OL主婦の小さな幸せ。

日々の出来事や小さな幸せ、お出かけ、身近なエコ、環境問題、フェアトレード、鳥のこと、アロマなどを綴っています。

北東北☆青森・秋田旅行~横手・蔵の街編~

2012年10月27日 | 旅行・小旅行

青森・秋田旅行、3日目は自然観察林へ行く予定でしたが天気があやしいのと
詳しい地図を見ると思ったより遠いことが判明したので、急遽変更しました。

2泊目に宿泊した秋田県能代市を午前中に出発して横手市へ。
同じ県内といっても高速で120キロくらい。秋田は広いなぁ・・

横手市の増田町というところに、蔵を主体としたレトロな街並があるということを
観光案内で知りました。駅前で横手焼きそばを食べていざっ


秋田県の南部、横手市増田地区。
良い米と水に恵まれていたため、古くから酒造りが盛んで、
また養蚕や味噌・醤油の生産も多く、その商いも盛んに行われていたようです。
なので多くの商人地主が存在し、現在も往時の繁栄ぶりを示す蔵が数多く建ち並んでいて、 
現在、増田では蔵の多い街並を「くらしっくロード」と名付け、観光スポットとして
紹介されていました。
             
             

増田地区における商業活動の中心地だったのが現在の中町、七日町商店街通り。

この通りの地割は、間口が5間から7間(9-12.6m)と狭小な反面、
奥行きは50間から100間(90-180m)ほどあり、極端な短冊形となっています。

しかし歩いていても蔵は見当たりません。
なんと蔵は外にあるのではなく、家の中に建てられているのでした!

その土蔵は、増田においては「内蔵(ウチグラ)」と呼ばれ、外からはその存在すらも
知りうることができない建物であり、雪国独特の特徴を持っています。(サイトから抜粋)
       
内蔵の立地イメージ※内蔵のイメージ(画像はお借りしました)

内蔵は全てが戦前以前の建築で、明治時代前期~中期(明治1-29年)までと
大正時代(大正1-15年)に多く建てられていることが分かっています。

国登録有形文化財が40棟、市指定文化財が10棟あるそうですよ。


  
こちらの内蔵見学が無料だったので、少し見させていただきました。

         
こちらのお宅はもう誰も住んでいないので、内蔵を公開していました。
入るとすぐ内蔵の入口。管理されている方が要所要所を説明して下さいます。


全部見学したかったけど時間が足りなかったので、概ね外観を撮影だけ。

  

  

中に蔵があるなんて一見想像できませんが、あるんです。

  
 旦那↑



         
こちらの肥料店は見学料100円。この中にも蔵はありました(大き過ぎて撮れなかったけど)
           
  
   
100円では申し訳ないくらい、見応えありました。おかみさんのお話が穏やかで
わかりやすかったです。
 

          
木造3階建ての旧石田邸。時間がなくて見られず。見たい~~


内蔵は現在も生活空間として居住している人が大半のため、ほとんど見ることができませんが、
年に1度の「蔵の日」には、一部の内蔵が公開されます。
是非その日に行ってみたいものです。

通常の公開情報の詳しくはコチラ(画像あり)

          
外蔵もありました。歴史を感じますね~


急ぎ足の観光だったこともあるけど、また訪れたい・ゆっくり話を聞きたい、と
思わせる街でした。
やっぱり古いものを見て歩くのは楽しいです!




~以下、サイトより抜粋~

内蔵が一躍注目を浴びたのはここ数年のこと。
平成18年(2006年)、一部の蔵を公開する第1回増田「蔵の日」開催や写真集作成などにより、
40棟あまりが現存していることが明らかに。
所有者宅で話を聞くと「蔵があることを隠すつもりはなかったのですが、
当たり前すぎてあえて話題にもしなかった」という答えがほとんど。
倉庫という本来の役割を果たしていた一方で、冠婚葬祭の座敷、さらには出産の場として
使うこともあったといいます。まさに、内蔵はその家のプライベートの場なんですね。

コメント (4)
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