団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

上高地

2008-09-28 09:02:12 | 
                  上高地

                         2008年9月28日(日)作成

 穂高連峰は、人々を魅惑し、しかし時に拒絶する。その急峻な岩肌は、木々をも寄せ付けない。
 梓川の清冽な流れは、見て触れて含んで、記憶に焼きつく。
 天然林の散策は、目・耳・肌の感覚が研ぎ澄まされる。

 9月24日(水)、上高地に一泊した。前日の宿で一緒になった旅人から、勧められたからである。
 穂高の眺め、天然林の散策も良かったが、私にとって一番は、梓川だ。その清い流れは、梓川の名前と共に一瞬にして私の脳裏に焼きついた。余談だが、妻が孫が生まれたら「あずさ」にしたいと言っていた。

 天然林の散策をしながら、都市ナイズされた現代人が、いかに「自然」に渇望しているのが良く分かる気がした。人間そのものが「自然」だからなのだろうか。



 梓川の清流


 穂高連峰 雲がかかり山頂が見えない。


 天然林の散策


 川面に映る明神岳


 穂高連峰唯一の活火山 焼岳


 焼岳の噴火により堰き止められてできた大正池


 早朝の穂高連峰 清清しい空気が伝わるようだ。
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乗鞍岳におけるご来光

2008-09-27 09:14:04 | 
              乗鞍岳におけるご来光

                         2008年9月27日(土)作成

 9月24日(水)午前5時35分、乗鞍岳山頂近くの畳平における「ご来光」。
畳平は、標高2,700mの所にある。車で行ける最高所だ。よく、ここまで道路を造ったものだと、良くも悪くも感心した。戦時中、戦闘機を高所で開発するため、造ったのだという。戦争こそ、最大の環境破壊だ。

 「ご来光」用のバスに乗って、畳平に着いたのが、5時05分。温度3℃。風速は10m/秒はあっただろうか。地上ではなかなか想像できない厳しい寒さだ。

 はじめは、ガスがたちこめ、無理かとも思ったのだが、段々晴れてきて、雲は多少あったが、見ることができた。5時35分。
 バスのガイドさんによると、3回に2回は見えないそうだ。運が良かった。











 乗鞍岳と牛留池


 牛留池近くにあった奇木。どうしてこのような形になったのでしょう、と表示があった。多分雪の影響ではないか。
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メリィハウス

2008-09-16 18:57:24 | Weblog
                 メリィハウス

                         2008年9月16日(火)作成

 15日、介護付有料老人ホーム「メリィハウス西風新都」へ行った。入居のための視察ではない。この建物の中に「メリィのパン屋」があり、妻がTVで見て関心を持ったからだ。

 この施設はすごい。鉄筋13階建/定員480名。医療機関、レストラン、パン屋、雑貨屋、温泉プール、温泉、サウナ、理美容室、図書パソコンコーナー、工房、カラオケルーム、楽器演奏室等が併設されている。
 一人当たりの部屋は、23㎡だ。

 入居費用がまた凄い。自立の人で、管理費136,500円、食費63,000円、シーツ交換等オプションで4,700円、TV等のレンタルが3,000円、合計月額207,200円。夫婦部屋がないので、二人でそれぞれ部屋を借りると、40万円以上かかる。

 この金額を見て、個人的には関心が失せたが、これからの高齢化社会を迎えるに当たり、一つの提案かな・・と思った。
 ただ、確かに、設備は立派だし、いたれりつくせりの感がするが、私にはどうもシックリ来ない。
 私なら、高齢者のみを囲い込むような発想ではなく、多様な年齢層を対象とした施設にする。そうすれば、全ての年齢層が活性化すると思う。
  

 ホテルのような玄関にエントランス。ロビーに入ると、豪華な花が飾ってある。つい、高いのだろうなと、貧乏人の発想になる。
 妻の目当てのパン屋さん。品揃えはいまいちだが、安いような感じだった。
 1階にはガーデンがあり、子どもの遊び場もある。
 レストランは、誰にでも開放されている。地域の人たちとの交流を考えたのだろう。日替わり定食800円也だ。




<ahref="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/fc/25a210b25381a5b25fff2023323114a6.jpg">





