のり巻き のりのり

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黄飯で端午の節句祝い膳

2018年05月01日 | うちご飯外ご飯
赤飯ならぬ黄飯。「きいはん」と言います。
名古屋地方のそのまた一部の地域で作られる端午の節句のお祝いご飯です。

調べてみるとと大分県臼杵市でも「おうはん」として郷土料理になっているとか。
静岡県稲取では「きめし」と言うそうです。

私はこれまで「きいはん」が地元の伝統料理だと知りませんでした。
知人に聞いて知ったわけで・・・今さらです。

クチナシの実をつぶしてぬるま湯につけておくと、黄色の色素がどんどん出てきます。
実を2つ使ったので濃くなり過ぎて・・・1つでも十分きれいになります。

その水と酒、塩を少し加えて炊きます。
今日は餅米2合とうるち米1合の割合で作りました。





炊きあがったら黒豆を散らします。簡単にできる市販の蒸し黒豆が便利です。





黄金色は王様の色、黒豆で邪気を払います。
ふだん見かけない「黄飯」。 この時期だけかもしれません。

副菜はアジフライで鯉のぼりに。冷凍のアジフライだから揚げるだけ。

やねよりたかいこいのぼり~



こんにゃくさしみ、 スライスタマネギ、スライスチーズ、かにかま、全部冷蔵庫にあったもので。



おおっ、豪華なお祝い食になったじゃないですか。
遊び心で作ってみましたが、作るのも食べるのも楽しかったですよ。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
のりのりさんへ (まりも)
2018-05-02 15:10:59
初めて知り・見ました
お赤飯ではなく 黄飯なのですね
黄金という事でしょうかね
アジフライの鯉のぼりも 遊び心も有り
作るのも 食べるのも楽しみですね
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まりもちゃんへ (のりのり)
2018-05-02 17:39:24
やっぱりあまり知られていないようですね。
ごく少ない地域で食べられているのでしょうか。
もっと全国的に広がればいいのに。
クチナシの実で色づけをするのはよくありますね。
黒豆と相性がよえ、食卓では見栄えがよかったですよ。
お試しあれ。
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