今日の社内連絡(ブログver)

sundayとかオリジナルテンポとかの作・演出家ウォーリー木下のつれづれなるままのもろもろ。

真っ暗なコンテナ

2009-10-20 | Weblog
最近はだいたい一日前のことをブログに書いてる、と書いた矢先に、3日間過ぎた。3日前のことを思い出すのはもはや至難のワザ。記憶を改変しながら書く。中国の歴史書のように。
まず個人的なことで目盛りが10個分くらい下がった。夏の終わりに突然上がった水位だったので、元に戻っただけかもしれない。しかし変化であることにかわりはない。そういう目盛りの変化をあまり好ましいものだと思ってはいないのだけど、潮の満ち引きと同じで、僕ごときにはどうすることもできない。巨大な渦、真っ暗なトンネル、月の引力、宇宙のなんちゃら。そういうものが、ある。
オリテンが、まさに精華の中で、音を立て動き出した。あと2週間もないのか。チケットはいまのうちに!こちらで発売中だよ!
巨大な割り箸を頭に被ったパフォーマンス集団・チョップスティッカーズのビエンナーレ、見学。彼らは芸大生で、主軸のえりちゃんは、デザインの卵で、やる気のある若さがうれしい。街で彼らを見たら声をかけてあげてください。箸頭が目印。
そのあとコンテナ見学。閉園時間に急かされ、早足で。神戸ビエンナーレのコンテナという発想は好き。人が誰もいなくなる時間なので、ひとりで真っ暗なコンテナに入ると、お化け屋敷みたいで、そこに地球が浮いてたり、蛍光灯が点滅したり、光の渦、段ボールの釈迦、そういう恐怖とアートの合体、自分がどこにいるのかわからなくなる。個人的には同じものがずらっと並んでいる粘着的なもの、好き。暗闇と変態性。
自分がどこにいるのかわからなくなる、ということがアートの一つの存在意義だとすれば、やはり生きてることとさして変わらない。生きてることのコピーを求める。理由はさっぱりわからないけど。
オパフェ!〆切り間近!エンジンをぶるんとうならす。死んでないエンジン使う。
久しぶりにたつだと会う。いつものマクドで。とりとめもなくSUNDAYの来年の話。書きたいことがないわけではない。書きたいことが書けないだけで。でもまあ書きたいものは必ず書くことになるし、今までもずっとそうだった。
そして一人酒。何年ぶりだ?