早起き梟のひとりごと

仕事に追われる日々を少しだけ立ち止まって見つめてみると・・・

「罪の轍」奥田英朗

2019-08-31 05:38:14 | 買った本

写真は、「罪の轍」奥田英朗  新潮社 1800円 税別。

昭和38年の吉展ちゃん誘拐事件を骨子として書かれた刑事小説。

横山秀夫には及ばずとも今回はクリーンヒットだと言っておこう。

だいぶ前に書いた「オリンピックの身代金」で下地はあったのだろうが、松本清張を彷彿とさせるその筆使いは見事だ。

こちらは、この本の装丁にもなった。渡部雄吉 「張り込み日記」ナナロク社 2700円 税別。

昭和33年に茨城県で起きた殺人事件の実際の捜査を20日に渡って密着取材した、実録写真集。

刑事の背中。

合同捜査会議。

煙モクモク。

こんなシーンが「罪の轍」にも何度も描かれている。

この作品を超えるのはなかなか大変だけど今後の奥田に期待したい。

 

 


競輪人生(小田原記念競輪決勝予想)

2019-08-27 05:32:02 | 競輪

写真は、小田原記念競輪決勝メンバー。

SSの2人も順当に勝ち上がりなかなかのメンバーとなった決勝戦。

並びは、

 1三谷ー7稲垣

 3清水ー8田中

 5木暮

 4根田ー2郡司ー9松谷ー6新田

4車結束の南関に対して、三谷 清水 木暮がどう出るかだが、コメントを見る限り分断はなさそうだが、流れの中でどうだろう。

4車結束といえば、この前のオールスター決勝の菅田のS取り全ツッパリ先行が脳裏に浮かぶ。ルール改正により誘導員の早期追い抜きが出来なくなったので、死に駆けするならあの作戦もありだと思う。オールスターの時は郡司が切りに行き、菅田に突っ張られ、あえなく後退してハイそれまでだった。しかしだ全突っ張り作戦などが横行しては選手もやりずらいはず。ここは清水が全突っ張り作戦潰しに出るとみた。

つまりこうだ。

残り2周あたりから清水が前を切りに行く、当然根田は引かずに突っ張る、そこで引いてしまえば、オールスターの郡司の二の舞、引かずに踏みあって、1車下がって郡司のところでセリ。

つまり、

S取って全突っ張りなんて、するなら、必ず、誰かが、セリに行きますよ。

それでも、全突っ張りなんてやりますか。

その餞別を清水がつけるとみた。

となれば、

三谷の捲りが決まる。

車券は三谷から、

1ー7。

そして嗅覚鋭くそこ後ろを追走する木暮へ

1ー7ー5。

当たり車券を打っている新橋に行く。