団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

首長による主張の違い

2012-06-30 09:15:26 | 政治
                         首長による主張の違い

                                                    2012年6月9日(土)

 首長により、これほど主張の違いがあるとは!


 6月5日の朝日新聞の投書欄に、元東大阪市長が投稿していました。橋下大阪市長の「いれ墨調査」と福岡市長の「自宅以外の飲酒禁止」に関することです。
 私は誠に最もなご主張だと感じました。「元」ではなく現職であっていただきたい方だとも・・。







 ただ、私は「いれ墨調査」にしても「自宅以外の飲酒禁止」にしても、もっと本質的な問題があると考えています。
 それは、たかが自治体の首長が、市民的権利や自由を制限したり禁止したりすることができると考えているとしたら、それは思いあがりもはなはだしい、ということです。いや、「思いあがり」だけではなく、これは明確に憲法や法律の趣旨に反する行為です。


 元市長が言うように、いれ墨や飲酒で問題を起こせば、それは法律により処罰すればよいだけのことです。






 橋下市長などと違って、我が広島市長は良識的な考えかたをしており、広島市民として、市長を誇りに思うものです。




 余談ですが、広島市長は、「生活保護の受給者について『お年寄りと、職がない若者に分けることができる』と話し、今回はお年寄りの方の問題だと認識している。」言っていますが、私には何を「主張」されようとしているのか分かりません。

 生活保護の適用は、年齢には一切関係ありませんから。「保護は、生活に困窮する者が、その利用し得る資産、能力その他あらゆるものを、その最低限度の生活の維持のために活用することを要件として行われる。」(生活保護法第4条)




(2012年6月30日 追記)

 福岡市長のご尊顔を拝したいものだと思っていたのですが、6月19日の朝日新聞に「『禁酒令』は妥当か」と題して特集記事が載っており、かの福岡市長高島宗一郎様の写真が載っていました。何度も何度も拝したのですが、ご利益は一向にありません。私は自宅であれ自宅外であれ、ただひたすら飲むのみです。最も、飲酒運転はいたしませんですよ。


 かの福岡市職員の場合は、ご尊顔を拝せば飲酒による問題行動を起こさなくなるのでしょう。いっそのこと全職員に市長の写真を持たせ、朝・昼・晩と拝ませれば絶大な効果があるのではないでしょうか。


 さて、この記事で、福岡市の首長である高島市長が主張していることは、突き詰めて言えば、次のとおりです。

 「私的な時間への強制との批判もありますが、公務員は夕方6時に完全に自由になるとは考えていない。公務員以外でも全ての職業の人は看板を背負っている。権利や自由は大切ですが、社会的立場を心のどこかにストックさせておくのは基本です。」

 確かに、公務員は完全に自由になることはありません。政治活動の制限がその最も代表的なものでしょう。更に、「信用失墜行為」は刑事事件にならない程度でも地方公務員法により懲戒処分の対象になりますので、行動の「自由」が制限されていると言えるでしょう。



 しかしながら、平穏に、仲間とであれ家族とであれ誰とでも、レストランであれ赤提灯であれ、飲酒する「自由」は法律上禁止されていません。
 法律上禁止されていないことを職員に強制することは、何人にも許されないのです。
 市長だから「令」として禁止を強制することが許されると考えているとしたら、こんな基本的な法律知識のない方は、市長の資格がないと申し上げたいです。



 更に、次のようにも述べています。
 「この1カ月、職員には自分とお酒に向き合ってほしい。どれだけお酒に頼っていたか、お酒を飲まないと意見を言えなかったか、そういうことに気づいてほしい。」
 つまり、「禁酒して酒と向き合え」ということです。なら、どうして自宅での飲酒を認めるのでしょうか。論理性がありません。


 下世話に言えば、「一族郎党、獄門晒し首」のような、一部職員の不祥事を職員全体に連帯責任を負わすという発想は、中世封建時代のものです。

 この方が中世のお殿様であれば、さぞかし立派な主君として称されるのでしょうね。




 「おぼっちゃま」顔ですね。
 いや、顔には罪はありません。
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天仁庵

2012-06-27 20:29:44 | 食べること
                           天仁庵

                                                    2012年6月9日(土)

 平清盛ゆかりの地、広島県倉橋島で、かつて呉服店を営んでいた方が、レストランを開いているということを聞きました。

 早速行ってみることに・・。と言っても、2週間前にも行ったのですが、駐車場が「満席」で、今回にお預けになったものです。


 とっても雰囲気の良い店で、さすが老舗呉服店と思わせるものでした。料理の方は、率直に言ってそこまでのレベルとは思いませんでしたけど・・。




・2012年5月19日、広島県呉市音戸町。
























 私はSYUNPUカレー1050円也を注文することに。




 妻が注文したプレートランチ1380円也。



 レストランの隣には小物売場もあります。


 これは、影を楽しむグラスということです。













 飲み物とデザートも付いています。







・設備           ★★★★★
・雰囲気          ★★★★★
・料理           ★★★☆☆
・料金           ★★★☆☆
・リピータイ度(また行きたいか)
              ★★☆☆☆
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計画停電の前にすることがあるでしょう!

