早起き梟のひとりごと

仕事に追われる日々を少しだけ立ち止まって見つめてみると・・・

伝説の男

2015-07-24 05:20:14 | 伝説の男

いったいどれだけの知識と屁理屈が詰まっているか計り知れないゾエの頭部。大田区小学校シリーズ3日目。ゾエとふたり現場。ゾエは運転、私は助手席。ゾエはアイポットをセッティング、私はナビをセッティング。準備万端、出発進行。

「今日は、何から聴きます」

「朝らしく、ピアノ、ピアノで行こう」

「それではピアノソナタでいきます」

「ソナタはどなた」私のギャグは無視され、スピーカーから流れる、ベートーベンピアノソナタ32番。

「誰?」

「フリードリヒ・グルダです」

「グルダもぐるだ」軽く舌打ちされ私のギャグは再度無視された。

「フリードリヒグルダは20世紀を代表するピアニストと言われています。作曲もしますし、JAZZピアノもこなします。印象的なのは.....」ゾエの解説はまだまだ続く。

「分かったから、次カザルスの(鳥の歌)かけて」

「またですか、静かに歌ってください」

スピーカーから流れるカザルスの(鳥の歌)その曲に合わせて、勝手に作詞した歌詞を熱唱する私。

空をとーーーぶ、とーーーりのよーーーーにじゆーーーーーになりたい。

このーーーーつばさーーーーひろーーーーげて!

ブチ、突然終わる(鳥の歌)

「接触が悪いみたいです、続きはまたいつか」

そんなこんなで現場に到着。私の頑張りで午前の部は無事終了。午後からは別の学校。実はこの日も(当たり飯)でした。

大森 河内家。

天婦羅盛り合わせがふた皿ついた、上天婦羅定食、1300円。

レンコン、小海老、穴子。

かき揚げ、アスパラ、きす、大海老。

旨い。

さあ仕事するぞ~。

ゾエの得意ワザ、蹲踞のぞき込み横場こすり。

ランタン抱え込み海老反り天場はつり。

いつまでやってんだ、帰るゾ エ。聞こえてんのか返事しろ。