大分、間が空いてしまいました
仕事やら腰痛やら謎の胃痛でちょっとパソコンから離れてました~
画像はお気に入りの瓶たち(ほんの一部)記事とは関係ないです
前回記事にしたエコジョーズつながりで、
今回はいろいろな給湯器と、給湯もする発電システムについて。
お家の給湯は、キッチン・浴室・洗面など、、、
家庭から出るCO2の大きな原因となっているのは自動車と給湯なんだそうです。
シャワーを1分間使うと、テレビを100分見るのと同じ量のCO2が排出されるそうですよ。
家庭において、省エネを考えてお湯を作るには、ガス方式ならエコジョーズ、
電気方式のエコキュート、またはガスで発電してお湯も沸かすエコウィルなどいろいろあります。
取り入れる場合は家族構成や生活スタイル、イニシャルコスト(初期投資)とランニングコスト(月々かかる光熱費など)をトータルで考えることも大切です。
ではいろいろな給湯器について、綴っていきますね。
※エネルギー関連のサイトを参考にしました
エコジョーズ
(前回書いたので簡単に・・ていうかシンプルなのであまり書くことがナイ)
従来のガス給湯器が出していた排熱を再利用して、給湯や床暖房用のお湯を沸かす高効率給湯器。
使いたい時に必要なだけのお湯を作る無駄のない構造なのでお湯が余ったり、湯切れの心配は無し。
省スペースで設置OK。
要は今までの給湯器の省エネ版で、いたってシンプル
イニシャルコスト・・24号で30万~40万円前後(通常タイプのガス給湯器では24号で24万~35万円ほど)
エコキュート
ヒートポンプを利用した高効率電気給湯器(冷媒は二酸化炭素)
空気の熱で上手にお湯を沸かすので、使用した電気エネルギーの3倍以上の熱エネルギーを得ることができる。
空気から吸収した熱を割安な夜間電力を使って圧縮、高温にして貯湯。
要は深夜に翌日1日分のお湯を沸かして貯湯するというもの。
貯湯している間に放熱ロスや残り湯などの無駄が出る可能性あり。逆に湯切れの心配も。(湯切れしたら昼間も沸かせるけど深夜電力割引契約をしていると昼間は電気代が高くつく)
専業主婦や子供が小さく日中は家にいるなどの場合は不向き。
共働きで夜型生活に向いている(深夜に洗濯機をまわして朝干すとか)
湯垢取りなどタンクのメンテナンスが必要。
貯湯のための大きなタンクとそれなりのスペースが必要。
ランニングコストは湯切れに気をつけながら使えばすごくお得(機器効率が高い場合)
イニシャルコストは460L貯湯タイプで70万~85万円ほど、370L貯湯タイプで60万~75万円ほどが相場(2008年)
エコウィル
くくりとして給湯器ではなく、都市ガスやLPガスで発電し、そのときに出る熱で給湯だけでなく暖房もできる家庭用のガスコージェネレーションシステム。
それぞれの家庭の電気・給湯・お湯はりなどの使用状況を自ら学習して、朝や夕方~夜など使用の多い時間帯に発電を行う。
なので規則的な生活で、家族が多い家庭向き。
発電のついでに排熱でお湯をつくるので給湯や床暖房など、お湯をたくさん使う家庭であればメリットが大きい。
運転すればするほど高効率になる。
こちらもタンクの設置スペースが必要。
ガスエンジンを使用しているため定期点検が必要。
イニシャルコストは値引き前で80万くらいと高め。
エネファーム
都市ガスから水素を取り出して、空気中の酸素と反応させて発電させる燃料電池式コージェネレーションシステム。
エコウィルと似ています。ざっくり言うとエコウィルのガスエンジンを「水素と酸素の反応」に置き換えたようなもの。
発電のついでに排熱でお湯もつくるので、運転するほど高効率。
お湯や電気の使用量が多い家庭向き。
こちらも家族の使用状況を学習して発電。
タンクの設置スペースが必要。
イニシャルコストは数百万・・我が家では論外でした^^;
数年後にはもっと安くなるかしら・・
他に高効率石油給湯器のエコフィールもありますが今回は割愛します。
お気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、比較対照はエコキュート(電気)・エコウィル(ガス&電気)ですね
エコジョーズはまぁ給湯器そのものですから・・
エコジョーズを設置しようと決めた夫に、理由を聞いてみたことがありました。
・ガスはエネルギーロスが少なく、効率よく無駄なく使えるから
・小家族なので、エコジョーズ以外はメリットがない(エコジョーズで充分)
・電気主体にするつもりは最初からなかった
ということでした。
オール電化でIHとかもちょっといいな、と思ったんだけれど・・