2012-06-27 19:27:55 | 社会
                     計画停電の前にすることがあるでしょう!

                                                    2012年6月27日(水)

 「増税の前にすることがあるでしょう!」この図式と同じことが関西電力が行おうとしている計画停電にも当てはまります。

 環境エネルギー政策研究所の指摘によると、関西電力は大企業など大口需要家に対し電力不足時に送電を止める代わりに電気料金を割り引く需給調整契約を2010年の48万kwから昨年には190万kwに増やしたということです。同所では、「需給調整契約を発動し、さらに大口需要家にピーク料金を導入すれば200万~300万kwの需要を減らすことができる」と指摘しています。


 6月23日付けの朝日新聞の報道によれば、「供給余力1%割れで(計画停電を)実施」とあります。
 実施区域は、6グループに分けて輪番に実施するということですが、更に1グループを8サブグループに分け、「細分化で『平等』に」と言っています。
 確かに、計画停電が特定に地域に偏るのは不平等ということになりますが、電気料金を割り引いてもらう代わりに電力不足の場合は送電を止める需給調整契約を結んでいる大口需要家にも「平等」に実施するというのは、いかがなものでしょうか。

 私は、眼を皿のようにして、朝日新聞の1面及び2面の記事を3回読みましたが、大口需要家への送電停止をするような内容の記事は一切ありませんでした。それどころか、25%以上の節電を行った一部の大口需要家は計画停電の対象外にするというのです。(この大口需要家が受給調整契約を結んでいるとしたら、これは正にブラックユーモアとでも言うべきものでしょう。)

 ここで見えてくる「計画停電」とは、高い電気料金を払っている一般家庭の犠牲のもとに、何とかして大口需要家への送電を確保したいという構図です。




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日産 リーフ

2012-06-25 17:53:59 | 環境車
                          日産 リーフ

                                                    2012年6月15日(金)

 こんな偶然があるものでしょうか。一日に2台も日産のリーフを見ました。「偶然」って、私は広島ではこれまでリーフを一台も見ていなかったのですから・・。

 そのリーフの売れ行きは、さっぱりという状況です。
 確か、ゴーン氏は年20万台売ると言っていたと記憶していますけど・・。

 国沢宏光氏のネット情報を拝借させていただきますと、
 アメリカでは、今年の5月までの販売台数は2,613台!年間目標が2万台ですから、目標の約3割の達成率といったところです。

 日本では、アメリカより多少ましで、3月699台、4月936台となっています。年間1万台程度でしょうか。



 売れ行きがさっぱりなのは理由があり、それは、航続距離が短い(200㎞)、充電スタンドが少ない、高価(3,764,250円、国の補助金で78万円安くなりますけど・・)なこと等でしょうか。

 しかし、私はもっと本質的な問題があって、そんなに思ったほどエコではないということがあると思います。環境派なら多少不便でも高くても買う動機が働くと思いますので・・。


 6月10日の朝日新聞によると、「リーフが100㎞走って排出するCO2は従来の電源構成では5.1㎏だが、火力発電だけなら7.6㎏に増える。それでもプリウス並みだ・・。」そうです。
 注 「従来の電源構成」とは、現在は原発ゼロで火力発電のウエイトが高まっていますが、原発発電をしていた頃の構成です。
 プリウスと対して違わないのなら、安くて電欠の心配のないプリウスにするでしょう。




 日産はリーフを「ゼロエミッション」として売っていますが、充電する電気はCO2を排出しますので、この宣伝は詐欺のようなものです。車体に「ZERO emission」と大きく書いた車に良識のある人なら恥ずかしくて乗れないでしょう!
 誰が「ゼロエミッション」としたのか、尊顔を拝したいものです。ねぇ、ゴーンさん。

 売れないのは偶然ではなく、必然かも・・。

 










 ZERO emission !
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野田総理大臣の大飯原発再稼働の決定にはNoダ!

2012-06-24 08:32:34 | 政治
                   野田総理大臣の大飯原発再稼働の決定にはNoダ!

                                                    2012年6月24日(日)

 野田総理大臣は、大飯原発の再稼働を決定しましたが、無謀の極みといったところでしょう。
 8日に行った首相会見では、「安全基準にこれで絶対というものはない」と言いながら、「実質的に安全が確保されている・・」と言ってみたり、「政府の安全判断の基準は暫定的なもので・・」と言いながら、「夏場限定の再稼働では国民の生活は守れない」と言ってみたり、つまり支離滅裂なのです。

 また、「原子力発電を止めたままでは・・計画停電が余議なくされ突発的な停電が起これば命の危険性にさらされる人もでる。仕事が成り立たなくなり、働く場がなくなる人もいる。日常生活や経済活動は大きく混乱する」と原発を止めた場合のリスクを声高に叫んで国民を脅す一方、原発事故が起きた場合どういうリスクがあるかの言及は一切ないなど、論理性のかけらもありません。
 仮に大飯原発で事故が起き、琵琶湖が汚染されると、1500万人に影響があると言われています。つまり関西に人は住めなくなるということです。「日常生活や経済活動は大きく混乱する」という次元のものではなくなるでしょう。


