OL主婦の小さな幸せ。

日々の出来事や小さな幸せ、お出かけ、身近なエコ、環境問題、フェアトレード、鳥のこと、アロマなどを綴っています。

ダイオウイカだけじゃない・特別展「深海」

2013年07月30日 | お出かけ

更新しない間も、変わらずご訪問ありがとうございます
仕事で今ちょっと行き詰まっております。
いえ、まだ行き詰まるのすらおこがましいのですが。


さて先週、上野公園にある国立科学博物館にて開催されている
特別展「深海 挑戦の歩みと驚異の生きものたち」~ The deep ~を姉と見に行って来ました。

   

NHKで見た、ダイオウイカの撮影に成功するまでの舞台裏的な展示かな、と思いきや
潜水調査船の実物大模型や約380点の深海生物の標本、深海生物が過酷な環境でどのようにどう生きているのかなど、様々な不思議に迫る見応えのある展示でした。

大きく分けて、7つのコーナーがありました。
館内は撮影OKでしたがあまり撮っていないので、ほんの一部分書いておこうと思います。


まず「1.深海の世界」というコーナーで深海の特徴などが紹介され、
次の「2.深海に挑む」では、潜水調査船や無人探査機の実物・模型が展示されています。

   
こちらは実物大の潜水調査船「しんかい6500」、、、の後部。
(人が多くて全体は撮れず^^;)
全長9.7メートル、幅2.8メートル、高さ4.1メートルで、その名の通り深海6,500メートルまで潜ることができるらしいです。

「3.深海生物図鑑」では、約380点の貴重な深海生物の標本が展示され、
「4.深海に生きる」では極限環境に住む生き物の不思議を紹介していました。

そして「5.深海への適応」
深海生物が、暗黒・低温・高圧という過酷な環境で生き残るために発達してきた能力や技などを、紹介しています。
このコーナーに、2007年島根県出雲市沖で捕獲されたダイオウイカの標本があります。   

画像クリックで拡大できます
やはりこの特別展の目玉といえるでしょうか、ヒレの先端から腕の先まで約3メートル、
全長で約5メートルの大きさ!
これが生きて泳いでいたというのですから、想像を絶します。
深海650~900メートルに生息し、世界最大の無脊椎動物だそうです。

ちなみに、ダイオウイカの標本の上には生前?の模型
 
そしてこの向かい側に、天敵のマッコウクジラの頭部模型が飾られていて、水深800~1000メートルでの戦いが想像できるようになっています。


さて次の「6.深海シアター」では、横幅5メートルを超えるスクリーンで2012年に世界で初めて撮影に成功した、ダイオウイカの動画を見ることが出来ます。
潜水艇のコックピット目線で見られるので、迫力ありました。


最後は「7.深海の開発と未来」
深海の生き物は意外と身近に利用されている、というコーナーです。
微生物からは産業や医療に役立つ酵素が見付かっていたり、知らずに食べている深海魚を紹介していたり。
たとえば、深海魚「ホキ」はフィッシュバーガー、「キングクリップ」という魚は白身魚のバター焼き、
「ソデイカ」はイカの寿司、「ニュージーランドヘイク」という魚はのり弁に入っている魚のフライだそう。
ほかにもたくさんあって噂には聞いていたけど、その多さにちょっとビックリ。


ダイオウイカが目玉ではあるけれど、深海生物の驚くべき生態をたくさん知ることができました。
普通に暮らしていると、なかなか関心が向かないであろう深海の生き物達。
(身近にいないし)
でも地球上の生き物は、必ずどこかでお互いが関わり合っているから、守らなければならない。
そのためにも「知る」ことが必要なんだな~と改めて思いました。


※特別展「深海 挑戦の歩みと驚異の生きものたち」は10月6日まで。


そうそう、お土産売り場がイカイカイカ、イカだらけで面白かったです^▽^
ダイオウイカ実物大ぬいぐるみもあったよ~~

みんな写真だけ撮ってた





おまけ画像☆
 
お色直し中の、地球最大の動物「シロナガスクジラ」の実物大模型


 
お色直し前はコチラ※2007年2月17日の記事から拾った画像


コメント (2)
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