速報 ゴーン氏 特別背任容疑で逮捕
2018年12月21日(金)
ゴーン氏が特背容疑で、再々逮捕されました。
今日の新聞各社は、ゴーン氏の保釈の可能性について書いてありましたので、「一転」という感じでした。
特背については、控訴時効が7年ですが、ゴーン氏の場合は海外にいる期間が多く、時効が進行しませんので、逮捕できたということですね。
有報虚偽記載容疑で逮捕勾留されている訳ですが、専門家は特背が「本丸」だと言っています。
今後の展開について、私のような素人且つ情報のない人間が見通すことなんてできませんが、特捜部は威信をかけての、捜査→起訴ということになると思います。
そんな中、随分と大胆なことを言っているお方がおられます。例の自動車評論家氏であります。今日のブログで早速次のように言っています。
・本日にも保釈と思われていたゴーンさんが特別背任容疑ということで再逮捕された。10年前にゴーンさんが失敗した投資を日産に代替させようとしたけれど、当局からダメだと言われ返却したという事案です。この件、どこにも被害者はいない。よくぞこんな事案で逮捕したモンだ。私を含め、1回目の逮捕の際、特捜部のリーク情報に振り回されゴーンさんを極悪人として仕立てた。
この方カリスマ的情報収集能力があるのでしょうか? 「どこにも被害者はいない」と断定しています。根拠をお示しいただきたいものです。
・メディアも全て乗った。未だに乗ってる人達もいますね。私は比較的早く同調しなくなりましたが。出てくる情報すべて「な~んだ」ばっかり。一方、この騒乱で日産が受けたダメージたるやもの凄く大きい! キチンと働いているゴーンさんはある程度の賞与や給与を日産から得ても皆さん納得してます。「日産社員は怒ってる!」なんてごく少数の意見を大きくしているだけ。
「メディアも全て乗った」と言っています。私は朝日新聞を読んでいますが、ゴーン側の主張も載せていますですよ。
「キチンと働いているゴーンさんはある程度の賞与や給料を・・得ても皆さん納得しています。」と言っています。今問われているのは、報酬の額ではありません。有報に記載しなかったことが法律に違反しているか否かということです。
・ゴーン騒動以後、下を見て100人くらいの日産社員と会っている。ゴーンさんに対し怒っている人はいない。日産に対する実害無しです。むしろ冬休みは実質的に今週末から。しっかり余力持つ社内託児所があり、皆さんゴーン後のことは不安に思いながらもギョウカイ2位か3位の給料を貰っている。今後、日産社員の給料を下げ、株主配当を減らすとすれば全て特捜部のせい!
「日産に対する実害無しです。」と言っています。これ、呆れかえてモノが言い難いのですが、実害があろうが無かろうが、法律に違反しているかどうかが問題なんです。言い換えれば、実害がなければ法律違反をしても許されるの?ってことです。あまりにバカバカしくてコメントすること自体がバカバカしくなります、です。
・今後もダラダラと被害者の居ない犯罪で日産のイメージを落とし続けるようなら、株主は特捜部を訴えたらいい。ルノーが訴えてもいいと思う。クリスマス休暇でパワーダウンしてるゴーンさんの支持層やフランスは、年明けから本格的に動き出すだろう。繰り返すけれど被害者いない犯罪で企業や日本のイメージ落とすより、モリカケ問題のようにやるべきことはあるかと。
もうここら当たりになると、八つ当たりと言わざるを得ません。なぜか?自らの予想と違う展開になっているからであります。氏は、20日のブログで、「ゴネて遅らせてもクリスマス休暇に入る前の金曜日に出てきます。」と書いていますた。まず、自らのブログに書いたことを検証されるのがよかろうかと思います。
・特捜部のイメージダウンになることばかり起きる。78歳の元東京地検特捜部長が今年2月、ゴルフに行く配偶者では無い若い女性を迎えに行った時、Dレンジのままクルマから降りようとしたら動きだし、驚いてブレーキとアクセルを踏み間違って暴走。37歳の男性をひき殺した。クルマは新型レクサスLS。高機能型のデータロガーが搭載されているため、分析すれば全て状況解ります。
・本来ならすぐ自動車運手過失致死罪(まま)で送検となるのに、実際は12月20日だった。しかも未だに「アクセルを踏み込んだことはない」と言っているようだ。考えてみれば事故直後、レクサスのせいにしてましたね。「自動ブレーキ付きなのに暴走したのは車両の問題」という情報をたっくさん流した模様。どっこい! 前述の通りレクサスLSを分析すれば言い逃れ出来ないです。
・こういった人達が特捜部の部長であり、しかもそういった経歴持つ人だと検察も便宜を図る。将来ある人が亡くなっているこの事故を裁判所が起訴猶予にでもしたら、もういかんともしがたい。司法に対し失望している人は多いと思います。(後略)
この点については、氏の書いていることが事実としたら、由々しきことです。氏は、権力に対する反抗意識が旺盛で、その点は私と同じで、敬意を表している次第であります。