 どうせ、「優秀」な官僚の作った作文でしょうけど、道理のないことを推し進めようとすると、このような支離滅裂で論理性のない説明になるという見本のようなものです。


 野田総理大臣は、国論が二分していると言いますけど、国民世論の5割超は「反対」なのです。
・6月6日「東京」
 再稼働に反対 50.6%  賛成 39.8%
・6月4日「毎日」
 再稼働を急ぐ必要はない 71% 急ぐべきだ 23%

 そして、再稼働が行われない場合の覚悟もできています。
・6月4日「毎日」
 電気使用が制限された場合我慢できる 77%  我慢できない19%
・6月6日「日経」
 不便があってもよい 60%  不便があるのはよくない 34%

(訂正)
 私は、国民世論は二分していないという趣旨のことを書きましたが、財界筋は圧倒的に再稼働に賛成ですので、それを考慮すると、正に「二分」と言っていいかもしれません。
 ここに謹んで訂正とお詫びを申し上げます。
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トホホホ

2012-06-22 21:27:34 | 健康・病気
                          トホホホ

                                                    2012年6月9日(土)

 今朝の早朝ウォーキングは随分と「カムに乗って」ました。「カムに乗る」とは、「エンジンの作動の中に一切の矛盾が無く,すべてが正しく合理的に噛みあっている,そう感じることから生まれる抑圧無き快感だ.」(注 ネットの中から、私の感覚に近いものを拝借させていただきました。)

 4.2㎞のコースを40分±1分で歩くのですが、一呼吸で8歩とキッチリとリズムがとれて、何時間でも歩き続けることが出来るのではないかという感覚になるのです。


 「?」。自問自答しました。私の問題を解くカギは全て「飲酒」にありますので、直ぐに謎が解けました。昨夜はいつもより酒量が少なかったのです。何時もは、第3のビール350mlに日本酒3合強なので、翌朝に多少アルコールが残っている感じなのです。が、昨夜はその半分くらいでした。という訳で調子が良かったのです。

 調子が良いと40分を切ります。


 という訳で、飲酒はホドホドホドホドホトホトトホトホ・・トホホホ。何時の間にか「トホホホ」になってしまいました。

 この原因を探求すべく、今日もアルコールを頭に注いで、血の巡りを良くする必要があります。(バホ)注「バホ」とは、(バカ+アホ)÷2と言った感じの私の造語です。 
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胡蝶庵

2012-06-20 18:03:07 | 食べること
                         胡蝶庵

                                         2012年5月18日(金)

 雰囲気はすこぶる良い店です。
 有閑マダムのたまり場としてぴったりの感じがします。

 しかし、レストランですから、料理の方にもう少し力を入れて欲しいものです。
 米はケチらない方が良いです。




・2012年5月13日、広島市中区。



 大きな店です。




 エントランスです。




 店内はとてもゆったりしています。



 日替わり定食600円也を注文することに。




 胡蝶とは羽をひろげた蝶を真上から描いたものということです。




 カレーコロッケが出てきましたが、これは手製ではないと思います。



 コーヒーとデザート付きですから、安いのは安いです。



 スイーツのメニューが豊富です。



 これは素晴らしい。食器棚でしょうか・・。




・設備         ★★★★★
・雰囲気        ★★★★★
・料理         ★★☆☆☆
・料金         ★★★★☆
・リピータイ度     ★
 夜はバーカウンターもありますから、雰囲気で飲む方には良いかも・・。
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コフレール

2012-06-01 18:11:57 | 食べること
                      コフレール

                                         2012年5月16日(水)

 義理の母親の13回忌の食事処として、利用しました。

 三井ガーデンホテルの25階にありますので、眺望は抜群です。食事でも、バーとしても利用可能です。でも今はバアーカウンターは無くなっていました。

 これまで、5回くらい利用したでしょうか・・。

 昼間ちょっと飲むのに利用したこともあります。






・2012年5月6日、広島市中区「三井ガーデンホテル」。

 













 入口で料理長がお迎えしてくれました。(もちろん、写真です。)






 どうもフレンチは苦手です。これをフォークとナイフで食えなんて!
 私がフォークとナイフを使うとハシタナクなりますので、箸をもらいました。



 冷たいスープはどうかと思いますが、味は良かったです。







 この頃になると、アルコールが回ってきて、味がどうのこうのと覚えていません。







 南東方面です。瀬戸内海の島が見えます。



 南西方面です。国泰寺高校の校庭も見えます。




 オマールエビで作った人形です。





・設備           ★★★★★
・雰囲気          ★★★★★★
・料理の味付け       ★★★★☆
・料金           ★★★☆☆
・リピータイ度       ★★★
 今回の料理は5,250円ということでした。
 雰囲気等を考慮すると、決して高くはないと思うのですが、気楽に行く雰囲気ではありませんね。



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