いままで そしてこれから

人の為と書いて・・・

変わらぬ日々

2016-01-30 17:38:07 | 日記
父親が入所している施設では、インフルエンザ防止策
として、面会禁止になっています。

また、母親はと言うと、認知が進み
私たちが見舞うと泣かれたり、帰りたいなどと言って
困らせます。
そんなことで、面会の足が遠くなってしまいました。
まぁ、時々施設に電話して様子を伺ってはいますが・・。

先日、地元の公民館で新春交流会が行われました。
お声が掛かり、今年初めて参加させていただいたわけです。

健康クラブの会・社交ダンス愛好会・日本舞踊・写真クラブなど、
総勢70人ほどが参加されました。

懇親会に先立ち、日本舞踊のお披露目です。
着物を着た三名。しなやかに踊ります。
見た感じでは80~90歳くらいでしょうか。
容姿はなんとも表現が難しい感じ。(・_・;)

お披露目を終え、私の隣に座りました。
「失礼ですが、おいくつになられたのですか?」
そしたら「あなたのお母さまくらいでしょうか」と。

参加された70名のほとんどが私よりは上、の感じ。
これから先、私もこの方たちのように元気で趣味を続ける
ことができるか不安になりました。

それより、この方たちを見ると、私の両親を思い出しました。
10・20・30歳くらい上の方々がほとんどです。

どうしても、施設で暮らしている両親と比較してしまいます。
どこで、このように違う道を歩んでしまうのか、理解ができませんでした。

たぶん、手足を使い・頭を活性化し・他人(ひと)との交流も原因のひとつと思う。
私も、この方々のようにいつまでも元気でいたい、と思うひと時でした。

予防

2016-01-24 12:37:51 | 日記
先日、父が入所している施設の関連の病院で
健康講演会が行われました。

心臓の事・不整脈の事、
そして、それから発生する病気。

続いて、睡眠時無呼吸症候群の事。
それによって発症する病気。

いずれも、脳に関する病気ということが分かった。

父が患ってしまった、脳梗塞。
まさにこうした不整脈、または
ひどいいびきをかく事が多かったことから、
こうした事が原因だったのだと思う。

このような、不整脈とか、睡眠時無呼吸症候群は
自分では予防することはできないと思うので、
定期的な健康診断、
睡眠時無呼吸症候群では、医師に相談など、
とにかく、自分でできることは率先して
検査を受けて、

脳梗塞などの重篤な病気にならないように予防したい、と思いました。

そう言えば、父はこうした健康診断、体調の管理などは
していなかった。

特に、心原性脳梗塞、非常にこわい病気です。

厳戒態勢

2016-01-16 08:14:14 | 日記
施設から1本の電話。
あぁ、また何かあったかなぁ、と落胆しかかった。

今、各地でインフルエンザが流行の兆しがあるらしい。
体の弱っている利用者に感染しないように
外部からの面会を当分の間、中止するとのこと。

電話の内容で、胸をなでおろしたが、施設としては一大事だ。
これからの季節、見えない敵との戦いに苦労することになります。
小寒に入り各地で降雪の便りも届き
インフルエンザが猛威を振るおうとしています。
皆様もご自愛ください。

私たち部外者は事務所で待ち、職員が部屋から衣類を交換してくれるらしい。
しばらくは父の面会はできないが、厳戒態勢下の策なのでお任せするしかない。


まもなく あれから 1年

2016-01-11 17:35:18 | 日記
今年のお正月は子供たちが来てくれ
楽しい日々を過ごすことができました。

今では、いつものような仕事・日常生活に戻りました。
日帰りで子供が来てくれ、その後帰った時には
しばらく、意欲がなくなりボーっとしていたことがあり
辛い思いをしたものでしたが、

子供たちから、私の精神力も強くされたものだと思うほど
落ち込むことも少なくなりました。

年も変わって、仕事初め・消防出初式・連休と
なかなかスロースタートな幕開け。
そうすると、去年の今頃は何をしていたかなぁ
なんて考えることがあります。

仕事始めは父はいたし、消防出初式の日も父は家にいたし、
連休だって家には父と母がいました。
たぶん晴れた日には外に出て、畑作業をしていたかもしれません。

でも今年はこの家には父と母はいません。
まもなく あれから 1年が過ぎようとしています。

家族との面会

2016-01-08 21:08:41 | 日記
お正月に娘たちが帰省してくれ、
祖父母たちに逢ってくれた。

特に長女は10年近く帰省しておらず、
久しぶりの里帰りとなりました。

10年前の祖父しか覚えておらず、
しかもこのような姿になったのは想像できなかったはず。

ベッドに寝たきりの祖父を見て、さぞ驚いた様子。
私が父に話しかけ「面会に来たよ」と。
続いて娘が「じいちゃん、わかるかい?○○だよ」
何度か声をかけ「わかるかい?」というと
父は頭を前後にうなずき「・・・」と返事を返しました。
私も続けて「わかるか?」と尋ねると、頭を動かし「・・・」返事を返しました。

私もこれほどはっきり意思を示す父を見たのは初めてでした。
最後に父に「また来るからな」というと、頭をコクッと返してくれました。

帰宅して、娘と家でくつろいでいると、突然施設から「息子さんですか?」。
「お父様の具合が良くないんです、熱が39度ほど出ました」と。
娘と顔を合わせ、さっきの安堵もつかの間の不安が。

「とりあえず今晩は点滴で解熱してみます」と施設の説明。
「明日に病院でインフルエンザの検査をしてきます、もし異常が
あるようなら、またご連絡します」と。

その後、施設から電話が来ることはありませんでした。

数日が過ぎ、下着の交換に行ったときに、詳しく聞くことができました。
担当の方の話によると「39度の熱はその日だけで、翌日は36度台まで
戻っていました」「インフルエンザでもありませんでした」と。

原因は不明でしたが、長年逢っていなかった孫の声を聞いて
興奮したのでしょうか、 ひと安心です。