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ひとめぼれ

2008-09-15 09:32:18 | 食べること







                ひとめぼれ

                         2008年9月15日(月)作成

 職場の仲間が米を作っている。こういう話を聞くとすぐに、欲しくなるのが私の習いだ。4月にその話を聞いて約半年経ち、13日に分けてもらいに行った。

 米作りは大変な作業だと思うが、彼の話を聞くと、端々に米への愛情を感じる。
 米の乾燥機を持ってはいるが、天日干しの「稲掛け」のやり方をしている。この方法だと、ストロー状になっている稲の管を通して雨水が米粒に伝わり、よく熟成し美味しくなるのだと言う。
 子どもの頃、稲を乾しているのに、雨が降ったら困るだろうにと思っていたが、「雨が降った方が良い」のだ。自然ってすごい。

 ところで、三笠フーズが事故米を食用に転売した件であるが、米は食べるものだが、三笠フーズやこれに係わったブローカー達は、米を儲けの為に「食いもの」にした。
 太田農林水産大臣の、「人体に影響がないことは自信をもって申し上げられる。だからあんまりじたばた騒いでいない。」などの発言は、人を食った話だろう。
 私には、いずれも、米に対して「愛情のひとかけら」もないように感じる。

 そもそも農薬に汚染された米を輸入した農林水産省の責任は極めて重い。本来なら直ぐに輸出地へ返却すべきだろうが、それができないのは、ミニマム・アクセス米を輸入しなければいけないという、ウルグアイラウンドがあるからだ。

 ミニマム・アクセス米の輸入と引替えに、日本の一部の工業製品の関税を安くしてもらうというのが狙いだろう。
 私は、日本の工業製品の輸出が困難になり、仮にそのことで日本人一人ひとりの所得が減ろうとも、食料自給率の向上や食の安全安心の確保により高い評価を与える。

 分けてもらった、ひとめぼれの早稲の新米であるが、10kgで3,000円だった。安い!
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大こん 並木店

2008-09-13 09:49:39 | 食べること





















                    大こん 並木店

                                            2008年9月13日(土)

 9月12日(金)、広島市内にある「だいこん並木通り店」に行く。「だいこん」という名前の由来だが、系列店に「れんこん」という店があるからだそうだ。

 さしみ 海老にホタテと比較的鮮度を気にしなくてよい物が並ぶ。やはり、さしみは鮮度が一番だ。

 ささみ 梅とシソを挟んで揚げている。熱くて、ほくほくで、梅肉の酸味がウメー。

 はるまき ふわふわーとした食感。ほんのりした気分になる。

 たらば 小さい爪だ。卵とじにしている。塩辛い。茹でたままで出したらば。

 まぐろ 醤油味で、ステーキ風にソテーしてある。素材の持つ強みだろうか、旨かった。

 さいころステーキ メインディッシュなのだろう。肉は表面は少しカリカリ、中身はジュワーという感じで柔らかい。美味しいのだが、まぐろの後では「損」をしている。
 よく見ると、小さな松茸が入っている。しかし、肝心のかおりがしない。「かおりのしない松茸なんて」 マッタク!。

 チャーハン もうこのあたりでは、酔いも手伝って、味の方は記憶できていない。

 デザート もう、お腹に入らない。後から、写真で見て「食べておけばよかった」。

 以上のコースで、4000円也。

 飲物は、カクテルを豊富に用意しているのが特徴だ。

 店内は、全体に照明を暗くしており、テーブルの上にはスポットを当てている。私は暗い店は嫌いだが、確かに、デートで二人での食事には雰囲気は出るだろう。
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年金特別便、やる気あるの?

2008-09-09 18:17:25 | 社会
            年金特別便、やる気あるの?

                          2008年9月9日(火)作成

 社会保険庁は、年金特別便を、ほんとに最後の一人まで送るつもりはあるの?