IHは電磁波がダイレクトにくるし、調理の醍醐味はやっぱり炎よね~と自分に言い聞かせました
でも夫の判断にちょっとだけ安心した面もあります。
電気とガス、どちらがエコなのかずっと前からの課題でした。
実にいろいろな意見があり、統計もあるのですが
これはグローバルに考える必要があります
電気は使用する時はCO2を発生しません。
なので電気がエコだと思いがちです
ですが電気をつくる時に発電所で大量のCO2を発生します。
夜間電力をつくるのはほとんど原子力発電所らしく、原発は火力発電所よりCO2の排出がかなり少ないので、夜間電力を使うエコキュートは環境に優しいということです。
しかし原発は放射性廃棄物の問題が一向に解決していないし、事故のリスクが高過ぎます。
また日本の発電割合は、火力発電約60%・原子力約30%・水力約10%だそうで、石油や石炭を大量に使う火力発電が主流です。
日本中のガスから発生するCO2よりも、火力発電から出るCO2は遙かに膨大な量ということなので、一次エネルギー※の消費量としては電気の方が環境負荷が高いという報告もあります。
それに電気は発電所での製造ロス、送電線を伝って送られる過程での送電ロスが多く、ガスは製造・輸送時のロスがほとんど無いという特徴もあります。
エネルギーの効率で見るとガスの方に軍配が上がるらしい。
でも火力発電もCO2排出量削減に向けて、LNG(天然ガス)火力の技術が進んでいるようですね。
電気には、電気にしか成し得ないオシゴトがあります。
どちらも大切なエネルギー。
電気とガスを併用しながら、どちらも消費量をこれ以上増やさないように使うことが大切かと思います
※一次エネルギー・・石油、石炭、天然ガス・水力・原子力など
(電気や都市ガスなどは二次エネルギー)
腰痛や胃痛大丈夫ですか?
実は私、ぎっくり腰持ちでしてー(--;)お気を付け下さいー!
太陽光発電なんかも、そのものを作るのにかなりのエネルギーを必要とすると聞きました。
それにしても、給湯器のイニシャルコストって、かなりかかるんですね!そこにかなりびっくりしましたー!!
大変だったね><
忙しい上に体調まで崩すと
私ならへこんじゃう TωT
すごいここまで考えて比較して。。。
私たちが家を建てた頃は
IHもまだまだだったなぁ
より環境と省エネを意識している証拠だよね
そうそう 調理は炎がいるね
私もその点は譲れないなぁ
胃痛は原因不明で謎なんですが、一時痛くて歩けませんでした。
仕事も休んじゃったし。。。
今は大丈夫です^^
saguchiさんはギックリ腰持ちなんですかー
それは日頃から要注意ですね><。。
私も気をつけます☆
太陽光発電、そうらしいですね。
ただ、作るエネルギーは一定期間膨大になったとしても
広く普及・安定すれば、このまま火力に頼るよりは
化石燃料の節約にはなるのかもしれないけど
日照時間の少ない地域もあるし、難しいのかな~
イニシャルコスト、結構高いですが
エコジョーズは普通につける給湯器よりちょっと高いだけなので
4・5年もあれば元とれますよ~^^
そうなのよ~☆忙しい上に胃痛や腰痛で厳しかったわ><
免疫力落ちてるのかな。。。
ちょっとまささんの記事で健康管理、見直してみるね!
IHばやりみたいだけど、私の周りもみんなガス調理です^^
やっぱり炒め物とかあおって作りたいよね。
それに見た目に熱源が見えないとかえって危ないかも・・
…でも体調不良でいらしたんですね。
今冬は寒暖の差が激しいので、お大事になさって下さい。
先日書き込みした通り、家を建てる予定は
全くない我が家ですが、大変興味深く読みました。
わたしも漠然と名前を聞いた事があるかな~程度だった仕組のものが沢山。
もし新築の賃貸に引っ越す時がきたら参考に出来るかも!?
何事も表に出てる情報ばかりでなく、企業が隠し
たがっている(でも表示しなきゃいいけない)情報まで
きちんと調べていく事が大事なんですね。
飲食物に関しては、直に体に取り込むものだから
わりとみんなよく調べますけど、こういうものは
自分も含め、意外とそのままの情報だけで判断しがち。
大変ためになりました!ありがとうございました。
>何事も表に出てる情報ばかりでなく・・
本当にそうなんですよね~
電力会社のHPには電気のメリット、ガス会社はガスの長所しか
書いてませんから(当たり前だけど)公平な見方をしているサイトを
探すのにちょっと苦労しました^^;
電気関連のHPの方は、いろいろ隠してるな・・という感がありましたね。
ガスの方はシンプルなので、隠すこともないって感じ。
私も今回、とても勉強になりました~^0^