団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

不良債権問題からの脱却

2007-07-28 10:36:28 | 経済

不良債権問題からの脱却


2007年7月28日(土)


 貸付投資信託(商品名「ビック」)の5年満期が20日に到来したため、その「果実」(利息)を受け取りに行きました。
 長年の低金利かつ元本保障ということもあり、「果実」は少ないと予想はしていたものの、それにしても、100万円を5年間預けて「2,554円!」とは。(税引き前)
 これはもう、「ビック」ではなく、超「ビックリ」でしょう。

 金融機関の不良債権処理のために、国をあげての「低金利」政策がとられたわけですが、その影響を遅まきながら実感しました。

 あまりの低金利ということに対する「驚き」→「怒り」はありましたが、そのレベルは「驚き☆☆☆☆☆、怒り☆」といった程度でした。
 というのは、「ビックリ」を担保に90万円弱借りて、別の方法で運用し、「ビックリ」の利子の100倍以上の運用益が出ていたからです。

 今から考えると、解約手数料を払ってでも解約し、先の方法で運用していた方が良かったことになりますが、解約手数料を払って解約するという「損切り」ができない性格のため、ずるずる5年経ったものです。

 日本全国を暗雲で覆った不良債権も、初期段階で「損切り」ができなかったことに起因したものが多かったのではないでしょうか。

 とまれ、この「ビックリ」を最後に低金利商品とはおさらばし、私にとって、意識の上での不良債権問題から脱却できたのかなと感じました。

 2007年7月23日のことでした。人生時計「16時52分20秒」チン

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脱「しがらみ」による「政界再編」

2007-07-24 18:37:57 | 政治

脱「しがらみ」による「政界再編」


2007年7月24日(火)


 29日投票の第21回参議院議員選挙は、民主党の独り勝ちになりそうである。
 民主党が過半数を制覇し、議長など主要ポストも手に入れることになると、巷間言われているように、「政界再編」ということになりそうである。
 早ければ今年中の解散総選挙という可能性も現実味をおびてきた。

 今回の与党の不振は、「年金問題」他いくらでもあるが、大きな要因として、安部総理大臣の政権運営の稚拙さがあるのではないだろうか。
 例えば、不祥事を起こした閣僚を擁護し続けた。罷免をしておれば、こうも内閣支持率の低下はなかったと思われる。

 安部総理大臣は、国民向けには罷免した方が良いことは百も承知のはずである。しかし、それができない。主要には派閥政治の「しがらみ」からであろう。
 ちなみに、小泉前総理大臣は、その「しがらみ」がなかった。

 一方、多くの国民にも「しがらみ」はある。「選挙は政策で」と建前では誰しも言うが、実際は「しがらみ」による投票行動が多い。
 利権による「しがらみ」、縁者による「しがらみ」、帰属団体への「しがらみ」等々。

 ところで、私の見通しは、団塊の世代の大量退職により、脱「しがらみ」が進むであろうということである。
 例えば、かつての企業戦士は「企業は儲けすぎだ!」と告発し、元公務員は「税金が高すぎる!」と叫ぶようになる。かつての帰属団体に対する「しがらみ」どころか、反旗をひるがえすようになるのである。

 団塊の世代の大量退職により、脱「しがらみ」が進み、真の「政界再編」が起こると予想する今日この頃である。

 

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浮いた年金記録

2007-07-21 18:29:23 | 社会

浮いた年金記録



2007年7月21日(土)


 もう1か月くらい前になるであろうか。飲み屋のチーママが言ったことは、蓋し慧眼であった。曰く「年金保険料は支払うようになっているのだから、本人が支払っていると言えば、みんな認めればいいんじゃないの。」

 私は、「証拠もなく認める」というのは、現行法体系を崩すことになるという思いから、「そんなばかな!」と一蹴したが、結果はこのチーママの主張に近いとおりになった。

 年金記録確認第三者委員会によると、本人の主張が「不合理でなく一応確からしい」場合には、(証拠がなくても)納付したという主張を認めるというのだ。
 梶谷剛委員長は、「否定的な資料や事情がなければ、人柄・態度からみてこの人はうそを言っていないと判断すれば総合的に認めうる」とすら述べた。

 「人柄・態度」で年金保険料を払ったあるいは払わないを判断することは、誰が考えても「不合理」であるが、このことにより、どういう事態が生じるであろうか。

 社会保険事務所の窓口を想像してもらいたい。
 年金保険料を納付した確かな記憶がある人が、記録がないことに怒りを露にして、窓口職員に食って掛かった場合、この人は「人柄・態度が悪い」ということになるのであろうか。

 また、相談に訪れた人が、社会保険事務所の職員を捉まえて、「私は、人柄・態度が悪いか」と認識を求めた場合、社会保険事務所の職員は本心を言えるのであろうか。

 いずれにしても、混迷している年金問題に新たな「火種」を持ち込んだ。社会保険事務所の窓口は混乱に混乱をきたすと思われる。
 国民の怒りの前に、苦し紛れに言ったと思われるこの発言は、いずれ撤回されるか、形骸化するだろう。

 しかし、それまではみなさん、社会保険事務所窓口では、「猫をかぶりましょうニャン」。

 60年近い人生で、最も杜撰な出来事。

 私の年金受給開始時期=人生時計17時16分 チン

コメント (4)
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人生時計の目安

2007-07-14 15:22:08 | その他

人生時計の目安

2007年7月14日

1 0時    
  出生
2 夜明け
  記憶が残る3・4歳児頃としよう。
3 6時
  小学校入学
  13時までの間に小・中・高・予備校・大学時代を含む。大学はモラトリアム時代とも言われているので、12時から13時の休憩時間を含む時間帯とした。
4 13時
  就職
  17時までの4時間に36年間を圧縮することになるが、この期間は内容の多い充実した時期である。
5 17時
  退職
  60歳の定年だが、再雇用があれば、1時間程度の時間外としよう。
6 22時
  80歳で死んだら、22時に永眠。
7 23時
  90歳
8 24時
  100歳まで生きたら、ちょうど24時。

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