BLOG*海から陸へ・・・

主に千葉県のビーチコーミングで集めた漂着物や作品等の紹介。

目薬王子。

2007-08-05 19:35:07 | *硝子類
ここんとこ、ずぅっと収集物をUPしていなかったので
まとめてUPしちゃいます。

今回はここ1~2ヶ月でじじが集めた硝子類を。



実はこの中には、有名な硝子博士の本に出てきたレアモノが
かなり入っています。

タイトルにした目薬王子・・・
ジジが自分でそう名乗っていたよ(汗

何故ですかって?
ええ。そうですとも。
この写真の中に「目薬壜」が5本も入っているんですよ。

はぁ~・・・
このヒトの硝子強さには ホント、かないません。

かなわないと認めた理由は次回の記事にて。

次回は私の収集物をお見せします。
期待薄っっ。
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白い石蹴り。

2007-06-10 19:58:43 | *硝子類


白い硝子の石蹴りを、初めて拾うことができました(^^)

だいぶ擦れて薄っぺらくなっていましたが
葡萄の模様が施されていましたよ♪

青い方の石蹴りはジジが拾ったもの。
☆のマークが、ど真ん中に型押しされています。

石蹴りの完品も嬉しかったのですが
写真左奥の 小さな薬品壜もすごく嬉しいっ。
このサイズは初めて拾いました。

硝子が薄いので 良く割れなかったな~、と
感心してしまいます。
きっと砂の中に埋もれていて助かったのでしょうね。(^^)
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カケラ日和。

2007-05-21 20:35:04 | *硝子類
先週の後半はつらくて なにもUPできずにいました・・・

水曜日に海へ行き、#ハナイカダさんとお会いして
HAPPYな気分でいたのですが 木曜からは
体力の限界に挑戦!というような日々が続きまして・・・

今頃になってようやく先週の事に触れる次第です。汗

            *

えっと、良く潮が引いた浜の 石ころの間で見つけました!
やっぱりこういうものを自分で拾うことが出来るってシアワセ!!



神薬の元祖、資生堂製の壜です。
資生堂とは言えども、今の資生堂(化粧品メーカー)とは違います。
文字もだいぶ古いタイプなので 数ある神薬の中でも
比較的古いほうの部類じゃないかと考えました。

その他にも硝子類は結構拾いましたが、今日のほとんどは
カケラ(破片)ばかりです。



本当に惜しいカケラばかりで、
非買壜 と書かれたラムネ壜のカケラや
マヌメドーマポの壜底に 君が代の甲 とかね・・・。
硝子の独楽の残骸や、ニッキ水の壜のカケラもあったなー。
一番手前の列、左端にあるのは硝子壜のフタ。
このフタも硝子製で スクリュータイプではなく
パコっとかぶせるタイプみたい。
このフタ自身も気泡がたーーーっぷり入っているので
容器の方もさぞ素敵な容姿をしていたに違いない。



それから、陶片をいくつかと エビちゃんを連行。
近代五弁?と思うような 今まで見たことが無いタイプの
五弁花のカケラを拾い、統制陶器の湯呑み茶碗らしき
ものを拾ってきました。
まだ 語れるほどの数は拾えていない統制陶器ですが
「岐」ばっかりです。 他のタイプも拾ってみたいなぁ~
と思う今日この頃。

しかしエビちゃんに関しては どーもザリガニに見えて
仕方ありません・・・汗
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硝子日和。

2007-05-09 20:09:23 | *硝子類
去る5月3日。ゴールデンウイーク真っ只中でしたが
我家のGWはこの日だけ。
久々に3人の休みが揃ったので海へGO!!

GO!なんて張り切ってる割に、相変わらずスロースタートな我家。爆

海辺にはやはりレジャー客が出ていたよ☆
神奈川みたいにBCがメジャーならば人の目も温かいのだろうけれど
千葉じゃまだまだ・・・。レジャー客の視線がちょいとイタイっす。笑
なのでそういうところは軽くスルーしてみた。

でもその判断が功を奏して、人けの無い浜で糊のビンを発見。
割れてたんだけど、埋まったまま割れていたので
双方が離れず、一緒に救出することが出来ました(^^)



3箇所ぐらいしか寄らなかったんだけど
まぁまぁでしょうか。
スカの日もあるのですから・・・(汗



奥の緑のビン。実はこのビン、同じ場所でこれで3本目の出会い。
同じ浜で拾ったっちゅーことは、これを捨てたのも同一人物かな!?

