団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

梅酒

2008-06-30 18:19:54 | 食べること
                    梅酒

                         2008年6月30日(月)作成

 29日、梅酒を漬けた。
 諸物価が高騰しており、焼酎も値上げの傾向にあるというから、生活防衛のため、という発想からだ。

 焼酎甲類25度約2ℓと、梅、氷砂糖で、約2,000円だ。冷静に比較すると、大して生活防衛になっていない。安い芋焼酎なら、一升瓶で買うと2,000円くらいからある。

 梅は近所のスーパージャスコで買ったのだが、店員さんの対応が変わっていた。梅が入っている袋には「梅酒にも使用できる」趣旨の説明が書いてあったのに、店員さんは「もう遅い」と、買うように勧めない。こういう様に消費者の立場で説明してくれると、「この店は信頼できる」ということになる。

 せっかく、親切に説明してくれたのに、その説明を無視して買うのは悪いと思ったので、その店員さんが居なくなって、買い物籠に入れた。


 生活防衛ということでいえば、飲み屋で、発泡酒をメニューに加えて欲しいものだ。私の場合は、生活防衛というだけでなく、コレステロールを注意する必要があるので、「糖質0」が飲みたい。これだけ、健康ブームというのに、飲食店で「糖質0」の発泡酒をメニューに加えていないというのは理解し難い。

 ビールに較べて、一缶当たりの儲けが少なくなるからだと思うのだが、発泡酒でもビールと同じ額を儲けても良いではないか。
 私は、「糖質0」の発泡酒は売れると思う。飲兵衛としては、ビールより身体に良いという心理が働き、ビールより沢山飲むだろうからだ。
 そして、結局「身体に悪い。」(ばほ 「ばほ」とは、ばかとあほを足したようなイメージです。)
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たばこ増税

2008-06-29 09:16:07 | 社会
                  たばこ増税

                         2008年6月29日(日)作成

 「経済アナリスト」の森永卓郎氏が、6月26日の朝日新聞のコラム「たばこ増税 本当に税収は増えるのか」で、言いたい放題のことを言っている。

 森永氏は、たばこの増税で、「本当に税収は増えるのだろうか。」と疑問を呈し、次のような主張をしている。
①03年と06年の2度行われたたばこの増税は、結局のところ、値上げで消費が減って、税収は増えていない。
②たばこの増税により、禁煙する者が79%と仮定すると、税収は現状とほとんど変わらない。
③たばこ産業の経済的損失により、結果的に税収が減ってしまうことさえあり得る。

 私は、ここまでの主張は、一つの試算として成り立つものと思う。
 しかし、看過することができないのが、次の主張だ。
①喫煙者の寿命が短くなった期間の医療費は減少する。
②その寿命が短くなった期間の年金給付も減少する。
 この主張は、喫煙し早く死ぬことが「財政負担」軽減になるので、喫煙を奨励した方が良いということになりはしないか。

 たばこの問題は、喫煙者自身の健康被害及び他者への健康加害があるということがある。
 たばこのような健康を害するものを廃し、健康で長生きし人生を全うすることができるような社会にすることの価値は、「財政負担云々」との対比によって軽軽に論ずるようなことではない。高齢者の財政負担が大変なので早く死んでもらった方が良い、とは今の政府でもさすがに「公式」には言わないだろう。

 森永氏は、「たばこの増税が経済・財政に与える影響を総合的に分析し、その効果を見極めて」行う必要があると結んでいるが、経済「原理主義」アナリストの発想の限界だろう。

 たばこの健康被害・加害の問題は、「経済・財政に与える影響」をはるかに超える、「人間の有り様」の問題なのである。

 余談であるが、私は嫌煙者で、喫煙者とは「犬猿」の仲だ。しかし、たばこを止めさせるという発想での増税は筋違いだと考えている。

(参考)「喫煙」タクシー(2007.10.30)


(写真)「ペロッ」、2008年6月21日撮影。本文とは関係ありません。
 この日、広島県尾道市へ行きました。人なつっこそうな犬が塀から覗いて、ペロッと挨拶しました。
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あじさい寺 阿弥陀寺

