平成30年9月13(木)
広島神楽定期公演
神楽は、観る楽しみから1歩進んで
極みの奏楽を聴く楽しみ!広がる。
高井神楽団の奏楽のパワーに感謝!
ここをクリック → 演目 「滝夜叉姫」
もし、仮にいくら素晴しい上演が行なわれたとしても奏楽が全く
なかったらどうなるだろうか。まるで神楽の練習風景だ!
あぁ~観てよ良かったなぁ~!感動させられたなぁ!など後々まで
感動や余韻が残るのも上演(演技)の他、奏楽(笛、手打鉦、小太鼓に
大太鼓)の良さが演技を引き立てているとずっと思っている。
しかし、上演、奏楽の両方が素晴しいと思う神楽団はそう多くはない
と思う。やはり競演大会(コンテスト)では、優勝、準優勝ともなれば
両方が非常に素晴しくバランスが取れ良いと感じることがある。
審査員もそのように観ているかどうか知らないがそうに違いない。
吹奏楽や管弦楽を数百を聴いて来た自分もやはり「音」の良し悪しは
手に取るように判る。臨場感、メリハリある奥行き感も大切!
今回の高井神楽団様が演じる「滝夜叉姫」の上演奏楽も一際で
大変素晴しい!何といっても笛の「音」の滑らかさや切れ味といった
技術的なことは判らないとした上で驚かせられるほどに素晴しい。
特に笛は肺活量も必要だし、練習も大変だ!
特に吹奏楽の木管楽器でも極度な緊張でもあれば呼吸と合わず
途切れて「ピ~」と鳴ることもあるほど。高井神楽団の奏楽は、大変
レベルが高く聴いて、また次も高井神楽団の上演を観たくなる。
神楽の世界も奥深く大変不思議だ!!