団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

パナソニックの三洋買収でトヨタ喜ぶ

2008-11-05 18:20:24 | 
パナソニックの三洋買収でトヨタ喜ぶ

2008年11月5日(水)作成

 パナソニックの三洋買収で、一番喜ぶのはトヨタではなかろうか。
 トヨタとパナソニックは関係が深く、トヨタはハイブリッド車の電池をパナソニックと合弁事業で生産しているし、パナソニックはトヨタのF1の公式スポンサーになっている。

 自動車を取りまく環境は、CO2の問題で非常に厳しい状況がある。究極のエコカーといわれる燃料電池車であるが、いろいろと大きな課題が多く、開発が間に合わない。そこで、ここにきて電気自動車が一気に注目を浴びてきている状況だ。

 そのような中、太陽電池とリチウム電池に技術力のある三洋のパナソニックによる買収である。三洋の技術がトヨタの電気自動車に大きく生かされることは間違いない。
 三洋に対しては、ホンダ、フォード、VWも提携関係にあるというから、トヨタの参入で、三洋の電池が一気に世界的なデファクトスタンダードになる可能性がある。

 パナソニックは商売が上手いから上手に宣伝するだろう。
 「太陽光発電で充電して走る、究極のエコカーです!」
 世界トップと言われる三洋の太陽光発電と、今回の買収で世界市場シェァ50%になると言われるリチウムイオン電池を持っているというのは、非常な強みだ。
 それに上手にトヨタが乗ることになる。

 2008年11月9日 追記
 (11月8日の朝日新聞)
 パナソニックと合弁で車向け充電池を生産しているトヨタ自動車は「両社が一緒になるとパワーが倍増する」(木下光男副社長)と歓迎。
 
コメント (4)
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