2008-06-28 10:21:24 | 
              あじさい寺 阿弥陀寺

                         2008年6月28日(土)作成

 6月22日、山口県防府市にある阿弥陀寺へ行った。この日、どんより雲っていて、雨が降るかも・・という天気。雨上がりの紫陽花を見たくて、広島近辺では紫陽花が多いこと屈指の阿弥陀寺を目指したのだ。

 去年の「あじさい祭」は2万人の人出だったという。この日も多くの人で、駐車場の混雑を回避するため、シャトルバスを2台運行しているという親切ぶり。

 あじさい祭の時のみ、「入園料」(拝観料ではないですね。)200円だ。京都なんかに較べると安い。

 広大な境内に80種4,000株のあじさいが植えられている。「1975年頃より植え始め、1988年、防府市商工会議所青年部や地元有志の協力を得て、「西のアジサイ寺」を目指し、植樹活動を開始しました。・・6月には華やかな浄土の世界に誘い入れてくれます。」とある。

 そういえば昔、おばあさんが僕に、「極楽浄土は花がいっぱい咲いている」と言っていた。私には、阿弥陀寺の紫陽花を見ても、極楽浄土のイメージはまだ湧かない。

 肝心の雨であるが、むしろ晴れてしまって、期待は外れてしまった。広島に帰ると「広島は雨が降った」というから余計にだった。

(燃費)
 広島市内から往復240km。車載燃費計15.7km/ℓ。隣に「つま」らない重量物が乗っていなければ、16km台になるのにと思う。

(写真)阿弥陀寺境内の紫陽花と滝。2008年6月22日撮影。
 帰って撮った写真を見て、ガクゼン。寺と紫陽花をイメージした写真を撮りたかったのに、良い写真が一枚もないのです。
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F1フランスGP

2008-06-26 17:31:56 | 
               F1フランスGP

                         2008年6月26日(木)作成

 6月24日(現地時間)行われたF1フランスGP、結果はフェラーリのワンツーフィニッシュ。3位は2年ぶりの表彰台というトヨタとなった。

 このレース、トヨタのヤルノ・トゥルーリが敢闘賞といったところか。4番グリッドでスタートしたヤルノだが、3番グリッドのアロンソを第一コーナーで直にかわし、3位を守った。
 しかし、終始安全だった訳ではない、最終周マクラーレンのコバライネンの激しい追い上げにあい、サイドバイサイドでかわされるのかと思った瞬間、ヤルノがコバライネンにぶつけたように見えた。「ヤルノ、そこまでやるの?」いや実際に衝突し、その影響でコバライネンがカーブを大きく回りこみ、トゥルーリがスルッと走り去ってしまった。
 進路妨害ならペナルティが下されるが、それがなかったので、あの程度は許容の範囲なのだろう。

 トヨタが、このレースに燃えたのには、訳がある。
 トヨタのモータースポーツにとって多大な貢献をしたオベ・アンダーソンが、トライアルレース中に事故死したのだ。トヨタはこのレース、オベ・アンダーソンの弔い合戦と位置づけた。
 レース後、ヤルノが車から降りるとき、腕の喪章が目に付いた。

 トヨタは、これでコンストラクターズポイントが、5位となった。4位のレッドブル・ルノーとの差は僅かに1ポイントだ。今シーズンルノーの調子はあまり良くないので、トヨタの4位が濃厚になった。

 ドライバーズ・ポイントは、レース毎に目まぐるしく順位が変わっているが、このレースの結果、1位マッサ、2位クビサ、3位ライッコネン、4位ハミルトンとなった。1位と4位の差は僅か10ポイントだから、誰がシーズン優勝してもおかしくない。
 私は、順当にいけば、フェラーリのライッコネンと思うが。

(写真)「水滴のバラ」と名づけました。2008年6月22日撮影。私の住んでいるマンションの花壇にバラが咲いています。なんということはないのですが、雨上がりのバラなら、被写体として撮ってみたくなります。
「水滴のバラ」→「すぃてきのバラ」→「すてきのバラ」→「すてきなバラ」→「素敵なバラ」(さむー)
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恥を掻く

