ふと、思い出した、あの日の朝のできごと。
こう連日寒い日が続きと、脳血管障害が起こりやすくなる。
父もそうでした。
具体的に、何時にどこでどうした、というのは今でもわかりません。
発見した時は玄関先で倒れていた、と言うことだけ。
胃ろうをするため転院し、2か月ほど入院していた時、
ろくに身体のリハビリをしてもらえず、身体が拘縮してしまいました。
ひじ、膝は90度に曲がりっぱなしになりました。
多分、背骨も曲がらなくなっていたことでしょう。
脳梗塞を発症してから、10か月ほど経過したころには
脳の方はだいぶ戻り、意思が通じるほどまで回復していました。
もし、拘縮していなかったら、車いすにも乗れ
外出をすることもできたかもしれません。
最期まで認知の症状も現れなかったこともあり
もしかすると、今でも胃ろうをして生き続けていたかもしれないと思うと、
私は大変な過ちを犯してしまった、と思いました。
あの時、あの状態を見た時から、自分が早く解放されたいと思い
焦った気持ちが働いたことが、こうさせたのだと思います。
現役状態に回復することは不可能だったことは明らかですが、
会話することぐらいはできるようになった、かもしれません。
寝たきりで胃ろうにより栄養を与えられていれば、身体は衰えるはず。
身体を起こして、せめて車いすでの生活ができれば、変わっていたかもしれません。
裏腹ではありますが、もし生きていればまた違う悩みがあることは言うまでもありません。
遺影を見ながら、父としばし会話をしました。
こう連日寒い日が続きと、脳血管障害が起こりやすくなる。
父もそうでした。
具体的に、何時にどこでどうした、というのは今でもわかりません。
発見した時は玄関先で倒れていた、と言うことだけ。
胃ろうをするため転院し、2か月ほど入院していた時、
ろくに身体のリハビリをしてもらえず、身体が拘縮してしまいました。
ひじ、膝は90度に曲がりっぱなしになりました。
多分、背骨も曲がらなくなっていたことでしょう。
脳梗塞を発症してから、10か月ほど経過したころには
脳の方はだいぶ戻り、意思が通じるほどまで回復していました。
もし、拘縮していなかったら、車いすにも乗れ
外出をすることもできたかもしれません。
最期まで認知の症状も現れなかったこともあり
もしかすると、今でも胃ろうをして生き続けていたかもしれないと思うと、
私は大変な過ちを犯してしまった、と思いました。
あの時、あの状態を見た時から、自分が早く解放されたいと思い
焦った気持ちが働いたことが、こうさせたのだと思います。
現役状態に回復することは不可能だったことは明らかですが、
会話することぐらいはできるようになった、かもしれません。
寝たきりで胃ろうにより栄養を与えられていれば、身体は衰えるはず。
身体を起こして、せめて車いすでの生活ができれば、変わっていたかもしれません。
裏腹ではありますが、もし生きていればまた違う悩みがあることは言うまでもありません。
遺影を見ながら、父としばし会話をしました。