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 私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

脇役に思う

2011-01-14 | コラム
 好きな映画や小説においても、主役だけで物語が成立するはずもなく、特に重要な場面での名脇役(助演=バイ・プレーヤー)が存在してこそ、主役が光輝くのだろうと思います。
 映画において、著名なバイ・プレヤーとしては、ドナルド・サザーランドとかロバート・デュバルなどが有名です。私の個人的な思い入れを込めて上げると、ロイ・シャイダーとかゲイリー・オールドマンなどの名前が思い浮かぶものです。前者は、なかなか渋い役者で理知的な佇まいに、後者はヒール役で狂気じみた演技が、それぞれ素晴らしいと感じます。
 ところで、幾ら重要な脇役でも主役を食い潰してしまっては物語は成立しないのは当然です。でも、名脇役と呼ばれる彼らは、主役と比べてもまったく見劣りすることはない存在感を出しているのは見事なものだと思います。昔の映画ですが、「夕日のガンマン・・・」での主役であるイーストウッドとヒール役のリー・バン・クリーフなんか、正にその典型だっと様に思いだされます。しかし、先のロイ・シャイダーもリー・バン・クリーフも、既にこの世の人ではありません。でも、銀幕の中では永久にその素晴らしさを伝え続けてくれるのですから、素晴らしいことだと思います。
 ところで、今内閣のキャストを変更しようとしている様です。しかし、主役(首相)もそうですが、重要脇役(閣僚)もなんと存在感が希薄なのでしょうか。それと、1本吊りしたのかなんか知りませんが、他政党を脱退してまで、恥ずかしげもなく入閣する者がいますが、無節操という言葉しか思い浮かびません。


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