2008-06-24 18:47:44 | 社会
                  恥を掻く

                         2008年6月24日(火)作成

 今朝は、早く眼が醒め、その効果で、何時もより10分早く、家を出た。
 途中、乗車している通勤電車が止まった。車内アナウンスで、「事故」だと言う。もう少し詳しい説明が欲しいと思ったが、運転手さんはその対策に大わらわの状況で、仕方ないと思った。

 「事故」の処理が終わり、走り出してから、再び車内アナウンスがあった。
 「地震事故のため、・・」と聞こえた。「地震があったのか?」と思い、たまたま電車の一番前に座っていたものだから、運転手さんに「地震があったのですか?」と尋ねると、「いえ人身事故です。」との答えだった。

 「地震」と「人身」を聞き間違えるなんて!、自身のヒアリング能力に「自信」を失った。これも、老化現象の一種だろう。

 
 妻が最近、「年をとると、汗を掻く、字を書く、恥を掻く、の三つの「かく」が必要になる。」としたり顔で言った。どうせ誰かが言ったことを、オーム返しに言っているだけなのだろうが。

 先の聞き間違いのようなことが重なると、恥ずかしいという思いから、引っ込み思案になり、聞き返すということをしなくなる。そうなると、外界世界とのギャップが生じるようになり、悪循環の連鎖につながる。これを防ぐ手立ては、「恥を掻いてもいいから聞き返す」ということか。

 おおいに「恥を掻く」必要性を感じた1日であった。 

 10分ほど早く出たが、着いたのは、結局いつもと同じ時刻になった。

(写真)「真夜中の立葵」と名付けました。2008年5月25日撮影。
近所の公有空地に、誰がお世話をしているのか、花がたくさん植えてあるのです。「公有地なのに勝手に」ということは思いません。以前は、ブタクサなどの「花粉症」の原因となる雑草がうっそうとしていたのですから。
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持光寺

2008-06-22 10:02:25 | 
                  持光寺

                         2008年6月22日(日)作成

 紫陽花寺というのは、ネットで検索すると、全国数多あるようである。
 「紫陽花寺・広島」で、私がたまたまヒットしたのは、広島県尾道市の持光寺だった。誰かのブログだった。

 尾道なら広島から2時間余りで行けそうである、11時頃出発した。
 尾道駅前の商店街の飲食店で、日替わり定食を頼んだ。950円也。妻が「お値打ち」と言っていた。主婦だから確かだろう。

 店の主人に尋ねると、「持光寺」は知らないと言う。おや、メジャーじゃないのか?。道行く人に尋ねても、知らないと言う。どうしたものかと考えていたら、ちょうど運よく、「おのみちグルメマップ」で見つけることができた。商店街から、陸橋を渡り5分程度だった。

 「紫陽花寺」というわりには、紫陽花は少なかった。ちょっと、期待はずれ。

 しかし、寺の標識を見て、驚いた。国宝があるのだ。
 
 「当寺は承和年間(834年~848年)、・・天台宗の寺として創建され・・た。
 ・・絹本着色・普賢延命菩薩像は「延命像仁平三年四月廿一日供養」(1153)と銘が記されており、この仏画は「保元・平治の乱」の直前・鳥羽法皇の御宇、最愛の御子・近衛天皇の御息災を祈願された尊像であり現在「国宝」に指定されております。」

 おのみちグルメマップには、二十数か所の寺が載っていた。国宝のある寺といえども、地元の人も数が多すぎて、あまり良く知らないのか?


(写真)紫陽花と寺が上手く調和した写真が撮れませんでした。陳腐な紫陽花のみの写真です。2008年6月21日撮影。

(燃費)行きは2号線を主体。帰りは瀬戸内の海岸線を通っていたら、竹原あたりで事故により不通。ひっかえして、行きと同じ2号線で。192km。車載燃費計15.7km/ℓ
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時間と燃費

2008-06-21 21:46:28 | 経済
                 時間と燃費

                         2008年6月21日(土)作成

 この3月末で定年退職した。といっても週30時間の非常勤で働いているのだが。
 退職し失ったものは、収入である。激減した。年金を受給し始めたが、これもまだ満額ではない。年金と非常勤収入を足して実質の手取り収入は、現職のときのそれと比較して、半分程度か。