手前の青くて丸いものは、気泡がタップリ入った
硝子製しょうゆさしのフタ♪模様と文字が入っていました(^^)

スクリューキャップ式のビンが多かったけど
意外と古そうよ~(^^)
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ラムネの日。

2007-05-04 23:12:05 | *硝子類


5月4日はラムネの日だそうです。(^^)
今日も暑かったから、アイスやラムネが売れたんじゃないかな?

ラムネの歴史は古く、100年にも及ぶそう!
ラムネ発祥の地はイギリスで、当時レモネードと呼ばれていたのが、
日本に来て レモネード→レモネ→ラモネ→ラムネと変化したのだそう。
そしてなぜ今日がラムネの日かというと
明治5年(1872年)の5月4日、東京で千葉勝五郎という人が
商業的なラムネの製造販売を始め、
これを記念して5月4日はラムネ記念日(ラムネの日)
となったのだそうです。(^^)
海でもラムネ壜を見かけますが大半が割れていて
やっと見つけたほぼ完品、という壜はわりと新しいものでした。

そしてラムネ壜と言えば欠かせないのが栓の役割を果たす
まあるい硝子玉。実はこの硝子玉にもある由来があったのです☆

大切な硝子玉の栓の表面ががデコボコでは、中の炭酸が抜けてしまい
おいしさ半減となってしまいます。
そのため、正確に丸く出来た硝子玉にはA級品のA玉。
失敗してデコボコとなった失敗作品をB級品のB玉と呼び選別した。
このラムネの栓に使えないB玉(B級玉)を子供の遊び玩具に
使えないかと駄菓子屋の店頭に並べたところ、
この硝子玉は瞬く間に子供達の人気物になり、
爆発的に広がり今のビー玉として有名になったんだそうです♪

きっとこういうのがA玉。(B玉も含まれてると思う)
ちなみに、A玉やB玉は硝子本来の薄い青緑色。

で、後に遊び道具として世にたくさん出回ったのが
このビー玉。色つきやマーブルが特徴。
そうなるとビー玉の語源はB玉から・・・と思うのが自然かな?

ちなみに、イギリスでは発売当時はワインのように
コルクで栓をして針金で固定していただけだったようです。
(スパークリングワインのような感じに)
イギリスの植民地だったインドでもラムネは広がり
カンチャキボトル と呼ばれ、A玉の栓を親指で押し込んで
開栓しているんですって!
あの栓を親指で開けるとは・・・(汗
スゲー。私がやったら骨折しそ~う。

だれかチャレンジしてみる???(笑)
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節操無し。

2007-04-29 23:12:37 | *硝子類
これは集めた物の、ほんの一部だけど。

拾うものに節操が無い!と
たとえばそう思われても・・・好きなものは好きなのです。

可笑しいと、思う人もいるでしょう。

こんなカケラも拾い集めちゃうなんてっ=☆


陶片を集めていらっしゃる陶片狂さんにあやかって、
硝子片狂になっちゃおうかしら!?笑(^^)
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インク壜。

2007-04-06 15:22:29 | *硝子類
その日は珍しく、ジジババと観光に出たので
ちょっとしたスキを見つけても2箇所の浜しか寄れなくて、
浜を歩いた時間は・・・正味20分ぐらいだったかなー。

で、拾ったのはインク壜。


2箇所で20分。インク壜2本。

時給良すぎ??
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鳥井さんのビン。

2007-03-19 18:17:05 | *硝子類


岩と石だらけ~!っていう浜に ゴロリと転がっていたこのビン。
実は拾ってくる2週間前にもこのビンが転がっていたんだけど
なんかシャレてるし イマドキっぽい。
なーんて思ってそのまま放置ingだったんだよね。
でもそれが未だに転がってて、あ”-、もうっ!なんかきになるっ!
って持ち帰ったんだ。

で おジジがきれいにクリーニングして、調べてくれた・・・

       

