ルリタテハは縄張りへの執着が強いですね。同じ時間帯にテリトリーを持つシータテハとは度々バトルになりますが、完全に見失ってしまっても、数分後には必ず元の場所に戻ってきています。越冬明けの個体は青い斑紋が白っぽくなっていますので、よく目立ちます。
この個体はこの場所周辺がかなり気に入ったようです。しばらくは留まることでしょう。
この個体はこの場所周辺がかなり気に入ったようです。しばらくは留まることでしょう。
他の越冬組からやや遅れて出現するのがルリタテハとキベリタテハです。しかしルリタテハは個体数が非常に少なく、昨年は一度も見ることができませんでした。今年はラッキーです。市内では午後2時過ぎ~夕方にかけて活発に活動する傾向があり、午前中はテリを張っている個体をほとんど見かけません。
この小さな蝶も春一番に現れる春蝶の代表種ですね。午後になるとほとんど姿を消してしまうのですが(午前中はテリトリーを張る個体が多いので、林道で見付け易いのだと思われます)、エンゴサクの花に来たところを見付けました。シジミ蝶の仲間は中々翅を広げてくれませんね~。