 反対に得たものは、「時間」だ。勤務時間は1日6時間で、時間外もないから、8時間勤務の現職時代と比べると、大分余裕がある。

 「時は金なり」というから、収入が激減しても「時」という「価値」を得たのだから、現職時代と「トントン」と考えると気が楽だ。

 ・・という訳で、車で移動する時、従来だと高速道路を通っていたものを、一般道を走ることにした。料金もかからないし、結構・決行。


 車の走行距離が2万kmを超えた。
 約5,000kmごとの燃費を計算してみた。
・最初の5,191kmまで      11.5km/ℓ
・5,191kmから10,217kmまで  13.1km/ℓ
・10,217kmから15,002kmまで  13.3km/ℓ
・15,002kmから20,328kmまで  13.5km/ℓ
・20,328kmまでの「生涯燃費」は 13.1km/ℓ
 
 私の車の10・15モード燃費は13.4kmであるから、生涯燃費13.1kmの達成率は「97.8%」である。
 燃費がだんだん向上し、最後の約5千kmは、10・15モード燃費を上回った。これは、省燃費運転に徹していることと、郊外走行が多くなったことによるものである。
 最終目標は、生涯燃費を10・15モード燃費まで引き上げることである。

(写真)気ままな格好のネコは、恰好の被写体です。2008年6月21日、広島県尾道市の持光寺近くで撮りました
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カルフォルニァワイン

2008-06-19 18:13:26 | 食べること
              カルフォルニァワイン

                         2008年6月19日(木)作成

 6月15日、物産展のような所で、赤ワインを買った。3ℓ入っていて1,000円。ビンではなく、四角い紙袋だったので、私は独断で、180ml程度の紙パックがいくつか入っているのかと思った。
 帰って開けてびっくり。ビニール袋にワインが入っているではないか。アメリカではこんな風にして売っているのだろうが、私は初めて見た。輸入元はキリンビールとあったので、まあ安心かなと。

 3ℓで1,000円ということは、720mlに換算して、約240円だ。安い。(200mlの缶飲料でも自販機だと120円ですから。)

 肝心の味であるが、ライトボディと記載があったが、「ライト」とは思えない。少なくとも「ミィディアム」だ。カベルネソビニオン種だと思うが確信はない。私はカベルネソビニオンの重たいのが好きだ。
 これは、少し重ったるく澱んだような口当たりがする。渋み、酸味、苦味もそれぞれ奥行きが感じられない。まぁ、安いのだから文句は言えない。濾過で濾したようなイメージで、すっきり感が出せれば、3倍の値段でも安い。

 私は、赤ワインは常温でしか飲まない。冷やすと、味が硬くなるような感じがして美味くない。

 妻が、3ℓも常温で置いておくと、酸化することを心配して、早く飲まそうと毎日サービスしてくれる。
 確か、箱の説明書には、このビニール袋はワインを注いだあと、空気が入らないようになっていて、保存性は良いというような趣旨のことが書かれていた。
 妻には、このことは内緒にしておこう。そして、2週間程度ワインを楽しもう。
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三景園

2008-06-17 17:28:11 | Weblog
                  三景園

                         2008年6月17日(火)作成

 広島空港の隣りに、広島県が造った「三景園」という庭園がある。
 自然を壊し、「人工の自然」を造ったような庭園だ。(私は皮肉な人間です。)
 1993年に造られたというから、自治体が借金で首が回らなくなる前だ。

 有力な政治屋が、利権のために県行政を動かしたのではないかという、匂いを感じる。

 最近では、さすがにこうした事業はできなくなっているが、造ったものは維持管理費が否が応でもかかる。
 この三景園も、他の多くの施設と同じように、維持管理費を賄うだけの入園料収入はないだろう。(入園料300円)

 私は、行政が造る施設には、次のものを閲覧できるようにしてもらいたいと思う。
① 事業費
② 年間の維持管理費
③ ①、②のそれぞれの経費の内訳(例えば、人件費、光熱水費、消耗品費など)
④ ①、②のそれぞれの財源内訳(例えば、一般財源、補助金など)
⑤ ついでに、「口利き」政治屋の顔写真(アップで)

