６℃台。
血圧は160と高かったようでした。
看護師さんに訊ねると、130台の時もあるようで、少し様子を見てみましょうと言われた。

この様子ですと、少しは早く戻れるかなぁ。
早くお仲間がいる施設に戻ってほしいと思いました。

「今日は、秋祭りの準備で忙しかったんだよ」
一日ゴム手袋をして作業をしていたせいか、手が臭い。　その手を母親に嗅がせ
「臭いかい？」
母は「ん」と頭を縦に振ってくれた。