昨日、葬儀の時には、黒服で、その理由は霊から身を守る為と簡単に書きましたが、修験道では身につける色を説明しています。 現代のようなファッションではなく、悪い霊から身を守る為に考えられたものです。 すべて経験から出たもので、その理由は分かりません。 多分色から出る波長を感知して決めたものです。<o:p></o:p>
その色は 「朱色 赤」と「黒」と「白」の三色です。 「紫」も加えます。
「朱色 赤」は 霊的な攻撃、憑依から身を守る働きがあります。赤を身につけていると、「悪い氣」が入りません。 霊障を跳ね返す力を持っています。<o:p></o:p>
神社の巫女のはかまの色は朱色です。巫女を「悪い霊」から守る為です。また女性の和服の下の腰巻も朱色です。<o:p></o:p>
「白」は光が当たると反射します。 「悪い氣」 霊的な攻撃がくると、反射して跳ね返します。 憑依から身を守ります。 結界の役目を白がします。<o:p></o:p>
「黒」は昨日も説明したように、自分の存在を霊から見えないようにして、「悪い氣」から逃れます。 自分の肉体を隠す為です。<o:p></o:p>
葬儀に黒服で参加するのは、亡くなった人の霊の憑依から逃れる為です。故人がどのように名声高い人でも、財産家でも、喜んで死んではいないのです、大なり小なり、残念がっています、中にはこの世に怨念をいっぱい持って死んだか分かりません。 現に葬儀に来ている人に感謝していますが、生きている人をうらやましがっています。 誰が葬儀に参加しているかは霊的にすぐ分かりますが、黒服で白いシャツでは何処においでになっているか霊には見えません。<o:p></o:p>
懐かしさのあまり憑依する場合もあります。霊に見えないように黒服を着て葬儀に参加するわけです。<o:p></o:p>
日常いつも黒で身を固めている人がいらっしゃいますね。 ファッションでは素晴らしいかもしれませんが、 霊も見えない色です。 修験道では「いつも黒い服を着ている人を信用するな」といいます。 常に自分を「ガード」している。 「背伸びしているか、秘密を持っている」と考えます。黒が好きな人は、紫のハンカチかアメジストなど紫色をどこかにつけると良いようです。<
黒の好きな方は良く考えて、ファッションしてください。<o:p></o:p>
地獄霊とか地縛霊は色に関係なく憑依します。 葬儀のときの「黒」説明です。