ふと 思い出すんです

普段は車で営業の仕事をしているのですが、
しばらくぶりに、通った道路に差し掛かると
確か、小学校に入る前に父親のバイクの後ろに乗せられ
砂利道の国道を走った記憶が思い出されました。

ここは福島から相馬に向かう１１５号国道。
当時は七曲りと言われたくねくね国道で、今はバイパスが通り
ほとんど、バイパスを走るようなりました。

父の運転するバイクの後ろに乗り
父の腹を回して摑まっています
　
ちょっと手を放し、後ろに落ちそうなり
「ちゃんと　つかまってろ！」

懐かしいなぁ。

あの日

間もなくあの日がやってくる。
2年前のあの日です。
1月14日の朝。
朝起きて見た光景は、想像を絶しました。

もう、あれから2年が過ぎようとしています。
一時は全てが自暴自棄感に陥りました。

その後、看病・介護と月日が経ち
昨年7月に息を引き取りました。

あれほど憎んでいた父。
今はもういません、こんな惜別になるのであれば、
もっと、仲を良くしておくんだった。と後悔の日々です。

特に、介護生活に入った頃は安定期に入り比較的
体調も良い時期がありました。
あの時のことを聞いておくんだった。
どの様に倒れたのか、どの様にして記憶が無くなったのか、
でも、もう今はいない。意思の疎通もなくなりました。

亡くなることの原因になったあの日。
一生忘れることはないでしょう。

静かな新年

昨年は、ブログ繋がりでいろんなコメントを頂き、
孤独な私にとっては大変勇気づけられ、また心の支えになりました。

今年は父が亡くなって２年目になります。
時期はまだ早いですが、夏には一周忌を迎えどのようにしたらよいか
頭に入れておかなければいけない。
親戚縁者にご招待をするのも良いのでしょうが、実際呼ばれて方も
ありがた迷惑の気分もあるのではないか、などと考えます。

母の様子も昨年（先週）逢って来て特段の変化は無く、
安心して施設に預けておけます。
胆のうに異常を持っており、いつ再発するかわからず不安な気持ちもあります。
資金的なこともあり、せめて今年一年は平穏でいてほしい。

すでに今日は新年を明けて二日が過ぎた。
昨日から延べ、何分　声を出したでしょう。
仕事で顧客からの問い合わせの電話。
家内は正月から仕事で、すれ違い。
「行ってきます」「ハイ、行ってらっしゃい」
「ただいま」「ハイ、お帰り」
ただ、これだけの会話だった気がします。

静かな一年のスタートです。