 6月15日、妻が紫陽花が好きだというので、三景園に見に行った。紫陽花は、あまり群生しておらず、行儀よく「植えられて」いた。

 タイミングよく、広場で津軽三味線の演奏が行われた。アマチュアでお世辞にも上手とはいえなかったが、十分なごませてくれた。日本古謡の「さくら」を編曲して演奏したが、これを聴き、改めて、国歌は「さくら」にすべきと思った。「君が代」は論外だし、中華人民共和国の軍隊の行進曲のような国歌も嫌だ。

 もう十数年前になるが、高橋竹山の津軽三味線を聴いたことがある。竹山の三味線は、あたかも竹山の身体の一部のようだった。演奏の合間に竹山が繰り返し「ありがとう」と言っていた。苦労をした人にしか言えないようなニュアンスの言い方だった。

(写真)三景園での津軽三味線の演奏。2008年6月15日撮影。
 30枚くらいシャッターを切りましたが、満足のいく写真はありませんでした。三人の表情がなかなかうまく合いません。
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妻の還暦

2008-06-16 14:39:35 | 家族
                  妻の還暦

                         2008年6月15日(日)作成

 妻は今、年金の手続きに大わらわだ。やたら面倒くさい。夫である私の年金番号も要るという。なぜだ? 私が64歳になると、加給年金が出るので、その関係か?しかし、それなら、その時でいいはずだが? こと年金に関しては、分からないことが多すぎる。

 年金基金に数年間加入していたことがあり、妻はどれくらい出るか楽しみにしているが、実は「落胆」が待っているだろう。しかし、まぁ、出るだけマシか。

 妻の誕生日の1週間前に、義父から電話があり、妻の還暦祝いをしてくれるということだった。
 昨日、義父がよく利用していたという店で祝ってくれた。
 おまけに、小遣いまでもらってしまった。父親にとっては何時までたっても、「子ども」なのかなー?

 義父がポツリと、自分の傘寿は同級生が祝ってくれた、と言った。(目が点になる)この言葉はきつかった。
 
 ネットで調べると、「半寿」というのがあった。
 ・・「半」の字を分解すると「八十一」になることから、八十一歳や八十一歳の祝いをいうようになった。・・
 来年、忘れずに、義父の半寿の祝いをすることにしよう。


 妻の還暦祝いは私も計画していたが、孫が夏休みに帰ってくることになっているので、その時まで延期だ。


(写真)還暦祝いをした店の片隅に、なぜか炭が置いてありました。2008年6月14日撮影。炭は勢いよく燃えるとき、「キンキン」という澄んだ音がします。こんなことは、還暦以上の人でないと知らないでしょうね。
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13日の金曜日

2008-06-15 18:18:28 | 政治
                 13日の金曜日

                         2008年6月15日(日)作成

 後期高齢者医療保険料の年金からの天引きの2回目が、昨日「13日の金曜日」行われた。
 年金から天引きされる嫌な日が、キリスト教で忌み嫌う日である「13日の金曜日」とは、何か運命めいたものを感じた。
 
 改めて、「13日の金曜日」をネットで検索して見ると、

 「イエス・キリストが磔刑につけられたのが 13 日の金曜日とされ、キリスト教徒は忌むべき日であると考えている。」という俗説があるが、正しくない。キリスト教では主の受難日を金曜日としているが、その日付は定めていない。

 とあった。

 何だ、俗説とは知らなかった。
 後期高齢者医療の年金からの天引きも、「運命めいた」問題ではなく、現実的な問題として考えなければいけない。

 さて、後期高齢者医療制度について政府は、朝三暮四的弥縫策をとろうとしている。
 つまり、低所得者に対する保険料の軽減であるとか、年金の天引きの対象者の緩和だとかである。
 しかし、この後期高齢者医療制度の保険料は、現役世代の保険料に比べて上昇するスピードが速く、軽減措置をとったとしても、いずれ、今までの老人保健制度に比べると高くなることは間違いない。

 しかも、保険料の問題だけではなく、医療の中身が切り下げられるという問題がある。「かかりつけ医」制度は正にそれだ。政府は良い仕組みだと言うが、それならなぜ、現役世代にも導入しないのか。

 保険料と医療の内容は、生きている間の問題であるが、この後期高齢者医療制度では、死んでからも「差別」が行われる。
 被保険者が死亡した場合、保険から葬祭料が出るが、それまでの国保では4万円であったものが、後期高齢者医療では3万円となった。

