不良債権問題からの脱却
2007年7月28日(土)
貸付投資信託(商品名「ビック」)の5年満期が20日に到来したため、その「果実」(利息)を受け取りに行きました。
長年の低金利かつ元本保障ということもあり、「果実」は少ないと予想はしていたものの、それにしても、100万円を5年間預けて「2,554円!」とは。(税引き前)
これはもう、「ビック」ではなく、超「ビックリ」でしょう。
金融機関の不良債権処理のために、国をあげての「低金利」政策がとられたわけですが、その影響を遅まきながら実感しました。
あまりの低金利ということに対する「驚き」→「怒り」はありましたが、そのレベルは「驚き☆☆☆☆☆、怒り☆」といった程度でした。
というのは、「ビックリ」を担保に90万円弱借りて、別の方法で運用し、「ビックリ」の利子の100倍以上の運用益が出ていたからです。
今から考えると、解約手数料を払ってでも解約し、先の方法で運用していた方が良かったことになりますが、解約手数料を払って解約するという「損切り」ができない性格のため、ずるずる5年経ったものです。
日本全国を暗雲で覆った不良債権も、初期段階で「損切り」ができなかったことに起因したものが多かったのではないでしょうか。
とまれ、この「ビックリ」を最後に低金利商品とはおさらばし、私にとって、意識の上での不良債権問題から脱却できたのかなと感じました。
2007年7月23日のことでした。人生時計「16時52分20秒」チン