 事情があり、本人に代わって、社会保険事務所へ赴いた。

 この方は、病院に長期入院中で、2年くらい前に住民票が「職権消除」されており、したがって、年金特別便が来ない。
 そういう場合は、どうすればよいか聞くと、本人に「住所」を届け出てもらいたい、と言う。
 しかし、そういった諸手続きが色んな事情でできず、年金の支給漏れが発生する等のことがあり、年金特別便を出すようにしたのではないのか。

 全ての人がきちんと諸手続きを行っていれば、年金問題もこのような展開になっていなかった「はず」だ。

 よく聞いてみると、年金特別便を発送する「住所」は、社会保険庁が持っている「住所情報」であり、住民票の情報ではないということが分かった。

 私は、この話を聞いて、せっかく戸籍の附表で「住所履歴」が管理されているのだから、この戸籍の附表の情報を使わない手はないと思った。

 先の長期入院の人の場合、住民票が「消除」されている間は、年金特別便が来ないのは仕方ないとしても、改めて「住所設定」し、その情報が社会保険庁に行くようにしておけば、年金特別便を送ることができるようになるではないか。

 誰の年金か分からない情報が何百万とあると言われているが、戸籍の附表で管理されている「住所履歴」を基に検索していけば、かなり解決するのではないかと思う。

 社会保険庁は、最後の一人まで年金を支払うという意欲があるのであれば、戸籍の附表の情報を活用することだ。


 この社会保険事務所にあった「マッサージチェア」は、例のものではないだろうか。例のものとは、年金の保険料で購入したといわれるものだ。

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ニコン壊れる

2008-09-08 17:59:48 | Weblog




                 ニコン壊れる

                          2008年9月8日(月)作成

 ニコン40Xが壊れた。レンズの先端に「リング」が付いているが、レンズの本体と「離れて」しまったのだ。
 レンズの本体とリングは、6本のビスで留めてあるが、何らかの原因でビスが緩んでしまったのだろう。

 ニコンに修理に出したところ(福井県にあります。)、修理代が、25,000円と言ってきた。
 正直、瞬間、頭に「血が上った」。勿論、高すぎるということに対してだ。リングを本体にビス止めするだけで、25,000!とは。ニコンも随分な会社だ。
 
 リングが離れた原因について、ニコン側は、「衝撃」が加わって離れたのだろうと言うが、「衝撃」とは、25,000円の方がよほどの衝撃だ。
 そんなに簡単に6本ものビスが同時に緩むはずはないので、おそらく製造過程で、ビスをしっかり留めなかった作業ミスだろう。

 25,000円も出せるはずはないので、広島市内のカメラ修理をしている「サンキ・メカニック」という所に頼んだ。ここは本来キャノン専門の修理だが、以前キャノンSVをオーバーホールに出したことがあり知っていたので、頼んだ。「2,000円」と言う。そんなもんだろう。


 現在、電気製品の修理など、ちょっとした故障でも、ユニット全体を交換するような方法なので、高くつき、それなら「買い換えた方がまし」となる。ちょっとした故障を修理することが出来る技術者が少なくなっているのだろうが、しかし、これは資源を浪費するという意味でも随分と「もったいない」話だ。

 最近の原油・鉄鉱石等の原材料の値段が高騰しているのを見ると、資源は枯渇するのだということが実感として湧いてくる。「もったいない」をなくしてはいけない。
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福田首相退陣

2008-09-02 18:08:20 | 政治
               福田首相退陣の真因

                          2008年9月2日(火)作成

 福田首相の退陣は、自民党・公明党内部から相当の突き上げがあってのことではなかろうか。

 福田首相は約1か月前に福田カラーの内閣改造を行ったが、支持率が一向に上がらずに、20%台に低迷したままだった。これに危機感を持った党内連中が福田首相を引きずりおろした、というのが退陣の真因だろう。
①20%台の支持率では、総選挙の顔として負けるに決まっている。
②臨時国会で「総合経済対策」を仕上げ、国民に期待感を抱かせた時期に解散・総選挙をするのが良い。
③自民党の中でも国民に人気のあると言われている、麻生幹事長で選挙を戦いたい。
④内閣支持率は、新総理誕生のときが一番高くなる傾向にあるから、その時期に選挙をしたい。
 だいたい、このような考えではなかろうか。

 これで総選挙の時期は早まり、10月末頃になるのではないかと予想している。
 私は、次の総選挙は自民党の思惑通りにいかず、民主党の圧勝になると見ている。それは、これまでの自公政権があまりに行き詰っており、国民の閉塞感が最高潮に達していると感じているからだ。
 選挙民にとって、民主党のお題目である「政権交代」は、宮崎県の東国原知事の「どげんかせんといかん」と同義語に聞こえるだろう。


 しかし私は、民主党の政権になっても、結局は国民の期待は裏切られることになると思うが・・。
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