 さあ、舛添厚生労働大臣、4万円をなぜ3万円にしたのか、説明してもらいましょう。
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F1カナダグランプリ

2008-06-14 10:38:58 | 
               F1カナダグランプリ

                         2008年6月14日(土)作成

 ハプニングは時と場所を選ばない。現地時間、6月8日に行われたF1カナダグランプリでは、優勝候補の二人にハプニングが起こった。

 トップを走っていたハミルトンが、ピットレーンの赤信号を無視し、3位を走っていたライコネンに追突クラッシュして、二人共リタイアしたのだ。私はピットレーンでクラッシュしてリタイアした場面を初めて見た。

 このことでハミルトンは、次のフランスでポールポジションを10番降格させられるというペナルティを科せられた。
 私は、ハミルトンは少々行儀が悪いのではと感じている。

 多くの人は、優勝したクビサが漁夫の利を得たと思ったかもしれないが、私はそうは思わない。

 クビサは、昨年からフル参戦の「まだ」?ルーキーだが、やはり昨年から参戦した彗星ハミルトンの活躍の影であまり目立たなかった。
 しかし、今シーズンはその安定した走りぶりで、ハミルトンのような派手さはないが、着実に上位に入賞し、ポイントを稼いでいた。

 果たせるかな、今回の初優勝で、ポイントトップに躍り出た。今年一番のダークホースと言っていい。いや、もはや優勝候補か。

 トヨタが意外?な好成績を上げた。
 ポールポジションは、グロックが11位、トゥルーリが14位と振るわなかった。前半も下位を低迷していたが、最後はグロックが4位、トゥルーリが6位というトヨタにとって今年一番の成績となった。
 セーフティカーの入ったタイミングとワンストップ作戦がうまく噛み合った結果と思うが、運もレースのうちだ。
 今後のグロックには期待を感じさせられる展開だった。

 参考だが、クビサにとっては昨年の大クラッシュを経験したコースでの初優勝ということになった。F1ドライバーには「恐怖」に関するPTSDはないということが分かった。(2008年3月10日「F1」参照)
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スピード社製水着

2008-06-13 07:12:51 | Weblog
               スピード社製水着

                         2008年6月12日(木)作成

 スピード社製の水着で、新記録ラッシュが起こり、話題になっている。
 私は、「水着」でスピードを上げようとすることを認めるのは、おかしいのではないかと考えている。

 水泳にしろ陸上にしろ何にしろ、競技は、人間の体力と技術の限界に挑戦するものであり、水着とかいったいわば「舗装具」の助けを借りるものではないと思うからである。

 ギリシャ時代のオリンピックは裸で競技していたというから、オリンピックの原点は裸の状態で人間の体力と技術の限界に挑戦する、ということだろう。
 それを、現代にあてはめると、水着部分は最少であるべきで、体の大半を覆い浮力を与えたり人間の肌より水の抵抗を少なくするようなものであるべきではない。

 このスピード社については、気になることがある。
① 2000年のシドニー五輪で、「さめ肌水着」を開発し、15個の世界新記録のうち13個がこの水着だった。しかし、五輪が終わって間も無く、「水着の表面の加工はよくない」ということで使用禁止となった。(いわば、「前科者」です。)
② 国際水連(FINA)は、「浮力を与える用具」は禁止している。そのFINAに、水着メーカーでは唯一オフィシャルスポンサーになっている。(「わいろ」の疑いがかけられても仕方ないでしょう。)

 このスピード社の水着に対抗して、日本のメーカー、ミズノ、デサント、アシックスは、「高速水着」の開発を行っている。
 日本の化学繊維の技術は、トップ水準だろうから、スピード社製の水着より更に性能の良い「水着」を開発するだろう。

 今年の北京オリンピック水泳競技は、「選手」が泳ぐのか「水着」が泳ぐのか混迷しそうである。

(写真)「夕暮れの浜辺」2008年6月7日、福岡県志賀島で撮影しました。本文とは関係ありません
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旦過市場

