一緒に世界の将来について考えよう

世界の将来について、一緒に考えていくブログ
-2006年から大恐慌の到来を予想
-6年半ぶりに投稿

異常気象??

2005-01-15 13:46:18 | 環境問題


あけましておめでとうございます。すっかりご無沙汰だったけど、今日のニュース番組を見ていて、書かずにはいられない気持ちになったので、久々の投稿。

今日11時くらいにフジテレビのニュース番組でやっていた「異常気象」に関する報道について、2つほどあきれたことがあった。

一つ目は、そもそも「異常気象」という言葉をいつまで使い続けるのか、ということ。毎年毎年、異常気象といい続けているけど、現状から目をそらしている様にしか見えない。

既に気象の変動が始まっていれば、気象は平年と違う(異常)ことが平常であり、逆に平年並みというのが異常、というのが実態ではないか。であれば、そろそろ、異常気象という言葉はやめて、今年、今月、今日の「気象変動」の状況とでも言った方が、まだ実態を表していると思う。

2点目は、原因として、「偏西風の蛇行」を上げ、太平洋北部に例年にない高気圧が張り出しているから、というだけの説明で済ませていること。その後テリー伊藤とかから突っ込みがはいっていたが、地球温暖化との関連はどうなっているの?、というのが一般の人の関心ではないかと思うのに(少なくとも私はそう)、そのことに対して全く調査がされていないのにはあきれてしまった。気象予報士に聞くだけでは十分だとは思われない。


その「異常気象」によって、アメリカのカルフォルニア州で死者が出ているとのことだが、不謹慎な話ではあるが、私はアメリカが気候変動の被害にあうことは、他の国が被害に合うことに比べれば同情は少ない。逆に、世界の二酸化炭素の1/4近くを出していながら、他人事のように環境問題を扱うこの国で、9・11のときのような数千人規模の気候変動の被害が出たほうが、その後の世界数十億人への影響を考えると、世界にとっていいことのようにも思えてしまう。更にいえば、アメリカの南部の州は今回の大統領選挙でブッシュを支持したが、ハリケーンの被害が今後恒常化する中で、ブッシュの地球温暖化政策を支持したことの責任を負うことになるだろうと思う。政府による多額の保障が得られるために、かえっておいしい思いが出来るとでも思っているのかもしれないが、結局米国全体にとっても、ネガティブだということにいずれ気づくのではないか(そのときには手遅れかもしれないけど)。

最後に、前回の記事で書いたスマトラ沖地震について出来ることということで、いくつか募金のリンク先を書いておきます。

ユニセフ   http://www.unicef.or.jp/kinkyu/sumatra/2004.htm
日本赤十字社 http://www.jrc.or.jp/active/saigai/news/709.html