過去記事でもさんざん紹介していますが、、、
毎年10月後半頃から、フェアトレード&エコロジーショップのピープルツリーで
フェアトレードチョコレートが発売されます。
今年は3年振りに新フレーバーが登場したので、改めて紹介したいと思います。
ビター・レモンピール。有機栽培のカカオ豆にイタリア産のレモンを使ったチョコレートです。
大人味のビターチョコに甘酸っぱいレモン、最近甘党から離党しつつある私にピッタリ
手が止まりませぬ~
原材料にあるように、大豆レシチンなどの乳化剤は使用していません。
機械的になめらかにするための植物油脂も不使用。
72時間練り上げて作られた生産者の顔が見えるチョコレートです。
チョコレートの基本的な原料は、カカオマス、ココア(カカオ)バター、砂糖の3つ。
この中の油脂分はカカオバターですが、日本で一般に売られているチョコレートは
カカオバター以外に植物油脂(主にパーム油・森林破壊が問題の・・)を混ぜて作られます。
パーム油は安価で安定的なため、大量生産に役立ちますが
ピープルツリーのチョコレートは、植物油脂は使わず カカオバターのみを油脂分に作られています。
なので油っぽいなめらかさではなく、カカオそのものなめらかさです
しかしカカオバターは大変溶けやすいため、秋・冬のみの販売であることが残念ですが、
手作りで自然素材の食品とは本来、そういうものですね
※全国のお取り扱い店→ (チョコレートは秋冬限定)
初めて試すならミルク味がオススメ
フェアトレードについて(自由が丘店の様子はコチラ)
途上国の生産者へ、公正な取引で安定した収入を、そして経済的自立を支援する取り組み
フェアトレードは、アジアやアフリカ、中南米などの農村地域や都市のスラムなどに
暮らす人々に仕事の機会を提供することで、貧しい人々が自らの力で暮らしを向上させる
ことを支援しています。
小規模農家や手工芸職人に継続的な仕事をつくり、農薬や化学肥料に
頼らない自然農法や、生産地で採れる自然素材と伝統技術を活かした生産によって、
持続可能な社会を目指しています。
(ピープルツリーHPより)
そしてフェアトレードは、現地の人々を支援すると共に温暖化防止にも関係しています。
フェアトレードの商品は全てが手作り・手仕事なので、
多くの人が購入することによって、人手による生産が増えるということ。
それは機械生産による水や電気などの消費を減らし、
CO2の排出を削減することにもつながります。