2008-06-12 17:06:24 | 食べること
                 旦過市場

                         2008年6月12日(木)作成

 北九州市小倉の旦過(たんが)市場に来たのは、3回目だ。
 最初は、もう10年くらい前になる。
 私は、こういう場所が好きで、どうも、見つけることに関しての「臭覚」があるような気がする。(単にいやしいだけなのかもしれません。)
 6月8日、この日は日曜日で、ほとんどの店は閉まっており、人通りも少なかった。

 ネットによると、「戦後の闇市から派生して発展していったと言われており・・」とある。バラックのような建物が200店舗、ひしめくように軒を連ねている。はっきり言って汚い。

 10年前に入った店があった。「そやの寿司」という。「旦過市場ならではの新鮮な魚介類食材を60年の伝統と味の極みを誇るそやの寿司 現在二代三代目で頑張っております。技と味を旦過市場ならではの低価格で味わってみませんか。ぜひご来店をお待ちしております。」とあった。

 私はこの店で食べたかったが、妻が洋食が良いというものだから、隣接する魚町銀天街で「スパゲッティ」を食べた。
 スパゲッティも悪くはないが、あのスプーンでぐるぐる回して食べるのが、私には要領がつかめない。食べ方が下手だと、料理も美味く感じられない。

 2回目に行ったのは、3・4年前だ。その時は、「ぬかみそだき」(さばといわしがあります。)と鯨肉を買った。ぬかみそだきは、小倉名物とあったが、確かに他では見たことがない。
 宣伝文句は、「ぬかみそだきの発祥は、食の礼法、小倉小笠原藩。厳選した新鮮な魚と丹精こめたぬか床との調和が栄養価の高い郷土料理として親しまれています。」とある。

 外見からは塩辛く見えるが、あまり塩辛くはない。へしこのように、塩辛くて、旨みが凝縮している方が、私の好みだ。もっとも、へしこの方が3倍の値段がするが。

 「旦過」は地名かと思っていたが、広辞苑によると、「(夕に来て翌朝行き過ぎる意)禅宗で行脚僧が一夜の宿泊をすること。」とある。
 品物を明日に残さず全部売ってしまおうという意味で付けたのだろうか?

(写真)旦過市場の「そやの寿司」。2008年6月8日、携帯電話で撮りました。
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金印

2008-06-11 22:26:42 | Weblog
                   金印

                         2008年6月10日(火)作成

 「金印」は中学校の歴史の教科書で習った記憶がある。しかし、何のことかさっぱり理解していなかった。

 志賀島の金印公園には、次にように説明があった。

 中国の古い書物である「後漢書」に西暦57年(弥生時代)、時の皇帝光武帝が奴国からの使者に印綬を授けたことが書いてあります。
 この印が天明4年(西暦1784年)偶然この地から出土した金印(昭和29年3月20日、国宝指定)であります。印面には、「漢委奴国王」と凹刻されており、「委」は日本人に対する古い呼び名で、「奴」は現在の福岡市を中心とする地にあったその時代の小国家の名であります。

 これからすると、中国の漢時代、福岡あたりは中国の支配権が及んでいたということだろう。
 私が持っている岩波書店の「日本史年表」では、「金印」の発見は西暦57年という具体的な年数を表記してある初めての歴史上の出来事だ。
 その前の項目は、「紀元前後 この頃、倭人は百余国に分かれ、一部の国は前漢の楽浪郡に朝貢(後漢地理志)」とある。(何を貢いでいたのでしょうか。)

 このように、なにせ古いことだから、中国が日本を侵略していたなどと目くじらを立てるようなことではない。(日本が満州を殖民地にしていたことは、近世のことだから、日本は反省しないといけないですが。)

 ともあれ、不思議なのは、志賀島でなぜ見つかったのかということだ。志賀島は、地理的に中国に近く航路の要衝であったことは伺えるが、一国の、今でいう「首都」のような所ではない。しかも一辺2.3㎝という小さなものだ。
 どういう歴史的経緯があったのか、いろいろと想像をかき立てられる。

 ところで、弥生時代の美人は一重まぶただったと言われている。妻を見ながら、私の妻も「当時なら」美人に見えたのか、と想像してしまった。

(写真)志賀島の金印公園の金印の印刻の拡大模型。2008年6月8日撮影しました。一眼レフカメラの電池切れのため、携帯で撮りましたが、意外とよく写っていました。
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