“インド人もビックリ”なんてものじゃありません。日本人の方がビックリですワ。近所のインド料理店へ行き、日本酒の燗を注文したところ、二つグラスが登場しました。片方には底から2㎝程度酒が入っていて、もう一つのグラスには熱い湯が入っているものでした。どうも、湯割りで飲むようにして出したものと思われます。450円也。徳利持参で値段交渉が必要なようです。(笑)
ただ、この店の名誉のために言っておきますけど、インド人のシェフによる本格的なインド料理でリーズナブルなブライスです。例えば、時間限定ではありますが、生ビールは350円也。あっ!ナンは絶品です。
そして、バスマティ米を食すことができます。長粒種ですね。水分が少なく、ぱさぱさしていて、歯ごたえもあまりありません。単粒種の日本米の方が私には合っています。ただ、ピラフで食べると、違った印象になるかもしれません。
食政策センタービジョン21の安田節子主宰のサイトを見ると、次のようにあります。
「本家本元のバスマティ米が『バスマティ米』の商標では輸出ができなくなるというニュースです。・・バイテク技術と資金力を持つ先進国の企業が、商品価値の高い薬草や、作物品種の有用遺伝子を継がせたものを作って、特許をかけて独占する。伝統的に選抜を繰り返し、優良なものを守り引き継いできたのは現地の農民達であったのに、その権利は無視されるのです。豊かな国の企業が貧しい国の人々に略奪行為をしているという一例です。」
インドやパキスタンの人達が長年かけて作り上げた品種を、いわば科学方程式を当てはめて自分のものにするなんて、“トランプル流”ですワ。(怒)
“この旨さ 何なんだこりゃ あっ!ナンだ”(人生時計川柳:2025年3月27日 抜作)