いままで そしてこれから

人の為と書いて・・・

金融機関にて

2016-10-28 14:38:07 | 日記
父が亡くなり、役所関係の手続きはほとんどが終了。
その後、49日法要・墓地の契約・納骨・法要。
期日の迫っているものは、ほとんど終えました。

あっ、そうだ、銀行の解約手続きだ。

役所の手続きに使った、書類のコピーは取っておいたので、
袋に詰め、窓口に行った。

事情を説明したら、死亡の事実は掌握していなかったようだ。
あらためて説明し、必要なものを教えてもらったら、
代表相続の書類以外に、配偶者の印鑑証明・兄妹の印鑑証明とか言い始まった。

「母は特養に入っていて、しかも字は書けませんし、
 妹だって遠方に居るので、すぐにはできません!」と少しキレかかった。
「こればかりのお金の相続で、なんでこんなに面倒くさいんですか」
除籍謄本のコピーを持っていったら、原本を持参し窓口でコピーをとる、とのこと。
まぁ、改ざん防止なのはわかることだが、役所・年金はこれで済んでいたし
異常に民間は厳しいな、と実感した。

言い合いをしてもどうしようもない話で、大人げないので、自分を納得させた。
「お父様の預金額を指定する口座へ振り込みしますから、ご指定ください」
「今は、同じ金融機関へ振り込みしても、手数料はひかれるんですよね」
「はい・・・」と。
まぁ、そうくるとは思っていましたが。
後日、記入する書類と添付する公的証明書の一覧を郵送されるらしいので、
この日は、晴れないまま帰ってきました。

よくよく残高がない通帳だと、手続きしないで、国庫金になるのも多いんだろうなぁ。

なけなしの出費

2016-10-26 20:16:16 | 日記
先週にお墓の完成、そして納骨。
石材屋さんから、引き渡しから一週間以内にお支払ください、と言われていました。

すべてが終わりすっかり、肩の荷が下りたように、気持ちが楽になっていました。
「あっ、お墓代金の支払いが忘れてたぁ。」
ずいぶんと負けてもらっていたので、借金はせずに済みそうでした。
でも、生活費・車両購入の積立金・振り込まれたばかりの給料、
金融機関をかけずりまわり、預金を下ろしてきました。

もう、ほとんど動かせるお金はなくなりました。
それより、振り込まれた給料のほとんどを下ろしてしまいました。
もう、どうしよう。来月は大節約の月になりそうだ。
予期せぬ出費がなければいいのだが。

まぁ、とりあえず葬儀関係の儀式・出費は済んだ。
一周忌までは、大金は出ないと思う。

あとは、母に変化が出ないことを期待すること。
来月に行われる、出張デパートで母へのプレゼントを買うこともある。
母の笑顔が楽しみだ。

安住の地へ

2016-10-24 19:45:25 | 日記
父が亡くなって、ちょうど100日。
建設を進めていた墓地も完成しました。

事前にお寺さんと打ち合わせしておいた、開眼供養・納骨の儀式です。

まずは、ちょうど100日が過ぎたことで百ヶ日の供養、
そして今まで預けておいたお寺さんからお骨を持って墓地へ。
住職さんもおいでになり、開眼供養をしてもらいました。
 
石屋さんもスタンバイし、納骨堂の石を開けてくれました。
骨壺からお骨を取り出し、丁寧に納骨堂に収めます。
最後は私が、頭の部分のお骨を納骨堂に収めます。
「とうちゃん、今まではお寺さんだったけど、これからはずっとここだからね。寒いからね、ここは。」

花をたくさん飾り、香炉にはモンモンと線香の煙。やっと我が家のお墓になりました。

この日は風は強かったものの、日差しがよく気持ちの良い納骨の儀式になりました。
でも、結局この納骨の儀式はわたし一人でした、「とうちゃんごめんな。みんな連れてこれなくて」
ここで父はずっと眠り、安住の地になります。

一周年

2016-10-17 20:37:35 | 日記
母がこの施設に入所して1年になりました。
老健に入っているときに、特養の申し込みをしておきました。
以外に早く、入所の話しがあったものの、いざ入所の日にちが決まったころ、
体調不良になり、緊急入院でした。

入所が取り消しになってしまうのかと心配していましたが、
施設では、部屋を空けて待っててくれました。

去年の記録にも書いておきましたが、
老健に入るころは車いすで、
特養に入る時はストレッチャー。

次第に衰えていく姿に涙が止まりませんでした。
施設長のお話に感化され、話を中座してしまい、泣きながら帰ってきたことも。

あれから、1年が過ぎました。
今では認知が進んでいるものの、体調がすこぶる良く、
しばらくはお世話になれそうな感じです。

今日、しばらくぶりに母に逢ってきました。
普通だと、私の顔を見ると「あら~、」なのですが、
今日は私の姿を見ると、両手の人差し指をクロスさせ、✖(バツ)
をするのです。 
「なに? どうしたの?✖ってなに?」
その姿を見ていた職員さんも「どうしたの?」

大した意味もなく、何かをみたのでしょう。
まぁ、元気な姿を見て安心してきました。
「来月、出張デパートがあるから、また何か買おうね」
と言って帰ってきました。

回想

2016-10-06 09:21:04 | 日記
昨日、仕事で不快な事があり、深酒をして寝てしまいました。
深夜でしょうか、両親が健在な時の夢をみました。

昔から父は屋外で作業をすることが好きで、
何か工作作業をしているんです。
母親は、コタツに入り、何やら近所の人と会話をしています。

私が覚えている、懐かしい風景でした。
心が落ち着ける光景でもありました。

今はもう、父はこの世に居らず、過去の人になりましたが、
私の気持ちの中には永遠に行き続けて行くのでしょうか。