僕の菜園日誌

家庭菜園40%、水彩画40%その他雑記20%の生活ブログです。ごゆっくりどうぞ。

タブローをめざす

2007年03月27日 | クロッキー
絵を「作品」として意識すると、「完成」という到達点を探してしまいます。白い紙にむかい、何が浮き上がってくるか、心踊りながら描くのですが、そのワクワク感がなくなると、今度は逆に辛い作業になってしまいます。新鮮な感覚ではないのですね。それでも無理やり、完成を追い求めたりすると、作品の中に「有意性」を・・・という邪念(笑)が芽生えてきます。ボクのレベルだと、もともと楽しんで描いている絵ですから、楽しめなくなったら、そこが終わり・・・筆を置くポイント、というわけです。逆に時間を30分だけ・・・なんて決めた方がいいのかも知れません。絵の中に「意味」とか意識的な「メッセージ」なんてありません・・・。いつもそうなのですが、所謂「らくがき」の域で終わってしまいます。僕はあまりタブロー、完成した絵画を意識して目指すことがありませんでした。どちらかというと曖昧な余韻を残すスケッチなんかのほうが、カッコイイと思っているからです。語りすぎるのも嫌だし、無理やりまとめた・・・なんてのもね。でもこのたびは無理やりまとめた・・・といった感じです。そう見えるのはどうしてでしょう。やっぱり観られることを意識しているのでしょうね。春になりました。ご近所の畑も皆活動し始めました。私の畑も徐々にきれいになってきました。こちらは完全に見られることを意識してます。草ぼうぼうではちょっとね・・・。あ、もちろん畑は楽しんでやってます。