このビンに陽刻されている「Torys」という文字が、サントリーの
販売しているトリスウイスキーのロゴと合致。
さらに突き詰めていくと、サントリーは1963年(昭和38年)に
社名変更をしてサントリーになったが、その前は「寿屋」(コトブキヤ)
だったんだって。(知らんかった~!)
このビンにも、実は下の方にKOTOBUKIYAのロゴがあるんだ。

トリスブランドが産声を上げたのが大正8年。
その後ウイスキー販売が軌道に乗るまでの間、
大正末期から昭和初期にかけて、トリスソースやトリスコショウ、
トリスカレー、なんていう調味料類などを販売していたんだって。 
残念ながらこのビンがどれに該当するのかは
わからないけど、この頃販売されていた商品のうちの
どれかに使われていたビンってとこまではわかったよ~。

う~ん・・・あなどれないなぁ~、ビンって!(汗

ちなみに、トリスウイスキー自体は戦後本格的に量産されて行き、
今でも販売されてるけど その語源はサントリーの創業者
「鳥井 真治郎」氏の苗字から、
鳥井の=鳥井'S(トリイズ)からトリス(Torys)と命名されたのだそう。
それが後にSUNと鳥井でサントリーの社名になったことは
上記の名づけ方からしても想像付きますね(^^)

ビンのルーツをたどるのって なんだかとても楽しいですね♪
私が生まれる前からあった会社の歴史をも知る事ができるんだもの☆
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きれいなもの。

2007-03-12 20:31:24 | *硝子類
これ、前に拾ったビン。
コルク栓式のビンで、気泡タップリ。出来悪すぎ!笑
歪みもすごいんだ~(笑

口の部分が欠けちゃってて 惜しい事この上なし。

でも、こんなきれいなビンも拾えるんだ!?
って、すごく期待してたんだよね(^^)

先日。
砂地の上にゴロっと転がったソレを発見したの。

上のものより少し色が濃い感じ。
でも気泡や質感は同じだな~(^^)
クチの部分はこうなっていました。

ビン底はこんな感じ。

高さ19cmで厚さは2cmってとこかな。
内容量が気になったので調べてみたら
くちきりいっぱい入れても90mlしか入らなかったー。
実際はフタの栓より下回るはずだから
70mlぐらいしか入っていなかったんだろうね。
飲料だったら一口分だわ。

酒類か調味料類の入れ物だったのかな~・・・。
何しろ歪んでるからすわりが悪くて、とてもじゃないけど
立てて置けないよ~。 パタっと倒れて割れそうなんだもん!!
ヒィィィーーー!汗

でもこれ・・・薄べったくてね(^^)
色や形がチョーきれいだよ!!今一番気に入ってるかも♡

おまけ画像♪
厚み表現のため娘に持ってもらったのと 猫に見せびらかしてるとこ。笑


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ジジの爺。

2007-03-09 11:49:23 | *硝子類
まずはこのジジが拾ったビン底をご覧下さい・・・



なんかおかしい。
何がおかしいんだろう?

あれっ?これ・・・マークの向きが・・・

そうなんです。これ、花王のマークの「月」なのです。
私は最初、なんだよこれ、向きが逆じゃんか。花王の類似品かぁ?
と思って 興味ないモード全開だったのですが

ジジが いや、これは絶対怪しい!!と言って自分で調べてたんだよね。
見やすいように紙に書いてみたんだけど・・・
なんとコイツ、爺だよ!!!!滝汗

・・・で、花王のサイトで調べてみたら
このマークもちゃんと存在していて これはどうやら
4代目で、大正14~昭和18年に使用されていたマークなんだって!
うへぇ~(汗 大正かよ~っ(汗

ちなみに、花王のマークは現在9代目で 
1985年(昭和60年~)から現在に至るまで使用されている。
一代目は1890年(明治23年)に生まれたらしい。

ジジが連れて来たジジイ(爺)もコワイんだけどさ~
一代目、二代目のマークも実にコワイ!
エクソプラズマが出とるーーーッ!?ギャー!!ガクブル。
三代目に至っては何か文句がありそうな雰囲気だし・・・(=_=)

コワイもの見たさでウズウズする人は
花王のサイトへ・・・行ってらっしゃーい♡

・・・しっかしジジの勘・・・
いや・・・爺=ジジで何か通ずるものがあったのだろうか・・・謎。
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