早起き梟のひとりごと

仕事に追われる日々を少しだけ立ち止まって見つめてみると・・・

漢詩を読もう

2015-07-10 04:55:07 | 買った本

写真は、「漢詩鑑賞事典」石川忠久 編  講談社学術文庫 2200円。今回はあの有名な詩をとりあげた。 李白作 黄鶴楼送孟浩然之広陵(黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る)この詩は揚州に赴く親友孟浩然が長江を下ってゆくのを見送ったもの。ここから縦書。

 

                    唯 孤 烟 故

                    見 帆 花 人

                    長 遠 三 西

                    江 影 月 辭

                    天 碧 下 黄

                    際 空 揚 鶴

                    流 尽 州 楼

ここからは、また横書き。書き下してみる。

故人西のかた黄鶴楼を辞し

烟花三月揚州に下る

孤帆の遠影碧空に尽き

唯見る長江の天際に流るるを

さあ、皆さん朗読しましょう。立ち上がりましょう。Stand up。

  立て、ユミネ。

  立てよ、ゾエ。

  立つんだ、ジョニー。

  立てる?K林。

  立ちましょうよ、しのぶさん。

  立ってる?すえきち

  立ってたんだ、東原。

  立って見せてよ、やま。

  立ってなさい、AW社のY氏。

  立とう、コウノスケ、ズボンを上げて。

  立ちなさい、某A、ゲームを止めて。

それでは皆さんスマホを右手に持って、朗読しましょう。

  こじんにしのかたこうかくろうをじし

  えんかさんがつようしゅうにくだる

  こはんのえんけいへきくうにつき

  ただみるちょうこうのてんさいにながるるを

さあ、今一度。

  こじんにしのかたこうかくろうをじし

  えんかさんがつようしゅうにくだる

  こはんのえんけいへきくうにつき

  ただみるちょうこうのてんさいにながるるを

最低3回、朗読してください。自分の柔らかい部分に、何かが触れるはずです。

  漢詩を読もう。さすれば、心が満たされる。

  漢詩を読もう。さすれば、心が熱くなる。

  漢詩を読もう。さすれば、心が放たれる。